〔ストライクM&Aレポート〕12月単月は84件、金額面で1兆円に迫る!
1-12月累計は949件(+72件) 、リーマン・ショック後の最多を大幅に更新
M&A仲介の株式会社ストライク(本社 東京都千代田区、代表取締役社長 荒井邦彦)がまとめた、2022年12月のM&Aの件数(適時開示ベース)は、前年同月比10件増の84件となり、5カ月連続で前年同月比プラスとなりました。取引金額の面では大型案件が相次ぎ、月別で最高となる9943億円となりました。
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- 調査結果の概要
① 12月は84件(+10件)5カ月連続の前年同期比プラス
② 12月の取引金額は9943億円 月別で最高の水準
③ 1-12月累計は949件(+72件) リーマン・ショック後の最多(21年の877件)を大幅に更新
12月のM&A(84件)は、9月(105件)、3月(93件)、11月(89件)に続く今年4番目の水準。1-12月の累計は前年を72件、率にして8.2%上回る949件でした。2021年に記録したリーマン・ショック(2008年)後の最多877件を大幅に更新しています。
2022年M&A月別件数、金額の推移
- 海外案件は年2番目の水準
- 大型案件が相次ぎ、金額面で1兆円に迫る
12月M&A金額上位
ラクシュミは皮膚病の一種の乾癬(かんせん)や炎症性腸疾患などの免疫疾患に有効性が期待される新薬候補を持ちます。買収完了は、2023年3月末までを見込みます。武田は2019年1月に6兆2000億円でアイルランド製薬大手のシャイアーを買収しましたが、これ以来の大型M&Aとなります。
日本製鉄は系列専門商社の日鉄物産をTOB(株式公開買い付け)で子会社化すると発表しています。買付代金は最大約1366億円となります。日鉄は日鉄物産株の35%強(間接所有を含む)を所有する筆頭株主。TOBを通じて、第2位株主の三井物産の所有分20%を除く、約45%の株式を買い付け、所有割合を80%とします。
- 上場企業で件数最多は、ヨシムラ・フード・ホールディングス
ヨシムラ・フードHDは中小食品会社を次々に傘下に収めており、その数は20社を超えます。食品業界に特化する形で後継者難や単独での成長に限界がある中小のM&Aを繰り返し、グループ全体で相互補完・相互成長する独自のビジネスモデルを作り上げています。
2022年はほかに、削り節製造の林久右衛門商店(福岡市)、生ラーメン製造の丸太太兵衛小林製麺(札幌市)、栗菓子製造の小田喜商店(茨城県笠間市)などを子会社化しています。
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上場企業に義務付けられている適時開示情報のうち、経営権の異動を伴うM&Aについて、M&A仲介のストライク(M&A Online編集部)が集計しました。※グラフ、順位表の出所:M&AOnline
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- 株式会社ストライク(証券コード6196:東証プライム)
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目2番1号 三井物産ビル15階
代表取締役社長:荒井 邦彦設立:1997年7月
主な業務内容:M&A仲介業務、M&Aに関する専門メディア「M&A Online」運営
URL:https://www.strike.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/MAstrike/
Facebook:https://www.facebook.com/MAstrike/
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