中小機構九州本部の事業承継支援ポータルサイト「継ぐモノ」をリニューアル。支援情報や承継事例を発信し、九州地域の事業承継の促進を図ります。
中小機構九州本部が運営する「継ぐモノ」のデザイン刷新・運営を、継業プラットフォーム「ニホン継業バンク」を運営するココホレジャパン㈱が受託。九州における事業承継に対する意識改革を促します。
M&Aの対象となりづらい地場産業等の後継者課題に自治体等と連携して取り組む継業支援サービス「ニホン継業バンク」を運営するココホレジャパン株式会社(代表取締役:浅井克俊、所在地:岡山県岡山市)は、中小機構九州本部が実施している「令和5年度九州地域における事業承継施策普及のためのコンテンツ制作等業務」にて、九州地域の事業承継の意識改革を促し、事業承継を促進することを目的とした事業承継支援ポータルサイト「継ぐモノ」をリニューアルしました。支援機関と連携し、事業承継を実現した九州内での先進事例や、少子高齢化が進む中で地域課題として深刻化する後継者不足に取り組む自治体の紹介のほか、事業者に向けて、事業承継において関心の高いトピックスや、専門家からの助言をまとめたコンテンツなどを掲載しています。
「継ぐモノ」の内容について
九州での円滑な事業承継の推進及び気運醸成に向け、事業承継に関するコンテンツや支援情報を発信しています。
継ぐモノ:https://shoukei9.smrj.go.jp/
ポータルサイトは「NEWS」「INTERVIEW」「TIPS」「EVENT」「SUPPORT」「CONTACT」以上6つのカテゴリーにて構成されています。
【各カテゴリー概要】
・NEWS:新着情報の周知
・INTERVIEW:九州やその他地域の事業承継事例のご紹介
条件は店・味・地域客を大事にする心意気。老舗店の歴史と未来を若手後継ぎに託して
https://shoukei9.smrj.go.jp/974/
愛すべき音楽スタジオの灯を消さないために “おんがえし”がつないだ理想的な事業承継
https://shoukei9.smrj.go.jp/892/
父が始めたカー用品専門店を守りながら必要な人のために「福祉車両」を届けたい
https://shoukei9.smrj.go.jp/643/
・TIPS:事業承継に関して質問の多いトピックスや、専門家からのアドバイス等
「事業承継・引継ぎ補助金」3種類の対象事業と交付までの流れを解説
https://shoukei9.smrj.go.jp/1044/
贈与税・相続税の負担を軽減する「事業承継税制」の仕組みをわかりやすく解説
https://shoukei9.smrj.go.jp/992/
事業承継から新たな挑戦へ:よろず支援拠点の活用
https://shoukei9.smrj.go.jp/947/
事業承継のベストタイミングは?事業を飛躍させる第2創業のカンドコロ
https://shoukei9.smrj.go.jp/829/
事業承継と小規模企業共済
https://shoukei9.smrj.go.jp/813/
・EVENT:事業承継に関するイベントのご紹介や過去イベントのアーカイブ共有
https://atotsugi-koshien.go.jp/event/event-1367/
・SUPPORT:支援機関のご紹介
・CONTACT:お問い合わせ窓口
独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)について
中小機構は、事業の自律的発展や継続を目指す中小・小規模事業者・ベンチャー企業のイノベーションや地域経済の活性化を促進し、我が国経済の発展に貢献することを目的とする政策実施機関です。経営環境の変化に対応し持続的成長を目指す中小企業等の経営課題の解決に向け、直接的な伴走型支援、人材の育成、共済制度の運営、資金面での各種支援やビジネスチャンスの提供を行うとともに、関係する中小企業支援機関の支援力の向上に協力します。
「令和5年度 九州地域における事業承継施策普及のためのコンテンツ制作等業務」の内容と背景
九州地域に拠点を構える所在企業のうち、57.2%の企業が、事業承継を経営上の問題とする企業及び後継者不在企業であり、事業承継施策の普及は喫緊の課題です。円滑な事業承継実現のためには、経営者と後継者との「意識共有」、経営状況・課題の「正しい認識」、早期・計画的な事業承継の「準備等の認識」を浸透させ、実行に導いていくことが急務です。
九州やその他の地域での事業承継事例等をコンテンツ化してポータルサイトへの掲載等を通じて広く紹介します。当事者(先代・後継者)と支援者が連携して事業承継が実現した事例や、事業承継に関する多様な情報を共有することにより、現経営者に対して早期・計画的な準備着手の必要性、成否のカギとなる承継・引継ぎ前後の取組に対する気付き、意識改革を促します。
さらに、支援者と共に事業承継・引継ぎを契機に新たな領域へチャレンジする後継者による取り組みを発信することで、後継者・後継者候補のマインド向上を図ります。あわせて、地方自治体による事業承継支援の先行事例を紹介することで、地域の支援者に地方創生の一環としての事業承継支援の有効性を伝えることを目的とします。
なお、本業務は、経済産業省九州経済産業局の協力を得て実施しています。
ココホレジャパン株式会社について
岡山県・瀬戸内海地域を拠点にし、地方創生、SDGs領域に専門性を持つ「全員が移住者」のコンテンツ制作プロダクション。岡山を代表する魚「ままかり」をアンチョビ風にアレンジした「ままチョビ」の商品化や、施設に玉ねぎのクレーンゲームを設置するなどした淡路島のタウンプロモーション「おっタマげ!淡路島」など、地域ならではのユニークなプロモーションを企画・展開。「ままチョビ」事業の譲渡を通し、小規模事業の事業譲渡における課題を実感したことから、2020年1月にニホン継業バンクを公開。
ココホレジャパン:https://kkhr.jp/
ニホン継業バンクについて
基礎自治体等と連携し、M&Aでは承継の機会が与えられない地域産業の本質的な価値を伝え、継ぎ手を探す「事業承継版・空き家バンク=継業バンク」。基礎自治体単位で継業支援サービスを提供し、地域との協働により「仲介手数料無料」「高齢者へのオフライン対応」 「事業譲渡以外の多様な承継の選択肢」を実装。サテライトオフィスを設置しての包括的な支援にも対応しながら地域ぐるみで極小規模事業を承継するエコシステムを構築しています。2022年のサービス開始から、30市町村以上の事業承継支援に伴走しています。
ニホン継業バンク:https://keigyo.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像