〈イベントレポート〉I&Eの人事、ピープルアナリティクス、サイコロジカル・セーフティ等、ゲスト2社・コンサルタントが講演。「HRフォーラム~令和時代の新たなスタンダードとなるHR戦略を学ぶ~」
"新たな組織開発・人材開発"をキーワードに、組織・人材強化を通して持続的成長を実現。2020年12月4日(金)13:00~16:00 WEBライブ配信にて開催。
■ タナベ経営講義「令和時代のHR戦略で成長する企業とは~新たなスタンダードとしてのHR戦略~」
―株式会社タナベ経営 大阪HRコンサルティング本部 本部長代理 松本 宗家
株式会社タナベ経営 大阪HRコンサルティング本部 本部長代理 松本 宗家が登壇し、「令和時代のHR戦略で成長する企業とは~新たなスタンダードとしてのHR戦略~」をテーマに講義しました。松本は「多様な価値観・少子高齢化・労働力人口の減少・DX(デジタルトランスフォーメーション)等、企業を取り巻く環境はコロナ禍でさらに加速し、前倒しの変革を余儀なくされています。働き方を変えられない企業は淘汰されるため、環境への適応が喫緊の企業課題となります」と説明しました。
さらに、「変革期にある日本の人事において重要なポイントは、①Intelligence&Emotionの人事、②ピープルアナリティクスの導入、③サイコロジカル・セーフティ(心理的安全性)の3点が挙げられます。また、経営戦略を前提に、戦略へのアクセルとブレーキを人の側面から支援するCHOがクローズアップされるでしょう。企業は戦略型人事(攻めの人事)への展開が重要です。
企業がとるべき今後のアクションとしては、①人材ファースト企業へのシフト(ピープルアナリティクスの活用)、②ラーニングカルチャーの醸成(キャリアディベロップメント)、③人を育てる環境整備(新時代の働き方)の3点に意識して取り組む必要があります。『人を育てる人が変わらなければ、企業が変わるはずがない』というマインドセットが重要です」と講義しました。
株式会社タナベ経営大阪HRコンサルティング本部 本部長代理 松本 宗家
クライアントの立場に立った現場優先のコンサルティングを実践。組織戦略や評価連動型人材育成システムの構築など、人材に携わるコンサルティングに定評がある。「企業は人なり」をクライアント企業とともに体現することに心血を注いでいる。中小企業診断士。
■ タナベ経営講義「組織・人財戦略をアップデートする」
―株式会社タナベ経営 執行役員 大阪HRコンサルティング本部長 竹内 建一郎
株式会社タナベ経営 執行役員 大阪HRコンサルティング本部長 竹内 建一郎が登壇し、「組織・人財戦略をアップデートする」をテーマに講義しました。
竹内は「タナベ経営では『全社まるごとアップデートしていこう』とお伝えしています。人事を考える際、①生産性、②テレワーク、③コミュニケーションパイプ、④制度設計 の4点でアップデートしていく必要があります。生産性に関しては、標準値を設定し、設定した数値に対して結果を見ていくことが重要です。また、働き方改革・ダイバーシティ経営を実現するために、テレワークの実施は必須条件と言えます。その中で、リアル会議とWEB会議の併用や、ビジネスチャット等を活用し、業務を変革する必要が出てきます。働き方が変われば制度設計の見直しも必要。昨今はジョブ型人事制度が注目を集めていますが、中堅・中小企業においては、ジョブ型とメンバーシップ型のハイブリッド型を提案しています。柔軟性、多様性、生産性の3点を常に意識しながらアップデートに取り組んでいただければと思います」と講義しました。
株式会社タナベ経営 執行役員 大阪HRコンサルティング本部長 竹内 建一郎
経営的視点による中期~長期ビジョン実現に向けた幅広いコンサルティングを展開。
特に、開発・生産戦略構築で、数多くの実績を上げている。
企業再建から、成長戦略策定まで、戦略を現場に落とし込む実践的なコンサルティングで高い評価を得ている。建設業が勝ち残る「ビジネスモデル革新」を執筆している。
■ ゲスト講演「『ビジョン』と『カルチャー』を徹底させる企業の人事戦略とは」
―株式会社LIFULL 執行役員 Chief People Officer 羽田 幸広 氏
〈講演のポイント〉
①ビジョン・カルチャーの重要性を理解する
②ビジョン・カルチャーの浸透方法を理解する
③コロナ禍における働きがいのある組織づくりの事例を知る
株式会社LIFULL 執行役員 Chief People Officer 羽田 幸広 氏
2005年LIFULL入社。人事部を立ち上げ、組織づくりに尽力。2017年「ベストモチベーションカンパニーアワード」1位獲得、7年連続「働きがいのある会社」ベストカンパニー選出(2011~2017年)、健康経営銘柄選定(2015~2016年)。著書 :「日本一働きたい会社のつくりかた」(PHP研究所)
■ ゲスト講演「ポストコロナ時代の人材ファースト経営」
―株式会社リクルート リクルートワークス研究所 所長 奥本 英宏 氏
〈講演のポイント〉
①コロナ禍で変わる企業と個人の関係性
②社員の自律と働きがいを高める共通の鍵
③経営マネジメントを再点検して新たな関係性を築く
株式会社リクルート リクルートワークス研究所 所長 奥本 英宏 氏
1992年、株式会社人事測定研究所(現 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ)入社。2011年10月には、株式会社リクルート ソリューションカンパニー カンパニー長、株式会社リクルートマネジメントソリューションズ代表取締役社長に就任。2018年4月よりリクルートワークス研究所に参画。2020年リクルート専門役員、リクルートワークス研究所所長。
- 株式会社タナベ経営 概要
■ タナベ経営について
タナベ経営は、1957年(昭和32年)に創業し、今年創業63年を迎えた日本の経営コンサルティングのパイオニアです。「企業を愛し、企業とともに歩み、企業繁栄に奉仕する」という経営理念のもと、「ファーストコールカンパニー 100年先も一番に選ばれる会社」の創造をミッションとしています。グループで400名を超えるプロフェッショナル人材を擁し、「経営者の戦略パートナー」として中堅企業を中心に約7,000社の支援実績があり、その中には上場企業や業界ナンバーワン企業、地域の優良企業が多数含まれます。
「C&C(コンサルティング&コングロマリット)戦略」(コンサルティング領域の多角化)および「コンサルティングプラットフォーム戦略」(全国において高付加価値のコンサルティングを均質に提供)を推進しており、住まいと暮らし・食品&フードサービス・ヘルスケア・物流・ライフ&サービス等のドメイン(業種・事業領域)、中期ビジョン・組織人事・財務・マーケティング・DX・M&A・事業承継等のファンクション(経営機能)、そして業界で唯一、北海道から沖縄までの全国主要10都市に密着するリージョン(地域)の3つの観点でコンサルティングメニューを拡大しています。
コンサルティングスタイルとしては、クライアント企業の課題に合わせてこの「ドメイン×ファンクション×リージョン」の3つの観点から複数名のコンサルタントを選定してチームを組成する「チームコンサルティング」を推進しています。
「All for Our Clients すべてはクライアントのために」という徹底したクライアント中心主義であり、60年以上の歴史で培ってきた実証済みの戦略メソッドを駆使し、的確な判断で最適な解決策を導き出しています。
■ We are Business Doctors
――日本で、経営コンサルティングがはじまった。
「私が勤めていた会社が倒産した」これは創業者:田辺昇一の原体験。
会社がつぶれるということは、働く社員が路頭に迷い、取引先にも大きな迷惑をかける。
どんなに規模が小さくとも、すべての企業には命がある。
田辺昇一は、企業を救う医師「Business Doctor」として企業とともにその命を守っていこうと決心しました。
「会社はつぶれるようにできている」「この国には企業を救う仕事が必要だ」
この思いから、1957年10月16日に「田辺経営相談所」を創業。日本の経営コンサルティングのパイオニアとして60年以上、その精神と使命は脈々と受け継がれ、「ファーストコールカンパニー 100年先も一番に選ばれる会社」を創造する活動へと続いています。
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