ファッション人材の育成・採用支援事業「アパレルECアカデミー」リローンチイベントを開催
「ファッション業界を⽀える学習プラットフォーム」として業界の発展に寄与 渋谷パルコ店長・平松有吾氏、ジャーナリスト・シトウレイ氏とトークショー

ファッション支援を手がける株式会社フォーピープル(本社:東京都渋谷区、代表:田中弘武)は10月21日、ECをはじめとしたファッション人材の育成・採用支援事業「アパレルECアカデミー」のリローンチイベントを開催しました。個人向けのキャリア支援と、企業向けに事業成長を後押しする2つのプログラムによる「ファッション業界を⽀える学習プラットフォーム」として、次世代を担う⼈材育成とファッション業界全体の持続的な発展に貢献していきます。
【公式PV】アパレルECアカデミー|ファッション業界特化の実践型学習プラットフォーム
【「アパレルECアカデミー」リローンチについて】
「アパレルECアカデミー」は、販売スタッフからEC運用スタッフへのキャリアアップ支援を目的とした短期集中型オンラインスクールから、ファッション業界特化の実践型学習プラットフォームとして「アパレルの知見をECサイトから選べるアカデミー」へと生まれ変わります。講義内容は専門学校やブランド、フリーランスが出展したものを体系化するので、これまでのEC運用以外のスキルも身に着けることができます。

①個⼈のキャリアアップを⽀援する「リスキリングプログラム」
未経験から本社職(EC・SNS等)の専門職に挑戦できるキャリア支援一体型プログラムです。カリキュラムで基礎的なデジタルスキルを習得し、学習成果はポートフォリオで可視化します。当社の転職支援サービス「for people」と連携し、選考課題や成果物を用いたマッチングで採用までを一貫支援します。
講座例|基本的な写真加工や編集スキルを学ぶ「Adobeツール講座」、ECサイト構築の基礎を学ぶ「BASE講座」、ユーザーの購買行動などを分析する「アナリティクス講座」
②企業の事業成⻑を後押しする「ビジネスプログラム」
アパレル企業やブランドの実務課題を題材に、専門家である講師の知見を取り入れながら解決まで伴走する実践型プログラムです。社内に十分な教育ノウハウを持つ人材がいない環境でも、各分野の有識者から学ぶことで戦略設計からPDCAまでを体系的に習得できます。既存事業の改善から新規事業の立ち上げ・準備まで幅広いニーズに対応し、企業の事業成長を後押しします。
講座例|再現性あるブランド設計を学ぶ「ブランド立ち上げ講座」、MDを中心としたチームビルディングを目指す「MD講座」、センスではなくロジックで見せる「VMD講座」

「アパレルECアカデミー」は厚生労働省の人材開発支援助成金や経済産業省のリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業などの対象なので、最大75%の補助により低コストで受講できます。
【田中代表コメント】

今回の「アパレルECアカデミー」について「リローンチ(立ち上げなおす)」という言葉をあえて使ったのは、ファッション業界に対する新しい価値を提供するという意志。これまでのECやSNS関連の知識だけでなく、VMDなどより広い内容を「EC」の形式で学べるようになります。
業界には、”好き”や情熱があっても学ぶ環境や組織に課題があり、挑戦しにくいという課題があります。実践に寄り添った学びを支援する場「アパレルECアカデミー」を提供することで、業界全体の成長を後押しします。
フォーピープルは「人とのつながり」を大切にしています。アパレル関係者限定のBAR「FashionTuesday」や「アパレルECアカデミー」を通して、”新しい出会い”も創出していきます。
【トークショーダイジェスト】
リローンチ発表会では、フォトグラファー/ジャーナリストのシトウレイ氏、渋谷パルコ店長の平松有吾氏、フォーピープル代表の田中によるトークショーを開催しました。


ーーこんな「学び」があったから”今”がある

平松氏:関西の大学に在学時に、モデルやスタイリストなどの卵を集めてファッションショーのイベントを開催してました。その時のアイテムをECサイトで売ろうとした時に、売れなかったんですよね。それで「どうしたら若手のブランドが売れるか」を考えてパルコに入社したという経緯があります。パルコで経験や知識を学んできて、今も仕事につなげていますね。例えば渋谷パルコの5階にあるアウトドアのフロアは、コロナ禍の自分の経験や学びから形作ったものです。
シトウ氏:自分の仕事であるストリートスナップやYouTubeの撮影を通じた学びがあります。日々色々な人に会えるので、ファッションの向き合い方や着こなしなどを新たに知ることができていますね。YouTubeではお店のコンセプトや大切にしていることを聞くことで、良い学びにつながっていると実感しています。
田中:「ECアカデミー」などで見てきて、学んでいる人の特徴は「出会っている」人だと思っています。もちろんいつものメンバーとの交流も大切ですが、新しい出会いがより成長につながりますよね。
ーー”学びの環境”を次の世代に残すには

田中:学びの環境をしっかりと整えているファッション企業はありますが、もっと広げたいと思います。フォーピープルが”ハブ”となって、学べる環境をしっかりと作っていきたいです。
平松氏:「渋谷パルコ」の建て替えはやっぱり大変でした。今までやらなかったスタイルも破天荒にやってきたし、既存の”当たり前”を壊すこともしてきました。普段からスタッフとしっかり話をして、施策には色々な要素を入れるようにしています。その結果、今では売上高も伸びて好調です。そういった売り場作りのノウハウなどを他の店舗やスタッフにも共有する取り組みをしていますが、今後はより”社会提供価値”として外に出していきたいですね。
ーーSNSなどで”発信する”ことについて

シトウ氏:現代は発信者も発信ツールもたくさんあって飽和状態だと思います。私たちはもう”受信者のプロ”になってしまい、「これやらせかな、あざといな」も見分けられるようになってきましたよね。
私は発信者として”ピュア”であることを心がけています。例えばストリートスナップであれば、「私が好きなもの」が軸です。ニッチかもしれないけれども、自分の”好き”の熱量で伝えるようにしています。

アフターパーティー「FashionTuesday」も開催
トークショーの後には、アフターパーティーとしてアパレル関係者限定のBAR「FashionTuesday」を開催しました。アパレル関係者、インフルエンサー、メディア関係者など約230人が集まり大盛況。普段の「FashionTuesday」とは一味違う空間や規模で新たな出会いを創出できました。




普段の「FashionTuesday」は、火曜日(東京:毎週火曜|大阪:第2火曜)にだけオープンし、知り合いづてや、SNS、各種メディア経由で、20〜30名ほどが参加しています。職種や年齢を超えたつながりを作りことで、仕事やプライベートに生かした事例も多くあります。
※公式LINEから予約できます。
【フォーピープルについて】
”アパレル業界の人や企業に飛躍のきっかけを創造する最高のサードパーティー”をビジョンとし、アパレル業界特化型転職支援「for people」、毎週火曜日にだけOPENするアパレル関係者限定のBAR”FashionTuesday”、学習プラットフォーム「アパレルECアカデミー」、アパレル事業成長支援サービス「アパグロ」を展開しています。

社名:株式会社フォーピープル
代表:田中弘武
本社:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-11-3 PORTAL POINT SHIBUYA
関西オフィス:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第1ビル 8F billage OSAKA内
設立:2013年5月
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