東京都町田市の住宅街で、地域住民がチカラを結集して実現!無料の移動支援サービス「鞍掛台買物・外出支援プロジェクト」が、4月から本稼働スタート<まちだ〇ごと大作戦18-20>
地域住民と福祉事業所のつながりから生まれた住民のお出掛けを支える取り組み
この取り組みは外出に困っている高齢者等のために、近隣の福祉事業所の送迎車とドライバーの空き時間を利用して、地域の拠点となる成瀬コミュニティセンターと鞍掛台地区の4つの乗降場所を周回する無料送迎車を運行する、地域と福祉事業者のつながりを活かした取り組みです。
東京都町田市の南部にある西成瀬の鞍掛台地区は1960年代に分譲された330世帯、約850名が暮らす住宅街です。その9割以上が鞍掛台自治会に加入しています。
鞍掛台地区は急な坂道が多く、バス停まで遠いことに加えて住民の高齢化が進み、外出が不便だという意見が住民から鞍掛台自治会に寄せられていました。そこで、「買物や外出で困っている方を支援したい」という想いで、自治会が中心となって、地域の高齢者支援センターと福祉事業所が一緒になってプロジェクトチームをつくり、2018年から約1年かけて検討を重ねました。
- まちだ〇ごと大作戦があったから
鞍掛台自治会の海老澤清さんは、「1年近く地域で構想、実現に向けて挫折しそうになったときもあったが、まちだ〇ごと大作戦があったから、地域の様々な団体や市の関係部署からも応援をいただき、実現することができた」と話します。
2019年3月7日から、毎週木曜日午前11時~午後2時の間で6便、成瀬コミュニティーセンターと4カ所の乗降場所を結ぶルートで半年間の試行運行をスタート。運行を重ねながら問題点を検証し、取り組みを継続していくための改善も行ってきました。2019年10月からの半年間は、時間と便数を変更、午前10時45分~午後3時までの8便で再度試行運行を行いました。試行運行期間、1カ月の平均利用者は約70人、累計約860人でした。
- 市民からの反響の大きさ、新聞にも取り組みが掲載
2020年4月からの本運行では、2019年12月に行った住民へのアンケートや試行運行を検証し、毎週火曜日・金曜日の週2回、1日5便、週10便の運行で利用者の利便性と拡大をはかります。
また、取り組みが新聞に掲載されたこともあって、市外からの視察や市内の他地域からの見学も複数受け入れています。市内では、同様の「地域支え合い型の移動支援」が鶴川地域や相原地域にも広がり、今後の展開も期待できます。
- 「鞍掛台買物・外出支援プロジェクト」 4月から本稼働の取組概要
♦運行ルート:
鞍掛台地区(東京都町田市西成瀬1)と成瀬コミュニティセンター(東京都町田市西成瀬2-49-1)の間
※成瀬コミュニティセンター付近には、スーパ、コンビニ、銀行、医療施設等があります。
♦運行日:
毎週火曜日と金曜日
午前10時30分から午後0時30分(祝祭日・年末年始を除く)
♦本数:1日5便(1周約30分)
♦定員:1便あたり7人程度(申込不要・先着順)
♦対象:鞍掛台地区の外出に困っている住民
♦料金:無料
♦協力事業所:
まちだ正吉苑、地の星ベロニカ苑、高ヶ坂ひかり苑、地域のデイサロンくらかけ庵
※車両、運転手、燃料、運行にかかる保険料などは社会福祉事業所が負担
- まちだ〇ごと大作戦18-20とは
東京都町田市では、2018年の市制60周年から、東京2020オリンピック・パラリンピックへと続く3ヵ年を、市民と共にまちの魅力や活力を高めていく未来を見据えた3年と捉え、市民が参画することを通じて、自らの地域への愛着や誇りを育むことを目指し、2018年1月から2020年12月まで、まちだ〇ごと大作戦18-20を実施しています。
まちだ〇ごと大作戦は、町田商工会議所や町田市町内会・自治会連合会等、25団体で構成されるオール町田体制の「まちだ○ごと大作戦実行委員会(https://machida-marugoto.jp/)」で推進しています。
コンセプトは、「人と人、人と地域団体との新しいつながりから市民や地域団体の考える夢をみんなでカタチにし、次世代へのレガシーを創りあげる交流感動都市まちだへ」です。
市民、地域団体、企業などから、自ら「やってみたい夢」の実現に向けた提案・アイデアの募集を行っています。
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