セイタロウデザイン山崎晴太郎がミュージック&アートフェスティバル「MEET IN TOKYO」のクリエイティブディレクターに就任。
ー山崎は当プロジェクトのアーティストしても参加し、スティーヴ・ライヒ生誕85年を記念したREICH85 “COUNTERPOINT”をはじめとしたイベントでビデオインスタレーションを発表ー
デザイン・ブランディング事業を手がける株式会社セイタロウデザイン(代表取締役:山崎晴太郎、本社:東京都目黒区)の代表・アートディレクターの山崎晴太郎は、NPO ARTSWORKS(東京都 代表理事:加藤訓子)主催のミュージック&アートフェスティバル「MEET IN TOKYO」プロジェクトのクリエイティブ・ディレクターに就任しました。
「MEET IN TOKYO」プロジェクトは、パーカッショニスト 加藤訓子とアートディレクター 山﨑晴太郎の発案でスタートし、ジャンルや国、その他のバウンダリーを一切排した形で強烈な個性が集まってフェスティバルを実施したらどういう化学反応が起こるのか、という素朴な好奇心に端を発し、世界とTOKYOを繋ぐアートプラットフォームコンセプトとして運用していく共創型プロジェクトです。世界の様々な芸術家や先端芸術との関わりをもつ加藤訓子が、現代の芸術界において最も重要かつ強烈な個性を持つアーティストをクロスジャンルで各国より選出。山崎晴太郎は、プロジェクトのクリエイティブディレクターとしてプロジェクトのコンセプトやイメージの可視化の実現と、アーティストとしての参加を兼任します。
コロナ禍の2021年、現代音楽の巨匠スティーヴ・ライヒ85歳を記念した「ライヒ85」を皮切りに、TOKYOから、世界へ向けて音楽とアートを発信していきます。
【MEET IN TOKYO|クリエイティブ概要】
■ロゴについて
ロゴデザインでは、中央の引力に引っ張られて要素が集合するイメージで、フェスティバルのコンセプトである「アート・人・エリアを繋ぐプラットフォーム(個性の集合体)」を表現しました。
文字の可読性を改行で崩し記号性を高めることで、文字それぞれの形がもつ個性の隣りあわせや関係性の違いによってロゴのシルエットが変化しアイデンティティが立ち上がります。
統一したイメージをもちながらも媒体の展開にあわせて形を使い分けていくことでイベントの自由度や柔軟性の高さ、拡張性を受け入れるロゴとなっています。
■キービジュアルについて
キービジュアルでは、「MEET IN TOKYO」で開催される第一回目のアート&ミュージックイベントとしての芸術性と、スティーヴ・ライヒの音楽の特徴として感じ取れる、シンプルな音の連続から生まれる複雑さと豊かさを、流動感のある連続した線と重なりあう文字のゆらめきで表現しました。
加えて、媒体それぞれの画面比率にあわせてダイナミックに形を変えるグラフィックの構造により、空間内に充満する音と像の関係性や、イベントの拡張性も表現しています。
また、85本のラインをベースにイベントタイトル「REICH85 COUNTERPOINT」を構成することでライヒ85周年を表しています。
■ウェブサイトについて
ウェブサイトでは、「MEET IN TOKYO」プロジェクトのコンセプトである「世界とTOKYOを繋ぐアートプラットフォーム」から、ワールドワイドなデザインと、加藤訓子さんをはじめとするアーティストの方々の世界観をイメージして、アーティスティックでありながらも洗練されたウェブサイトを目指しました。
突飛なレイアウトではなく、書体の組み合わせや組み方だけで表現できるデザインの面白さを楽しみながら、サイトの演出にもこだわって実装しています。
MEET IN TOKYO公式ウェブサイト
https://meet-in-tokyo.com
【MEET IN TOKYO|クリエイティブディレクター・アーティスト:山﨑晴太郎のコメント】
2021年は現代音楽の巨匠、スティーヴ・ライヒの生誕85年。世界中でREICHのイベントが開催される中、日本ではこの「MEET IN TOKYO」がREICH85を実施します。世界中のネットワークを駆使しながら行われるこのフェスティバルは、アーティストたちの、新たな表現への飽くなき探究心と好奇心からスタートしています。これは完成されたフェスティバルではなく、成熟した表現者たちの実験的フェスティバルです。表現を志したあの頃のように、ピュアな気持ちで一流の表現者たちが向き合った時、一体どのようなことが起きるのか、そんな挑戦的な意味を持つ取り組みです。
僕自身も参加アーティストとして音楽をテーマにした作品を発表させていただくとともに、全体のクリエイティブディレクターとして携わっていきます。
現代音楽ファンとして遠い憧れであったスティーヴ・ライヒとこのような形でご一緒できること、そんな数奇な運命に感謝をしつつ、今後「MEET IN TOKYO」が、世界中のさまざまなアーティストと一緒に、どのようなフェスティバルに育っていくのか、とても楽しみにしています。
【MEET IN TOKYO|2021年開催イベント概要】
■MEET IN TOKYO vol.1 REICH85 ”COUNTERPOINT”
ライヒ85を記念し、全盛期に作曲されたカウンターポイント全曲オリジナル版と加藤訓子のパーカッションバージョン全曲に山崎晴太郎がライヒのカウンターポイントシリーズにインスピレーションを受け創作したビデオインスタレーションを披露します。
当日の様子はライブに加え、オンライン配信予定です。(全曲ライヒ許諾・オフィシャルアレンジメント)
PROGRAM
Six Marimbas Counterpoint、Electric Counterpoint、New York Counterpoint、Vermont Counterpoint
COUNTERPOINT ORIGINAL / カウンターポイント全曲オリジナルバージョン
Music: Steve Reich | スティーヴ・ライヒ、Percussion:Kuniko Kato | 加藤訓子、Guitar:Norio Sato | 佐藤紀雄、Clarinet:Takashi Yamane | 山根孝司、Flute:Dogen Kinowaki | 木ノ脇道元、
COUNTER POINT ARRANGEMENT / カウンターポイント全曲パーカッションバージョン
Music: Steve Reich | スティーヴ・ライヒ
Percussion:Kuniko Kato | 加藤訓子
Video Installation:Seitaro Yamazaki | 山崎晴太郎
■開催日: 2021年3月31日(水)
■会場:KIWA TENNOZ
〒140-0002 東京都品川区東品川2-1-3
東京モノレール天王洲アイル駅中央口、りんかい線天王洲アイル駅B 出口から徒歩約5分
https://www.oasis-kiwa.com/access.html
■協賛:LINN・GVIDO・OTTAVA 他
■参加アーティスト:・加藤訓子(パーカッション)・佐藤紀雄(ギター)・山根孝司(クラリネット)・木ノ脇道元(フルート)・山崎晴太郎(ビデオインスタレーション)
■料金:一般:7,000円(限定32名)
■ご予約方法:teketにて販売
ステージ1 | 14:00- https://teket.jp/314/3326
ステージ2 | 18:00- https://teket.jp/314/3327
■主催:企画制作: 特定非営利活動法人 芸術文化ワークス
■助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
■協力:寺田倉庫株式会社・KIWA TENNOZ
■協賛:LINN、GVIDO、OTTAVA 他
■アーティスティックディレクター:加藤訓子
■クリエイティブデイレクター:山崎晴太郎
■美術・デザイン:セイタロウデザイン 小林 誠太、黒岩 莉沙
MEET IN TOKYO vol.2 “EUR ASIA” 「アジア~ヨーロッパへ」(仮)
■参加アーティスト:イリャン・チャン(作曲・独/韓)・ホン・ユウ(デグン)・菊池奈緒子(箏)・加藤訓子(アーティスティックディレクター、パーカッション)・キム・ウンシック(チャング)他
MEET IN TOKYO vol.3 “UPCOMING &INTL.” 「日本のヤングアーティスト+インターナショナルアーティストが集う」(仮)
■参加アーティスト:加藤訓子(パーカッション)・Nuno Aroso(パーカッション)・加藤和也(サクソフォン)・丸山里佳(ソプラノ)・inc. パーカッショニスト・山崎晴太郎(インスタレーション)他
MEET IN TOKYO vol.4 REICH85 ”PHASE” (仮)
作曲されてから50年の月日が経っても今なお新しいドラミング、ライヒの全盛期の傑作ピアノフェイズとドラミングの映像コラボレーション。
■参加アーティスト:加藤訓子(パーカッション)・須藤崇樹(映像)・山田晋平(映像)・寒河江勇志(サウンドデザイン)・山崎晴太郎(アインスタレーション)他
【山崎 晴太郎プロフィール】
株式会社セイタロウデザイン代表。横浜市出身。立教大学卒、京都芸術大学芸術修士。
企業・サービスのデザインブランディングを中心に、グラフィック、WEB、空間、プロダクトと多様なチャネルのアートディレクション・デザインワークを手がける。
2017年よりアート活動を開始。ペインティングやインスタレーションを国内外で発表。
グッドデザイン賞金賞、アジアデザイン賞、IFデザイン賞、JCD DESIGN AWARD、14th Arte Laguna Prizeなど国内外のデザイン・アート関連の受賞多数。各種団体主催のデザイン賞審査委員や省庁の有識者会議検討委員を歴任。FMヨコハマ「文化百貨店」(毎週日曜2430-2500)メインパーソナリティー。東京2020組織委員会スポーツプレゼンテーション・クリエイティブアドバイザー。
【会社概要】
社名:株式会社セイタロウデザイン(英語名称:Seitaro design, inc.)
設立:2008 年 10 月 1 日
代表取締役:山崎晴太郎
本社:東京都目黒区青葉台 3-17-9 THE WORKS ANNEX 1F
URL:https://seitaro-design.com
TEL:03-6417-4874
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