再エネ活用に欠かせない“蓄電池事業”を支援する新ファンドを公開
CAPIMA「系統用蓄電池プロジェクト 担保付ローンファンド#1」募集開始
貸付型クラウドファンディングプラットフォーム「CAPIMA(キャピマ)」を運営するアバンダンティアキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:舩越 亮)は、新しいファンド『系統用蓄電池プロジェクト 担保付ローンファンド#1』の募集を2025年6月23日(月)19時より開始いたします。
本ファンドでは、貸付先に資金を供給することで、再生可能エネルギーの拡大や電力系統の安定、ひいては日本における脱炭素社会の実現を支援します。

◾️系統用蓄電池の重要性と役割
系統用蓄電池とは、電力系統(送配電網)に直接接続され、電力の需給バランスを調整するために設置される大規模な蓄電システムです。再エネの不安定な出力を補い、系統の安定運用を支える「調整力」として注目されています。
政府は「第7次エネルギー基本計画」にて、2040年までに再エネ比率を4~5割に拡大する方針を掲げていますが、太陽光や風力といった変動電源の普及に伴い、調整力の確保が急務となっています。従来は火力発電が担っていた役割を、今後は脱炭素を背景に蓄電池へと移行していく必要があります。
この流れを受け、経済産業省は蓄電池を「再エネ主力化の基盤」として位置づけ、2030年までに24GWh以上の導入を目指す「蓄電池産業戦略」を策定。設備投資への補助や市場参入支援が進められています。
また、容量市場や需給調整市場の整備により、蓄電池が市場参加によって収益を得る仕組みも整いつつあります。高速応答性を活かせるリチウムイオン電池などが有利に働く環境が整備されています。
蓄電池は今後、発電所・変電所に並ぶ「次世代インフラ」としての役割を担う存在へと進化していくでしょう。
本ファンドは、こうした社会的背景を踏まえ、系統用蓄電池プロジェクトに必要な資金を供給することで、再エネ普及や電力安定化、そして脱炭素社会の実現に貢献します。
◾️本プロジェクトの資金使途と返済スキームについて
本ファンドの資金は、宮崎県高鍋町における系統用蓄電池の設置に必要な費用(借地料、送電網との接続工事費、蓄電池の購入・設置費用の一部)に充てられます。対象地は既に設置の準備が整った状態であり(造成工事完了)、九州電力からの接続許可も取得済みです。
一定の工事進捗後には、貸付先が金融機関から別途融資を受け、その資金で本ファンドへの返済が行われる予定です。なお、金融機関からはすでに借入に関する内諾を得ています。
本ファンドは、蓄電池施設の売却益で返済を行う不特法クラウドファンディング事業者が募集するスキームとは異なり、施設の完成を待たずに返済される仕組みです。また、貸付契約は「リコースローン(遡及型融資)」のため、万が一の場合には担保処分に加え、貸付先のその他資産にも返済を訴求できる仕組みとなっています。
◾️貸付先(株式会社ヨシカワ)について
貸付先の株式会社ヨシカワ(宮崎県宮崎市)は、以下3つの事業をメインに展開している企業です。
① 再生可能エネルギー関連事業
太陽光発電を中心とした売電事業や発電設備の工事・メンテナンスを行っており、近年は営農型(ソーラーシェアリング)や、今回のような系統用蓄電池プロジェクトにも進出しています。
② 飲食事業
鶏もも炭火焼専門店『嵐坊』を九州を中心に13店舗展開。2024年8月にはインドネシア・バリにも進出。商品の通販も行っています。
③ コンテナ事業
コンテナの販売や改装、コンテナハウスの企画・施工を手がけ、CAPIMAを通じた資金調達により、鹿児島県馬毛島の基地建設や能登半島地震の復旧支援向けに宿泊用コンテナを供給しています。
※企業サイト:https://yoshikawa.group/
◾️本ファンド案件概要
名称:系統用蓄電池プロジェクト 担保付ローンファンド#1
募集額:1億円
予定運用期間:12ヶ月
予定年利回り:8%
担保:発電施設 / 売電債権
※ 担保となる電力会社への売電債権額に占める本ファンドの募集額の割合(LTV=Loan To Value Ratio)は65.1%です
募集開始日:2025年6月23日 19:00
募集終了日:2025年7月4日 24:00*
最低投資金額:10,000円(1口)
*募集期間内であっても募集額に達した場合は、その時点で受付を終了させていただきます
◾️特別優待
一定金額以上の投資が確定した投資家の方(特別優待希望者)には、条件に応じて特別優待品をお届けします。詳細は以下の通りです。
■ もれなくもらえる!投資金額に応じた優待
【優待①|30万円以上(30口以上)ご投資の方】※全員
・ 宮崎嵐坊 鶏モモ炭火焼(220g × 4パック)
【優待②|60万円以上(60口以上)ご投資の方】※全員
・宮崎嵐坊 鶏モモ炭火焼(220g × 10パック)
※優待は「上位の特典のみ」が適用されます。
(例:60万円ご投資の方は【優待②】のみが対象となり、【優待①】は付きません)
■ 抽選で当たる!追加の高額優待
【優待③|100万円以上(100口以上)ご投資の方】※抽選(20名様)
・宮崎牛 400g+しもふり亭のタレ(1本)
※【優待②】に加えて、抽選で【優待③】が当たるチャンスがあります。
■ 対象者全員にプレゼント!プレミアム優待
【優待④|300万円以上(300口以上)ご投資の方】※全員
・宮崎牛 400g+しもふり亭のタレ(1本)
・貸付先が運営するホテル「1NLDK HOTEL」の宿泊無料券(1泊分)
※【優待②】に加えて、上記内容をご提供します。
※ご宿泊対象ホテル:1NLDK AOSHIMA、1NLDK HYUGA
※宿泊可能期間には制限がございます。詳細は別途ご案内いたします。
◾️本ファンドへのコメント
これまでCAPIMAでは再エネ関連ファンドとして、太陽光、小型風力、小水力の案件を手掛けてきましたが、今回は初めて蓄電池に関わるファンドとなります。
近年、蓄電池関連の投資案件は多く見られるようになってきておりますが、そのほとんどが蓄電池施設の完成・売却をもって償還とするスキームで、開発リスクに大きく影響されるものとなっております。
前述の通り、本案件では蓄電池施設の完成を待たずに返済される仕組みとすることにより、より早期に、よりリスクを限定したファンド設計を実現しました。
私たちは、CAPIMAを通じて、地域課題の解決や脱炭素社会の実現など社会的意義のある事業に取り組む企業への資金循環を後押ししています。今後も、個人投資家の皆さまが安心して参加でき、より良い社会の実現に繋がるような質の高いファンドを拡充して参ります。
(アバンダンティアキャピタル株式会社 代表取締役 舩越 亮/清水 基嗣)
【CAPIMAの実績】
CAPIMAでは、これまで59件(累計調達額約33億円)のファンドを提供してきました。そのうち31件が既に元本毀損なく償還となっており、ファンドに投資したお客様への利益の分配も正常に実施されております。
また直近公開した「【短期:6ヶ月】長期賃料固定 住宅型有料老人ホーム 不動産担保ファンド#6」「地方創生 宿泊施設リノベーション 不動産担保ローンファンド#2」では、募集開始から1時間以内に目標金額を達成しています。社会的意義の高さやリターン内容など、投資家の皆様からの高い信頼や興味・関心をいただいた結果だと受け止めております。
今後もCAPIMAでは、安心して投資できるような商品・仕組みや質の高い案件を増やし、一般の方でも資本市場へのアクセスを可能にする世界を目指していきます。
【CAPIMA(キャピマ)について】
CAPIMAとは、伝統ある金融機関で実績を持つメンバーが、金融商品を厳選して提供する貸付(融資)型クラウドファンディングプラットフォームです。機関投資家などプロ投資家にのみ販売されてきたファンド案件を直接購入できるため、一般的な不動産案件に限らず、社会的意義の高い案件や成長企業、海外事業を展開する企業への短期資金投資案件など、個人投資家のニーズに合わせて分野を絞らず幅広い投資が可能です。
【キャピメディア(Capimedia)について】
貸付型クラウドファンディングプラットフォームのCAPIMA(キャピマ)が運営するオウンドメディア。みなさまが少しでも安心して資産形成を進められるよう、カンタンでミになるような発信をしています!
【アバンダンティアキャピタル株式会社について】
『資本市場に風穴を開け 投資の民主化を実現する』をビジョンに掲げ、資産運用に悩んでいる多くの方々に資本市場への門戸を開くべく、一般の方でも資本市場へのアクセスを可能にする世界を目指しています。
会社名:アバンダンティアキャピタル株式会社(https://abundantia-capital.com/)
所在地:東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル
代表者:舩越 亮
設 立:2019年9月20日
資本金:69,000,000円
第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3347号
加入協会:一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
【免責事項等】
当プレスリリースは、CAPIMAにおけるサービスのリリース情報を公表するための文書であり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。CAPIMAで取り扱うファンドは、元本が保証されているものではなく、欠損が生じる可能性があります。実際の投資に際しては、CAPIMA記載の注意事項・リスク、匿名組合契約約款、締結前交付書面等をご確認のうえ、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
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