当社グループを含む共同研究体の水処理技術が、国土交通省「令和5年度下水道革新的技術実証事業」に採択
下水処理施設の新たな省エネ技術として、温室効果ガス削減効果を実証
三菱ケミカルグループ(以下「当社グループ」)は、三菱ケミカル株式会社・株式会社クボタ・東京農工大学の共同研究体が提案した下水処理技術が、国土交通省「令和5年度下水道革新的技術実証事業」(B-DASHプロジェクト)に採択されたことをお知らせします。
採択された「膜曝気型バイオフィルム法(MABR)を用いた排水処理の省エネ、N2O発生抑制技術に関する調査事業」では、実証レベルはフィージビリティスタディ(導入可能性調査)として、以下の取り組みを行います。
・ ガス透過膜を用いた膜曝気型バイオフィルム法(MABR)による下水道水処理システムの省エネ化およびN2O抑制効果の実証・確認
・ 実証プラントでのMABRの能力の確認、既存設備の改築更新に適用した場合のCO2削減効果および普及可能性を評価
MABR(Membrane Aerated Biofilm Reactor)とは、ガス透過膜表面にバイオフィルムを形成させ、膜を介してバイオフィルムに酸素を直接供給する技術です。この技術には、ガス透過性とバイオフィルム形成能の両方に優れた当社グループ独自のガス透過膜が使用されています。
当社グループはこれからも高付加価値な機能商品を供給するとともに、温室効果ガスの削減にも取り組むことで、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。
【本技術の概要】
B-DASHプロジェクト(Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project)とは、平成23 年度より国土交通省が実施している実証事業です。下水道分野における新技術の研究開発および実用化を加速することにより、下水道事業における低炭素・循環型社会の構築やライフサイクルコスト縮減、浸水対策、老朽化対策等を実現し、併せて、日本企業による水ビジネスの海外展開を支援するために運営されています。
・ ガス透過膜を用いた膜曝気型バイオフィルム法(MABR)による下水道水処理システムの省エネ化およびN2O抑制効果の実証・確認
・ 実証プラントでのMABRの能力の確認、既存設備の改築更新に適用した場合のCO2削減効果および普及可能性を評価
MABR(Membrane Aerated Biofilm Reactor)とは、ガス透過膜表面にバイオフィルムを形成させ、膜を介してバイオフィルムに酸素を直接供給する技術です。この技術には、ガス透過性とバイオフィルム形成能の両方に優れた当社グループ独自のガス透過膜が使用されています。
当社グループはこれからも高付加価値な機能商品を供給するとともに、温室効果ガスの削減にも取り組むことで、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。
【本技術の概要】
【ご参考】
B-DASHプロジェクト(Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project)とは、平成23 年度より国土交通省が実施している実証事業です。下水道分野における新技術の研究開発および実用化を加速することにより、下水道事業における低炭素・循環型社会の構築やライフサイクルコスト縮減、浸水対策、老朽化対策等を実現し、併せて、日本企業による水ビジネスの海外展開を支援するために運営されています。
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