FC今治高校 里山校と米・スタンフォード大学が連携 四国で初めて国際教育プログラムSPICEを導入
市内の公立高校生へも受講機会を提供、小笹芳央氏の支援で実現
サッカー元日本代表監督で社会起業家の岡田武史が学園長を務め、次世代リーダーの育成を目指す「FC今治高等学校 里山校」(運営:学校法人 今治明徳学園、理事長:村上康)は、米・スタンフォード大学のオンライン国際異文化教育プログラム「SPICE※」と連携し、本学向けにアレンジしたプログラム『Stanford e-FC Imabari』を導入いたします。四国における「SPICE※」の導入は初めてとなります。
■プログラム実施の背景
FC今治高校 里山校は、大きく変わりつつあるこれからの社会を生きていくために、ロールモデルがない中でも主体性を持って困難に立ち向かい、仲間と共に社会を変えていくキャプテンシップを持ったリーダー「ヒストリック・キャプテン」を育てる学校です。
その一環として、今治市で学びながらも国際的な感覚やコミュニケーション力を養うことを目指し、米・スタンフォード大学と連携。同大が展開するオンライン国際異文化教育プログラム「SPICE※」を本学向けにアレンジしたプログラム『Stanford e-FC Imabari』を授業に導入いたします。
また地域の学校と共に次世代の人財育成に取り組むことを目指し、今治市内の公立高校の生徒も参加できるよう、受講機会を提供いたします。
今治市で学ぶ高校生達がともに試行錯誤を重ねながら課題研究へ取り組むことで、学校の垣根を超えた仲間を得てコミュニティを築き、地域社会や国際社会の持続的な発展へ貢献することを目指します。
※SPICEについて
正式名称は「Stanford Program on International and Cross-Cultural Education(SPICE)」スタンフォード大学国際研究所FSIの部局。1976年の開設以来、初等教育から高等教育までのカリキュラム開発、教員の専門性開発、遠隔学習コースの開発を行い、海外の自治体や教育機関との連携のもとオンラインプログラムを提供しています。日本国内では全国の高校生を対象としたStanford e-Japan、Stanford e-Entrepreneurship Japanや自治体・教育機関との連携プログラムなど多数の実績があります。
SPICEウェブサイト:https://spice.fsi.stanford.edu/
■『Stanford e-FC Imabari』の概要
実施期間: 2024年夏休み明け時期から、1.5時間/回×10回を予定。課外時間を使用想定。
受講形態:オンライン
受講枠 :30名(FCI:20名、市内公立高校:10名)
授業内容:3つのテーマ(①共助のコミュニティづくり、②アントレプレナーシップ、③DE&I)について英語で学び議論し、グループで課題研究に取り組む。
講師 :スタンフォード大学の教授をはじめ各分野の最前線で活躍する実務者など、幅広い専門家が講師を担当。
備考 :
・基本的に英語で実施し、日英話者(ヒストリック・キャプテンシップ養成講座講師 原ゆかり氏他)がプログラム全体を通じて参加者をサポート。「一歩踏み出して挑戦してみたい」という学生が参加しやすい環境を整備します。
・プログラムを修了すると、SPICEから修了証明書が授与されます。
・プログラム詳細や募集要項については決まり次第、各校経由でご案内いたします。
■小笹芳央氏の支援を受けて実現
本プログラムは、株式会社リンクアンドモチベーション創業者であり代表取締役会長の小笹芳央氏からのご寄付をいただき実現いたしました。
私は、資源の乏しい我が国において、最大最強の資源は人材であると確信しています。
そこで岡田さんから本プログラム「SPICE」をご紹介頂いた際には、即断即決で支援を決めました。
一人でも多くの人材が「SPICE」との出会いによって、自立的で主体的な人生を歩めることを切に願っています。
■ゲイリー・ムカイ氏による市内中高生へ向けた記念講座を実施
去る3月11日には、ゲイリー・ムカイ氏による市内中高生へ向けた講演・交流会を、FC今治高校 里山校で開催しました。会には、市内の中学・高校に通う生徒や教員およそ30名が現地とオンラインで参加し、英語で講座を受講。ゲイリー氏との対話や交流を楽しみました。
参加者からは「英語が好きなので、触れられる機会があって嬉しい」「SPICEの講座が楽しみ」といった声が聞かれました。
■FC今治高校 里山校とは
FCIは、主体的に動き、自分で考え、仲間と共に助け合える新時代のキャプテンの育成を目指す学校として、2024年4月に開校しました。社会のなかで多様な仲間と学びあう新しい学びの仕組みを整え、実学・実践を重視した独自のカリキュラムを展開します。
●午前中は座学、午後には校外で探究する実践重視の時間割
●夢中になれるテーマが見つかる、多様なカリキュラムパートナーとの実践的な学び
●単位数を最適化して自学できる時間を確保し、生徒の主体性を尊重したカリキュラム設計
●問いに向かう姿勢や思考力の評価を重視するため、定期テストや入試の学科試験を廃止
●寮生活で仲間と学び、3年次からは地域に飛び出して社会の一員として生活する
学校名:学校法人今治明徳学園 FC今治高等学校 里山校
住所 :〒794-0081 愛媛県今治市阿方甲287番地
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- 学校・大学学習塾・予備校・通信教育
- ダウンロード