わいんびとが、山梨県の日本ワイン生産者「蒼龍葡萄酒」の2022年ヴィンテージレポートを発表。

蒼龍葡萄酒の2022年は、低収量で凝縮感のあるヴィンテージ

株式会社LASTSHIP

日本ワインの文化振興・販売促進事業を展開する株式会社LASTSHIP(本社:広島県広島市、代表取締役社長:山下武)が運営する日本ワイン専門のモール型ECプラットフォーム「わいんびと」は、日本ワインの産地PR支援プログラム「ヴィンテージレポート」(以下、本プログラム)で、わいんびと生産者パートナーの蒼龍葡萄酒株式会社(所在地:山梨県甲州市、代表:鈴木卓偉、以下蒼龍葡萄酒)のヴィンテージレポートを発表いたします。

本プログラムは、日本ワイン生産者のヴィンテージレポートを発表し、日本各地のワイン産地の動向を年次で分かりやすく伝え、日本ワインの飲用体験をより価値のあるものにするための日本ワインの産地PR支援プログラムです。ヴィンテージはぶどうの収穫年を指し、ヴィンテージレポートは「ぶどうの生育」「収穫時期」「ワインの出来」で整理してヴィンテージ動向をまとめたものです。
本プログラム概要
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000093187.html

  • 蒼龍葡萄酒(山梨県)の2022年ヴィンテージレポート
    総括

    2022年を一言で表現するなら「低収量で凝縮感のあるヴィンテージ」。6月の少雨と高温が印象的な一年でした。ぶどうの果粒肥大に影響する6月の降雨が少なく、6月下旬には勝沼で最高気温が38℃を超える日が続くなど、例年より乾燥した環境でぶどうが育ちました。8月中旬に日照量が少ない時期もありましたが、病害虫の発生が少なく、一部の甲州(長梢仕立て)やメルロなどは収穫を少し遅らせることができました。少雨などの影響で、前年と比べて約3割減の収量となり、ワインの凝縮感をより感じられるヴィンテージとなりました。

  • ご参考)蒼龍葡萄酒(山梨県)の2021年ヴィンテージレポート

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000093187.html


ぶどうの生育

1月~3月は、気温が平年に比べ高く、3月は降水量が少なかった。この時期は、剪定作業、圃場の整備を行います。剪定作業は枝の芽を一つ一つ確認しながら慎重に行う、次のシーズンへの大事な作業です。

4月に入り少し早めの4月11日に萌芽をし、5月に入ると降水量が平年より少なく、日照時間は平年並みとなり、病気はほぼ確認されませんでした。開花は5月25日に確認、萌芽が少し早かったですが、生育スピードは例年並みに落ち着きました。この時期は、新梢の誘引、芽かき作業を行います。

6月は雨が少なく、空梅雨の年になりました。ぶどうの果粒肥大に影響する6月7月の降雨が少なかったため、果粒は小粒の傾向になり、健全なまま生育が進みました。8月に入り長雨があり、多少のベト病の発生、裂果が確認されました。ヴェレゾン期(硬核期)までに摘房、除葉を行い、密着果房の品種には摘粒を行いました。ピラジンが多く生成される品種には積極的な除葉を行い、青臭さ(ピーマン臭)を減らすよう管理を徹底しました。

9月に入り比較的、好天が続き、毎年心配される晩腐病はほとんど確認されませんでした。病害はあまり受けませんでしたが、空梅雨の影響で収穫量が少なくなりました。

収穫状況

22年のぶどうは、なかなか酸が下がらなかった印象です。病虫害の被害がほとんどなく、前年より収穫時期を遅らせることができたことと、昼夜の温度差があったことで、糖度の上昇に期待できたものの例年と大差はありませんでした。糖度のピークを過ぎてしまった可能性もあります。23年は収穫のタイミングの見極めが課題です。食味や糖度や総酸値の果汁分析を行い、見極めていきたいと考えています。

ワインの出来

甲州は、生き生きとした柑橘系の香りと心地よい酸味のある爽やかなワインに仕上がりました。全体的に収量が例年より少なかったことで、凝縮感のあるワインに仕上がったと思います。飲み頃は、今~3年くらいで、瑞々しい甲州の味わいを楽しんでいただきたいです。マスカット・ベーリーAやメルロは、まだフレッシュな印象が強いですが鮮やかな色調で、タンニンは穏やかでバランスが良く、それぞれのぶどう品種の特徴を上手く引き出したワインに仕上がりました。熟成は3~4年くらいと考えています。

  • 2022年ヴィンテージのおすすめワイン

蒼龍 リミテッド穂坂甲州 樽熟成 2022

商品URL:https://nihonwine.net/products/soryu-limitedkoshu


蒼龍葡萄酒では長年甲州ぶどうの可能性を追求してきました。このワインは、標高が高く冷涼な気候と恵まれた日照量を誇る韮崎市穂坂地区で収穫された甲州葡萄を使用しました。そこで育った甲州葡萄は凝縮度が高く、清々しい酸が特徴です。柑橘系の香りを樽由来のニュアンスがやさしく包み込みます。果実風味豊かな味わいに爽やかな酸味がバランス良く溶け込み、上品な余韻へと続きます。

  • 蒼龍葡萄酒とは

甲府盆地の東部に位置する甲州市勝沼で1899年に創業した、日本ワインのふるさと勝沼でも草分け的存在のワイナリーです。創業以来100年以上に渡って多種多様なワインを造り続けてきた経験値が、他のワイナリーにはない強みとなっています。「良いワインは良いぶどうから」という条理を守り、畑で品質を高めることを基本に、醸造では、山梨の気候風土を表現することを大切にしています。近年は、甲州ぶどうの新たな可能性を追求すべく、垣根式による甲州ぶどうの栽培にも挑戦しています。


ワインのスタイルは「素直で、実直なワイン」。

大切にしていることは、毎年安定して高品質なワインを造ること。原料となるぶどうの出来はその年の天候に左右されますが、醸造によってぶどうのパフォーマンスを引き出し、飲み心地のよいトータルバランスを重視したワイン造りを心掛けています。我々が考える品質の良いワインとは、厚化粧ではない自然に近い造りで香りと味わいが伴っている、オフフレーバーのない健全なワインです。

会社名:蒼龍葡萄酒株式会社
所在地:〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎1841
代表者:鈴木 卓偉
概 要:https://nihonwine.net/pages/seller-profile/soryuwinery

  • わいんびととは

わいんびとは、「日本ワインを近くする。」をコンセプトに、日本各地の日本ワイン生産者から直接ワインをお取り寄せできる、日本ワイン専門のモール型ECプラットフォームです。日本ワインならではの「距離の近さ」を活かした安心の生産者直送で流通によるワインへの負荷を最小限に抑え、デリケートなワイン本来の味わいを損ねることなく国内最短ルートでのお届けを実現。初めての方にも安心してご購入いただけるよう、生産者に直接ワインの質問や相談ができるメッセージ機能も提供しています。
サイトURL:https://nihonwine.net/
提供エリア:日本国内のみ
​登録生産者:日本ワイン生産者のみ
決 済 方 法:クレジットカード(VISA、JCB、MASTER、AMEX)、Amazon pay、あと払い(ペイディ)
ユーザー登録:無料 ※ユーザー登録後、ログインすると全ての機能がお使いいただけます。
サービス概要:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000093187.html

  • LASTSHIP 会社概要
    会社名:株式会社LASTSHIP
    所在地:〒731-5117  広島県広島市佐伯区八幡が丘1-8-32
    代表者:代表取締役社長 山下 武
    設 立:2018年3月
    事 業:日本ワイン専門のオンライン市場わいんびとの企画・開発・運営、酒類の卸売・小売業
    概 要:https://nihonwine.net/pages/company

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会社概要

株式会社LASTSHIP

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URL
https://nihonwine.net/pages/company
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
広島県広島市佐伯区八幡が丘1-8-32
電話番号
-
代表者名
山下 武
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2018年03月