日本株はテンバガー発掘場所として妥当なのか?この道20年のあすなろ投資顧問が独自調査

【株式会社あすなろ】登録累計者数10万人を目指す株アドバイザリーのあすなろ投資顧問(since2005)

あすなろ投資顧問

■テンバガー実現性に関する独自調査の経緯

【テンバガー(10倍株)を推奨するにあたり】

あすなろ投資顧問コンプライアンス部の市丸と申します。普段はコラムやDMのチェックなどバック部門を中心に担当しており、自ら記事を書く機会はあまり多くありません。しかしあすなろ投資顧問では基本コンセプトである「テンバガー」推奨が多いため、コンプライアンスの観点からその妥当性を、現在の状況と照らし合わせ、改めて再検証する必要があると考えました。実現可能性に乏しい事象を、あたかも確実であるかのように表現することは、金融商品取引法上の問題を引き起こすおそれがあるからです。

【証券アナリストが検証】

まず簡単に私のバックグラウンドを紹介します。私は20年以上前に証券アナリスト検定(CMA)を取得しました。この資格は、市場の仕組みや金融理論を理解するうえで有用であり、メディア報道に流されず自ら分析・判断する思考回路を培うきっかけとなりました(ただし、銘柄の将来を確実に予測できるようになるわけではありません)。


■集計方法について

あすなろ投資顧問コンプライアンス部では、アナリストの推奨根拠をメディア報道だけに頼らず、自らデータを用いて検証することを基本としています。今回、業務で利用しているQUICKのデータを用い、2025年10月10日現在のプライム、スタンダード、グロース計3,786銘柄について、過去に遡って「テンバガー」がどの程度発生しているかを検証しました。検証にあたっては対象期間をどう設定するかが重要です。一般にメディアでは日経平均が使われることが多く、2008年のリーマンショック以降を区切りにすることが多いですが、指数の性格や連続性の問題から、本検証ではTOPIXを基準とし、3党合意による消費増税衆院通過(12年6月)を日本株の底として、下記の条件で集計しています。

•期間:2012年6月1日~2025年10月10日

•方法:期間中に「高値÷安値」が10倍以上になった銘柄をカウント(安値日付<高値日付を条件とする。倍率は小数点第1位で四捨五入 )


■結果(要約)

プライムの内訳(時価総額区分)では、小型が多数を占めています。具体的にはプライム391銘柄のうち、小型が246銘柄(63%)、中型105銘柄(27%)、大型32銘柄(8%)、属性なし8銘柄(2%)でした。これは、当該期間において小型株がテンバガーになりやすい傾向を示しています。

•対象銘柄数:3,786(プライム・スタンダード・グロース合計)

•テンバガー達成銘柄数:690銘柄(全体の18.23%)

oプライム:391(10.33%)

oスタンダード:249(6.58%)

oグロース:50(1.32%)

その他の統計値は次の通りです(代表例)

•最大倍率:349倍(レーザーテック 6920、達成日数:2,894営業日)

•平均倍率:22倍(集計上の算術平均)

•最短達成:19倍(アサカ理研 5724、達成日数:19日)

•最長達成:16倍(荏原 6361、達成日数:3,250日)

•平均達成日数:1,990営業日


■5.5銘柄に1銘柄テンバガー(株価10倍)を達成していた

本検証では約5.5銘柄に1銘柄がテンバガーになっていることが確認できました。ただし本集計は現時点の上場銘柄のみを対象として過去へ遡る方法を採用しているため、途中で上場廃止やM&Aにより市場から消えた銘柄はカウントされておらず、過小評価の可能性があります(例:東芝 6502 等23年12月上場廃止)。

弊社は保守的な観点から今回の方法をあえて採用していますが、実際のテンバガー発生頻度は本調査より高い可能性がある点をご留意ください。

結論として、弊社アナリストが比較的小型株をテンバガー候補として推奨・紹介している行為は、今回の検証結果と整合しています。ただし、外向けの表現やメルマガでは「確実性」を示唆する断定表現を避け、定義・母集団の取り扱い等を明示したうえで結果を提示することが必要です。

あすなろコンプライアンス部は今後も自らエビデンスを検証し、フロント(アナリスト業務)と連携しながら、パフォーマンス評価とリスク管理を厳格に行ってまいります。アナリストが銘柄発掘に専念できるよう、バックオフィスとしての役割を果たしていく所存です。

今後とも、テンバガー狙いを基本コンセプトとするあすなろ投資顧問をご愛顧賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


■私たちはあすなろ投資顧問です

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2005年創業個別株の専門家集団

株式会社あすなろ(金融商品取引業者)
https://1376.co.jp
関東財務局長(金商) 第686号
(一社)日本投資顧問業協会011-1393
(一社)人工知能学会18801
(公社)日本証券アナリスト協会01159

■運営YouTube「株式投資攻略チャンネルASUNARO CLUB」
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会社概要

株式会社あすなろ

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URL
https://1376partners.com/lp?ad=asunaro
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都港区赤坂5-2-33 IsaI AkasakA411
電話番号
03-6459-1195
代表者名
大石 恭嗣
上場
未上場
資本金
990万円
設立
2005年03月