【地域別にみる葬儀の意思決定】茨城では4割超が“情報収集せず”に紹介だけで葬儀社を決定
大阪は家族葬が主流、愛知は費用が全国トップ、茨城は地域の信頼重視|調査で見えた地域ごとの特色
株式会社ディライト(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役:高橋 亮)は、喪主を経験し、葬儀を実施したことがある方を対象に、「葬儀社を選ぶ際に重視するポイント」に関する調査を実施しました。
前回の調査で、東京都内での葬儀の実態について差があることが明らかになりました。
では、全国で見た場合、地域による葬儀社選びの基準、さらには葬儀費用や形式には、どのような差があるのでしょうか。
そこで今回、葬儀サービスを提供する株式会社ディライト(https://soogi.jp)は、喪主を経験し、葬儀を実施したことがある方(※居住地を①~④に区分)を対象に、「葬儀社を選ぶ際に重視するポイント」に関する調査を実施しました。
※居住地区分
①大阪府(関西)
②愛知県(中部)
③茨城県(北関東)
④福岡県(九州)
記事の続きは下記サイトでご紹介しております。
<葬儀社を選ぶ際に重視するポイントに関する調査トピックス>
・葬儀社を比較・検討する際の重視ポイントは「費用の明確さ」がトップ
・大阪府や愛知県などの都市部では地方と比較し、「立地やアクセスの良さ」を重視する傾向が高い
・葬儀の情報収集は「公式ホームページ」が高い一方で、茨城県では「紹介された葬儀社に依頼したので情報収集していない」が最多に
・葬儀社選択の決め手は「立地やアクセスが良かったから」が多いものの、茨城県では「地域での実績や知名度があったから」が1位
・葬儀形式は大阪府のみ、家族葬の割合が一般葬を上回る
・愛知県がどの地域よりも高い費用感
・予算との乖離に関しては、愛知県が最も「上回った」と感じる方が多い傾向に
全国的に半数以上が「費用の明確さ」を重視
はじめに、「葬儀社を比較・検討する際、重視した点は何ですか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
【大阪府】
・『費用の明確さ(59.9%)』
・『立地やアクセスの良さ(41.3%)』
・『費用の安さ(35.0%)』
【愛知県】
・『費用の明確さ(51.6%)』
・『立地やアクセスの良さ(39.8%)』
・『費用の安さ(35.9%)』
・『スタッフの対応や信頼感(35.9%)』
【茨城県】
・『費用の明確さ(52.4%)』
・『費用の安さ(37.7%)』
・『スタッフの対応や信頼感(34.5%)』
【福岡県】
・『費用の明確さ(52.0%)』
・『費用の安さ(40.1%)』
・『スタッフの対応や信頼感(38.9%)』
葬儀社の選定において『費用の明確さ』が最多になり、どの地域も半数以上の方が回答しています。前回の東京23区の調査でも最多だった結果もふまえ、全国的に共通した重視する点であることがわかりました。
大阪府・愛知県では次に『立地やアクセスの良さ』が多い一方で、茨城県や福岡県では上位に入っておらず、『費用の安さ』がより重視されているようです。都市部では公共交通機関が発達しているため、斎場の立地が参列者の利便性に大きく影響しやすいと考えられます。自家用車での移動が多い地方では、費用面のほうが判断軸となりやすいのではないでしょうか。
次に、葬儀社の情報収集に使用した媒体についてうかがいました。
「葬儀社の情報を収集する際に使用した媒体は何ですか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
【大阪府】
・『葬儀社の公式ホームページ(41.3%)』
・『紹介された葬儀社に依頼したので情報収集していない(31.9%)』
・『葬儀社の比較サイトやポータルサイト(23.0%)』
【愛知県】
・『葬儀社の公式ホームページ(34.0%)』
・『紹介された葬儀社に依頼したので情報収集していない(27.7%)』
・『地域の情報誌や新聞(21.9%)』
【茨城県】
・『紹介された葬儀社に依頼したので情報収集していない(40.1%)』
・『葬儀社の公式ホームページ(29.0%)』
・『地域の情報誌や新聞(19.8%)』
【福岡県】
・『葬儀社の公式ホームページ(37.7%)』
・『紹介された葬儀社に依頼したので情報収集していない(29.0%)』
・『葬儀社の比較サイトやポータルサイト(21.0%)』
『葬儀社の公式ホームページ』が最も多い中で、唯一茨城県では「紹介された葬儀社」を選んだ割合が上回る結果となりました。他の地域よりも紹介元から直接依頼するケースが多く、『地域での実績や知名度』が選定基準として他地域よりも高い割合を占めているように地域での認知度や信頼が葬儀社選びに大きく影響する地域性があると考えられます。
大阪府や福岡県では公式ホームページに加え、比較サイトの活用率も高く、オンラインで情報を収集する傾向が強いことが示されました。一方、愛知県ではこれら2地域に比べ、情報誌や新聞、チラシといった紙媒体の利用が目立ちます。愛知県では紹介に頼らず自ら情報収集を行う姿勢が見られる一方で、その手段としてオフラインの媒体が多く利用されていることが特徴的です。
大阪・愛知では半数以上が亡くなる前に情報収集を開始
葬儀の情報収集の傾向が明らかになりましたが、開始時期はエリアによって異なるのでしょうか。
「葬儀について調べ始めたタイミングと、葬儀社を決定したタイミングはいつですか? 」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
大阪府、愛知県では半数以上が故人が亡くなる前に葬儀についての情報収集を開始していることが明らかになりました。一方で茨城県では『故人が亡くなった後』の割合が約6割と最も高く、前問で明らかになった、紹介の葬儀社に決める割合が高いことも関係している様子がうかがえる結果になりました。
葬儀社を決定したタイミングについても、茨城県は『故人が亡くなった後』と回答した割合は最も高いものの、全エリアでも6割以上を占めており、実際の葬儀社決定においては地域ごとの大きな差はないようです。
最終決定は「公式ホームページ」が多いものの、茨城県は紹介された葬儀社一択という割合が高いことが判明
「最終的に何を見て葬儀社に問合せや依頼を決めましたか?」と質問したところ、大阪府・愛知県・茨城県・福岡県で以下のような回答結果になりました。
【大阪府】
・『葬儀社の公式ホームページ(28.0%)』
・『紹介元から知らされた電話番号にすぐ電話をした(24.9%)』
・『病院や介護施設から提供された資料や紹介カード(12.1%)』
【愛知県】
・『葬儀社の公式ホームページ(24.6%)』
・『紹介元から知らされた電話番号にすぐ電話をした(21.5%)』
・『病院や介護施設から提供された資料や紹介カード(13.7%)』
【茨城県】
・『紹介元から知らされた電話番号にすぐ電話をした(30.2%)』
・『葬儀社の公式ホームページ(21.0%)』
・『病院や介護施設から提供された資料や紹介カード(12.3%)』
【福岡県】
・『葬儀社の公式ホームページ(28.2%)』
・『紹介元から知らされた電話番号にすぐ電話をした(20.6%)』
・『病院や介護施設から提供された資料や紹介カード(11.1%)』
・『取り寄せた資料やパンフレット(11.1%)』
大阪府、愛知県、福岡県では『葬儀社の公式ホームページ』が最多ですが、茨城県では『紹介元から知らされた電話番号にすぐ電話をした』が最多となり、前の設問で明らかとなった情報収集をしていない方が多いという地域の特徴が紐づいた結果が見られました。
葬儀社の決め手は「立地やアクセス」。茨城県「実績や知名度」を重視する人が最多
さらに、「葬儀社を選んだ際の決め手はなんでしたか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
【大阪府】
・『立地やアクセスが良かったから(33.5%)』
・『見積もりが明確だったから(30.0%)』
・『スタッフの対応が信頼できたから(21.0%)』
【愛知県】
・『立地やアクセスが良かったから(29.7%)』
・『見積もりが明確だったから(27.0%)』
・『地域での実績や知名度があったから(19.9%)』
【茨城県】
・『地域での実績や知名度があったから(25.4%)』
・『立地やアクセスが良かったから(23.4%)』
・『見積もりが明確だったから(23.4%)』
・『スタッフの対応が信頼できたから(23.0%)』
【福岡県】
・『立地やアクセスが良かったから(32.5%)』
・『見積もりが明確だったから(25.0%)』
・『費用が安かったから(22.6%)』
全エリアで葬儀社選びの際に「費用の明確さ」が最重視されていましたが、最終的な決め手においては差異がみられる結果となりました。大阪府、愛知県、福岡県では立地やアクセスの良さが最多の回答となり、葬儀社の場所は最終的に決めるうえでの最優先事項となりえることが示唆されました。
また茨城県では、最多の決め手が地域での実績や知名度となり、紹介された葬儀社で決めることが多いという地域の特徴が紐づいた結果が見られました。
大阪府では家族葬の割合が半数以上
葬儀社選びにはどんな形式で実施するかも大きく関わってきますが、「葬儀はどのような形式を選択しましたか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
大阪府では家族葬の割合が一般葬を上回る結果になった一方で、茨城県、福岡県では『一般葬』の割合が最も高いという結果になりました。
大阪同様、東京都でも家族葬の割合が全体的に高く、核家族化や人間関係の希薄化、高齢化社会などの背景から都市部における家族葬の需要は高いことが示されました。
続いて「どこで葬儀を行いましたか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
【大阪府】
・『葬儀社の自社斎場(61.7%)』
・『地域の公営斎場(26.1%)』
・『自宅(4.3%)』
【愛知県】
・『葬儀社の自社斎場(77.3%)』
・『地域の公営斎場(11.9%)』
・『寺院(5.6%)』
【茨城県】
・『葬儀社の自社斎場(52.9%)』
・『地域の公営斎場(36.5%)』
・『寺院(5.3%)』
【福岡県】
・『葬儀社の自社斎場(73.1%)』
・『地域の公営斎場(13.5%)』
・『自宅(9.3%)』
すべての地域で『葬儀社の自社斎場』が最多になりました。愛知県や福岡県では他2地域と比較しても高く約7割と大半を占めました。
大阪府や茨城県で一定の割合がみられた「公営斎場」は民間の自社斎場に比べて、利用料が抑えられるケースが多く、費用を重視する層にとって魅力的な選択肢となります。
愛知県の葬儀費用が高額の傾向に
また、「葬儀費用の予算と実際の費用を教えてください」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
愛知県では唯一、他地域よりも高い予算で『100万円〜150万円未満』が最多となり、実際の費用でも100万円以上と回答した方が6割以上と、葬儀に対し他地域より高い費用を出している地域となりました。
同じ都市部でも大阪府では家族葬が多いこともあり『50万円〜100万円未満』が多く、費用を抑えた葬儀の傾向が強いようです。
茨城県では実際にかかった費用が50万円以上のどの金額幅でも数字が上回っており、予算との乖離が大きかったと推測できます。
福岡県の予算額は10万円から150万円の範囲内で均等に分散していることが特徴です。同じ範囲内で実際の支出もほぼ予算通りに収まっていることがうかがえます。
茨城県では紹介も多く、事前の情報収集の少なさが費用面の乖離につながっている可能性も考えられます。
このような予算と実際の費用の差がみられる中、見積もりと費用の差についてどう感じているのでしょうか。
記事の続きは下記サイトでご紹介しております。
【本リリースの引用・転載時のお願い】
・クレジットと出典元のリンクを明記していただきますようお願い申し上げます。
『葬儀の口コミ』の調査によると...
リンク先<https://soogi.jp/news/1987>
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今回、「葬儀社を選ぶ際に重視するポイント」に関する調査を実施した株式会社ディライト(https://delight.co.jp)は、『葬儀の口コミ』(https://soogi.jp)を運営しています。
調査でも見られた通り地域によって葬儀事情は様々です。紹介が多い茨城県では予算との乖離が大きいという結果からも、事前に比較をしたうえで葬儀社選びをすることで、こういった事象を最小限に抑えられます。
「葬儀の口コミ」では、地域ごとに葬儀社を検索することができます。
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特に葬儀においては、事前の準備や情報収集が困難な場合が多いです。
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会社名 :株式会社ディライト
設立 :2007年10月1日
本社所在地:東京都新宿区新宿1-36-12 サンカテリーナ2F
代表者 :代表取締役 高橋 亮
資本金 :50,000,000円(2023年1月31日現在)
サービス▼
『葬儀の口コミ』:https://soogi.jp
『葬儀のウェブ担当』:https://sougi-webtan.com
『お墓の口コミ』:https://oohaka.jp
調査概要:「葬儀社を選ぶ際に重視するポイント」に関する調査
【調査期間】2025年1月15日(水)~2025年1月16日(木)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,017人
【調査対象】調査回答時に喪主を経験し、葬儀を実施したことがあると回答したモニター
【調査元】株式会社ディライト(https://soogi.jp)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
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