【アンケート報告:25卒の夏インターン】夏インターンの平均応募数は7.66社、参加数は4.42社 | 印象が良かった/悪かった企業の特徴も
魅力に感じるインターンの種類や参加しやすいと感じたインターンの特徴など:https://reashu.com/25sotsu_summer_intern/
アンケート記事:https://reashu.com/25sotsu_summer_intern/
※アンケート結果を引用される場合は以上のURLの記載も伏せてお願いいたします。
◆調査サマリー
夏インターンの平均応募数は7.66社、平均参加数は4.42社
夏インターンの応募/参加数は人によって数にバラつきがありますが、想定よりも多くの数を応募し、参加していることが分かりました。特に、応募数に関しては4~5社、10~14社が票を集めました。2社応募したら1社は参加していることが分かります。
8月よりも大手企業のみを志望する就活生の割合が25.3%上昇
大手のみを志望する人の割合は34.5%で、8月に実施したアンケート*¹では9.2%でした。そのため、夏インターンを通し、大幅に大手志向が上昇したということがいえます。一方で、中小企業を志望する人の割合は41.8%(+3.6%)、ベンチャー/スタートアップ企業は20%(+3.6%)でこちらも同様に上昇しました。中小企業やベンチャー/スタートアップ企業を視野に入れる人も微増したことがわかります。
印象が良かった会社の特徴は「人事や社員が明るい」
印象が良かった会社の特徴として、「人事や社員が明るい」「雰囲気が和やか」「対応が丁寧だった」などが上位を占める結果になりました。以上を踏まえると、25卒就活生は「社風」が魅力的であるかどうかを意識する一方で、プレゼンテーションの正確性に関する重要度は比較的低いことが分かります。
印象が悪かった会社の特徴は「社風が悪い」
印象が良かった会社の特徴として、「会社のいい面しか話さなかった」「社員の態度が悪かった」「説明が分かりにくかった」の順で多いという結果になりました。いいことしか話さない態度に不信感を感じ、社内の風通しの悪さを感じる人も少なくありません。また、社員の態度が悪いという点にも意見が集中していることから、先ほどと同様に「社風」を重要視していることが分かります。
25卒が参加しやすいと感じたインターンの形式は「オンライン」で「自由な服装」
対面とオンラインでは「オンライン」(60.9%)、自由な服装とスーツでは「自由な服装」(62.7%)で支持されました。対面、スーツともに4割ほどですが、十分多い割合だととらえることができます。「参加しやすさ」という観点ではオンラインの方が支持が高いはずですが、4割の人が対面を支持するということは「人柄」や「雰囲気」を実際に感じたいと思う人が多いからだと考えられます。
*¹:【アンケート報告:25卒が会社に求める条件】転職を視野に入れている就活生の割合は42.8% | リモートワークを希望する人や副業を考えている人の割合も(https://reashu.com/25sotsu_company_conditions/)
◆【25卒の就活結果調査】アンケートに至った背景
世代によって、会社に求める条件や魅力的に感じる要素は変化していきます。
25卒はどのような会社を魅力的に思い、就活に対してどの程度意欲的に取り組んでいるのかを調査しました。
このアンケート結果が各企業様の今後の採用活動の参考になると考え、今回のアンケート調査を実施いたしました。
◆【25卒の就活結果調査】アンケート内容
・希望している業界
・規模している企業規模
・夏インターンに応募した数
・夏インターンに参加した数
・インターンシップに参加して印象が上がった企業の要素
・インターンシップに参加して志望度が下がった企業の要素
・参加したインターンの種類
・魅力に感じたインターンの種類
・参加しやすかったインターンの開催形式
・参加しやすかったインターンに参加する際の服装
◆【25卒の就活結果調査】調査概要
調査対象:「就活の教科書」公式LINEの登録者
調査期間:2023年9月19日(火)~2023年9月25日(月)
調査方法:インターネット上でのアンケート調査
有効回答数:110
◆アンケート結果
【希望する業界(複数選択)】
メーカー:50%
商社:25.5%
小売:4.5%
サービス:35.5%
ソフトウェア・通信:31.8%
マスコミ:6.4%
金融:18.2%
官公庁・公社・団体:16.4%
25卒に最も人気の業界はメーカーであり、次がサービスであることが分かりました。前回、25卒を対象に8月に行ったアンケートも同様の結果となりました。夏インターンを終えた前後で、人気業界は変わらなかったことが分かります。
しかし、前回は小売が15.8%、マスコミが13.8%なのに対し、今回は小売りが4.5%、マスコミが6.4%と大幅に減少。一方で、ソフトウェアは31.8%(+18%)、官公庁・公社・団体は16.4%(+4.6%)と上昇する結果になりました。
【希望する企業規模(複数選択)】
大手企業:73.6.%
中小企業:41.8%
ベンチャー/スタートアップ企業:20%
公務員受験:10%
まだ決めかねている:11.8%
今回のアンケートで大手企業だけを志望する人は34.5%でした。前回のアンケートでは9.2%のみだったので、25.3%も上昇したことが言えます。一方で、中小企業を志望する人の割合は41.8%で前回よりも3.6%上昇、ベンチャー/スタートアップ企業に関しても3.6%上昇しました。以上から、今回の夏インターンを通して大手志向の人が大幅に増えたと同時に、中小企業やベンチャー/スタートアップ企業を視野に入れる人も微増したことがわかります。
【夏インターンに応募した数】
0社:5.6%
1社:3.6%
2~3社:13.6%
4~5社:20.9%
6~7社:11.8%
8~9社:10%
10~14社:20%
15社以上:14.5%
夏インターンの平均応募数は7.66社でした。人によって、応募する数にバラつきがあるとはいえ、多くの数を応募していることが分かりました。
特に、4~5社の20.9%と10~14社の20%に集中していると見受けられます。
【夏インターンに参加した数】
0社:8.2%
1社:10.9%
2社:14.5%
3社:10.9%
4社:14.5%
5社:13.6%
6社:4.5%
7社:3.6%
8社:5.5%
9社:1.8%
10社以上:11.8%
※10社以上を「10」とカウントしているため、算出された平均よりも数値が大きくなる可能性があります。
夏インターンの平均参加数は4.42社でした。参加数も同様で人によって、数にバラつきがあります。しかし、先ほどの平均参加数を踏まえると、2社応募したら1社は参加しているという計算になります。
【夏インターンに参加後、印象が上がった企業の要素】
人事や社員が明るかった:66.4%
人事や社員の頭がいい:21.8%
説明が簡潔だった:18.2%
対応が丁寧であった:49.1%
就活生のためになるプログラムが組まれていた:23.6%
会社の弱みも正直に話してくれた:30%
オフィスが新しい/きれい:19.1%
HPに載ってない情報を教えてくれた:25.5%
質疑応答の時間が十分に設けられていた:37.3%
社員同士で仲がよさそうだった:40%
雰囲気が和やかだった:57,3%
内定者から話を聞けた:9.1%
※1社以上参加した就活生のみの割合
印象が良かった会社の特徴としては「人事や社員が明るい」「雰囲気が和やか」「対応が丁寧だった」などが上位を占める結果になりました。「社員」や「社風」が魅力的であるかどうかで印象が大幅に変わるという結果になりました。笑顔や声の大きさなど、基本的なところから徹底して意識することが重要だと考えます。
【志望度が下がった企業の要素】
社員の態度が悪かった、人柄がよくない:20.9%
オフィスが古い、整理整頓されていない:9.1%
不必要な話を長々とされた:18.2%
プレゼンテーションがうまくなかった:10.9%
会社の良い面しか話さなかった:32.7%
説明が分かりにくかった:21.8%
質疑応答の時間がなかった:9.1%
雰囲気が暗かった:18.2%
対応が雑だった:15.5%
※1社以上参加した就活生のみの割合
印象が良かった会社の特徴として、「会社の良い面しか話さなかった」「社員の態度が悪かった、人柄がよくない」などが多く票を集めました。
良い面しか話さないことは想像以上に、就活生は不信感を感じていることが分かりました。
また、こちらも同様に「社風」や「人柄」を重視している一方で、プレゼンテーションの質はそこまで重要視されておらず、簡潔に話すなど基本的なプレゼンテーションスキルで十分だと考えられます。
【参加したインターンの種類(複数選択)】
セミナー型(業界や企業のことを講義形式で学ぶ):69.1%
プロフジェクト型(企業から与えられた課題についてグループワークやプレゼンテーションを行う):78.2%
就業型(実際に給料をもらいながら会社の一員として働く):2.7%
業務体験型(職場見学や実際の業務に近しい体験をする):36.5%
選考直結型(インターンで活躍することで早期選考に呼ばれたり、内定をもらえたりする):24.5%
【魅力に感じたインターンの種類(複数選択)】
セミナー型(業界や企業のことを講義形式で学ぶ):24.5%
プロフジェクト型(企業から与えられた課題についてグループワークやプレゼンテーションを行う):61.8%
就業型(実際に給料をもらいながら会社の一員として働く):9.1%
業務体験型(職場見学や実際の業務に近しい体験をする):36.4%
選考直結型(インターンで活躍することで早期選考に呼ばれたり、内定をもらえたりする):30%
一番魅力的に感じたのはプロジェクト型、次いで業務体験型であることが分かりました。
セミナー型に関しては参加率が多かったのにもかかわらず、魅力的に感じている人が24.5%で、満足度が比較的低いと考えられます。
プロジェクト型や業務体験型のように、文章を読んだだけでは得られない、自分が実際に体験することで得られる情報やスキルを知りたいから参加しているという見方も見れます。
【参加しやすいインターンの形式】
オンライン開催:60.9%
対面開催:39.1%
オンライン開催が6割を超える結果となりました。ただ、対面の4割も決して少ない数値ではないとみることができます。「社員の人柄」や「社風」を重視する傾向にあることから、対面を支持する声が一定数あると考えられます。
【参加しやすいインターンの服装】
インターン当日は自由な服装でお越しください:62.7%
インターン当日はスーツでお越しください:37.3%
自由な服装が6割を超える結果となりました。こちらも同様に、スーツ規定を求める声が想定よりも多いとみることができます。近年、「自由な服装」を求める声が多く見受けられますが、スーツを支持する就活生も一定数はいると考えられます。
アンケートの詳細はこちら
⇒https://reashu.com/25sotsu_summer_intern/
就活の教科書とは
累計5,000万PVの新卒大学生向けの就職活動サイト。「就活生に寄り添った情報を届け、大学生を自分らしい生き方に導く」という理念のもと、情報を発信。実際に就職活動を経験した内定者が自身の経験を含めて、自己分析・エントリーシート・面接対策などの記事を執筆している。(就活の教科書:https://reashu.com/)
商号: 株式会社Synergy Career
代表者: 代表取締役社長 岡本 恵典
所在地: 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目5-13桜橋第一ビル304号
設立: 2020年6月
事業内容: 情報通信
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