国内外の認知症課題の解決を目指す東北大学発AIベンチャーのCogSmart、株式投資型クラウドファンディング目標金額に到達

~ 本日4日(火)21時より、最終となる第3回事業説明会を開催~

株式会社CogSmart

国内外の認知症課題の解決のため、“海馬を育てる”日本発ソリューションを展開する株式会社CogSmart(本社:東京都中央区、代表取締役:樋口 彰、瀧 靖之、以下「CogSmart」)は、10月23日から株式投資型クラウドファンディングを開始し、多くの皆様からの応援を頂きまして、目標金額に到達しました。

さらに多くの方からの応援をいただくため、11月6日(木)21時まで募集を継続します。

本日4日(火)21時から開催される第3回事業説明会ご参加のお申込み)では、今後の更なる展開について詳しくご説明いたします。

日本発 ― 海外と日本をつなぐ事業展開

CogSmartは、東北大学を軸に培った認知症研究・AI技術をもとに国内での事業展開を進めつつ、政府プロジェクトであるAMED事業を起爆剤として認知症予防事業モデルが海外でも通用することを示していくことで、国内外の認知症課題を解決し、日本社会への還元、そして人と地域の“より良い未来”を形にしていきます。

海外展開 - AMED事業採択、超高齢社会の先進国たる日本の技術で世界の認知症課題に挑む

2025年7月に採択されたAMED事業(※1)では、香港・広東省を含む中国大湾区における病院や高齢者ケア施設におけるBrainUpアプリ(後述)の実証事業を進めております。これを足掛かりに、高齢化が加速する香港・広東省での各種インフラや連携パートナーを活用した事業化を目指し、将来的に中国本土・アジアほか海外への事業展開を拡大して参ります。
また、2025年10月31日開催の「Japan–Hong Kong Innovation Technology Symposium」(主催:在香港日本国総領事館など)(※2)に、AI技術の国際展開や日本・香港との相互連携をテーマとしたパネルディスカッションに代表の樋口が登壇。アライアンス・フォーラム財団 原丈人会長やAI研究で著名な東京大学 松尾豊教授、香港政府の要人、香港大学の著名教授らも登壇し、大きな注目を集めました。

(パネルディスカッション:代表の樋口は右から二番目)

(※1)令和7年度 「介護テクノロジー社会実装のためのエビデンス構築事業【海外展開】」の採択課題について。AMED(日本医療研究開発機構)は、医療分野の研究開発及びその環境整備の中核的な役割を担う内閣府・厚生労働省等所管の国立研究開発法人。

(※2)Japan-Hong Kong Innovation and Technology Forum Ushers in a New Chapter for Bilateral Innovation and Technology Collaboration | Media OutReach Newswire APACなど

国内展開 - 自治体と協働した「地域発の健康イノベーションモデル」を、東京都から日本全国へ

CogSmartは、東京都「多摩リーディングプロジェクト」の2024年度採択企業として、野村不動産ライフ&スポーツ社の運営するスポーツクラブ「メガロス」、NTTドコモビジネス社と共に、三鷹市を中心とした地域実証事業を実施しました。本事業では、BrainUpアプリを活用した認知症・フレイル予防の有効性を検証し、その成果を2025年9月に三鷹市での事業報告会にて発表しました(東京・三鷹市で事業報告会 | 朝日新聞)。

2025年度は同プロジェクトの第2期として、立川市や八王子市を新たに巻き込み、地域横断的な認知症・介護予防まちづくりのモデル構築を進めています。こうした取り組みの広がりを背景に、多摩地域の各自治体での地域連携をさらに深化させるとともに、別途、東京都23区での新たなプロジェクトを展開していきます。

東京都にとどまらず、2025年11月には広島市では市民公開講座(主催:広島市西区医師会・広島市西区役所等)にも登壇し、医療・行政・地域が協働して介護予防に取り組む新しい仕組みを紹介します。

このように、CogSmartは東京都多摩地域でも強化したエビデンスとネットワークを活かし、行政・企業・市民が一体となって取り組む「地域発の健康イノベーションモデル」を日本全国へと広げていくことを目指しています。


第3回事業説明会 開催決定

CogSmartは、更なる事業加速のため、10月23日から株式投資型クラウドファンディングを開始しました。今後の更なる展開について、最終となる第3回事業説明会にて、詳しくご説明いたします。

第3回事業説明会概要

日時 :2025年11月4日(火)21:00〜22:00

形式 :オンライン開催(無料)

登壇者:株式会社CogSmart

     代表取締役CEO樋口 彰

     代表取締役CSO 瀧 靖之

内容 :「研究成果を、社会に届けたい」

―その純粋な想いは、どのようにしてCogSmartという事業につながったのか。CogSmartの事業説明に加えて、事業の原点やこれまでの挑戦、そして創り上げたい未来について語ります。

ご参加のお申込みはこちら

 代表メッセージ

私たちは、スタートアップが牽引役となり、地域に根差す企業や団体を巻き込みながら事業化を進め、地方自治体が直面する認知症課題を解決することで、市民・地域社会・企業の三者が共に活性化し、発展するエコシステムが理想だと考えています。香港や米国においてもこの考え方についての支持や共感を得て参りました。
CogSmartは、エコシステムの“ハブ”として多様なパートナーと共創しながら、産業と地域の両方を活性化し、日本から世界へと新しい介護・ヘルスケアの事業モデルを広げていきます。


CogSmartのサービス

【知る】AIで海馬の健康を可視化する「BrainSuite(ブレイン・スイート)」事業

記憶をつかさどる「海馬」の大きさを測るMRI検査BrainSuiteは、頭部MRI検査とAI解析を組み合わせ、従来の脳ドックでは見過ごされがちだった認知症の早期リスクが、同世代の平均と比較する形で客観的に把握できるようになります。

【改善】行動変容を促し"海馬を育てる" 「BrainUp(ブレイン・アップ)」事業

CogSmartは、「脳の健康を通じて人と地域を元気にする」を理念に掲げ、AIとデジタルヘルスを融合したアプリBrainUpを開発しました。海馬は生活習慣の改善によって“育つ”ことが分かっています。BrainUpは、その海馬の特性に着目し、科学的知見を日常生活の中で実践・無理なく継続できるようCogSmart が開発したアプリです。

株式投資型クラウドファンディング募集概要

イークラウド社・株式投資型クラウドファンディング第57号案件

募集予定期間:2025年10月23日(木)~2025年11月6日(木)

目標募集額:10,000,000円(上限募集額:80,000,000円)

募集ページ:https://ecrowd.co.jp/projects/57

※本報道発表文は、大和証券グループ提携のイークラウド株式会社にご協力頂き、CogSmartが特定投資家・個人投資家様向けの株式投資型クラウドファンディングを実施することを一般に公表するための文書であり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。

株式投資型クラウドファンディングとは

「株式投資型クラウドファンディング」は、非上場企業が株式等の発行により、インターネットを通じて多くの人から少額ずつ資金を集められる仕組みで、2015年の金融商品取引法改正・施行に伴って可能となった資金調達手段です。これまで個人が非上場のスタートアップに投資できる機会は極めて限定的でしたが、「株式投資型クラウドファンディング」を活用することで、スタートアップ投資のハードルが低減されました。

株式会社CogSmart(コグスマート) 会社概要

設立:2019年10月

代表者:代表取締役 社長 樋口 彰[※1]、代表取締役 最高科学責任者 瀧 靖之[※2]

本社:東京都中央区日本橋本町三丁目8番5号

[※1] ⽇本法弁護⼠・英国法弁護⼠(Solicitor in England and Wales)/東北⼤学加齢医学研究所 分野研究員

[※2] 東北⼤学加齢医学研究所 教授 医師・医学博士/東北⼤学スマート・エイジング学際重点研究センター センター⻑

すべての画像


会社概要

株式会社CogSmart

15フォロワー

RSS
URL
https://www.cogsmartglobal.com/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都中央区日本橋本町3丁目8−5 日本橋ライフサイエンスビル5 701号室
電話番号
03-6272-8000
代表者名
樋口彰
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年10月