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全国社会保険労務士会連合会
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社労士制度がISSAグッド・プラクティス賞において特別優秀賞を受賞

全国社会保険労務士会連合会

2月22~24日に開催された国際社会保障協会(ISSA)が主催するアジア・太平洋地域ヴァーチャル社会保障フォーラムの中で、2月23日に「アジア・太平洋地域グッド・プラクティス賞コンテスト2021(仮訳)」の結果発表及び授賞式が執り行われ、日本の社労士制度が「特別優秀賞(仮訳)」を受賞し、表彰されました。

 

受賞プレゼンテーションには、今般受賞した「An analog approach by skilled experts can be the strongest solution for human-oriented social security issues in the midst of the digital era  (熟達した専門家による、アナログ的アプローチこそが、デジタル化時代の中でも、人間存在に根差した社会保障制度における問題解決の最強の解となりえる)」と題したエントリーの執筆者である全国社会保険労務士会連合会(以下「連合会」という。)小野佳彦理事(グローバル特別員会委員)が登壇し、オンラインで世界に向けて、社労士制度の有用性について説明しました。

このISSAグッド・プラクティス賞コンテストは、世界の社会保障制度実施に関する優れた好事例を「達成された成果、革新性、堅牢性、複製可能性」を基準に評価し表彰するものであり、2008年の開始以来、3年周期で地域ごとに開催されています。

ISSAは、受賞した会員機関に対し、各ISSA地域社会保障フォーラム中のプレゼンテーションで世界中の聴衆に提示する機会に加え、各地域グッド・プラクティス賞コンテストの冊子への掲載、更に4か国語に翻訳し、ISSAデータベースを通じて、世界各国の会員組織に共有しています。

今回の受賞は、半世紀以上に亘り、社労士制度及び社労士の活動が日本の社会保障制度の安定に寄与してきたことや、国内だけにとどまらずインドネシア等諸外国の社会保障強化に向けて社労士制度導入支援などのグローバルな活動を通じて、社会保障制度の安定運用や持続可能なシステム構築に寄与してきたこと、さらには昨今のパンデミック禍で、デジタルだけでは隅々まで行き渡らない個々の状況に即応したきめ細かい支援を高い専門性を帯びた社労士が行うことにより、デジタルの効果は認めつつデジタルの穴を縫い一層強固なセーフティーネットとして機能し、貢献できたことが評価されています。

社労士は、労働・社会保障制度、人事労務管理の分野において、人を大切にし、持続可能な社会の実現を支える専門家であり、世界の人々に労働法・社会保障制度が行き渡るための技術支援をすることも使命の1つと考え活動しております。連合会は今後も、社労士だからこそできる貢献をすべく、国内外を問わず様々なステークホルダーと手を携え、グローバル関連事業を展開していく所存です。
 

 

受賞したエントリーの概要 :執筆者 小野佳彦 理事(大阪会)

日本発のソーシャル・イノベーションたる社労士制度が、日本の社会保障制度の適用拡大、徴収、安定運用の支援を実現し、制度の維持発展に寄与し、高齢化、大規模災害、年金記録漏れ問題、コロナ感染症などの今日的諸課題の解決に貢献してきた等、歴史的、社会的使命について説明を行った。

この中で、韓国、インドネシアでの社労士制度の再現可能性を実証的に示し、ILOとの協定、JICAプロジェクト等を例に示し解説し、国が変わり、DXが進んでも、人的知的(アナログ)資本たる社労士という専門職能に対する社会の根源的、普遍的ニーズの存在を明らかにすることを試みた。

社会保障制度の実施に関わる課題解決の中心が、デジタル化に依る解決に偏る傾向を意識して、コロナ禍での緊急時のデジタル対応の躓きを経験して、デジタルの緊急時のシステム変更など即応性、個別(個人的事情)対応力等の弱点を補完するには、高い専門性を備えた人的知的(アナログ)資本たる社労士のような専門職能を保存しない限り、リスクに対して無防備であるということを、経験を踏まえ提言した。デジタル化の重要性は認めつつ、そのような知的情報をすべてデジタルに置き換えるということは、大きなリスク要因ともなることを説き、また、個々人の人生と関わる社会保障制度をAIが個別事情をディープ・ラーニングし、きめ細かく相談相手の理解の及ぶように対応することは、今のところ困難であることを考慮すると、人生に起こりえるリスクに伴う経済的或いはフィジカルな困難を補完する機能を持つ社会保障制度の安定運用を図るためには、社会的セーフティーネットとして、人的知的(アナログ)資本たる社労士制度のように高い専門性を持った専門職能を国際的に育成して、デジタルと補完的にシナジー効果を生み出していくことが肝要である旨を説いた。
 

 

 

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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都中央区日本橋本石町3-2-12 社会保険労務士会館
電話番号
03-6225-4864
代表者名
大野 実
上場
未上場
資本金
-
設立
1978年12月
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