沖縄・コザのKSA入居企業「株式会社ストラウト」が「J-Startup OKINAWA」第2回選定企業に認定
KSA入居企業として、沖縄から世界を目指す陸上養殖スタートアップが次のステージへ
フォーシーズ株式会社(本社:沖縄県沖縄市、代表取締役:豊里 健一郎)が運営するスタートアップ支援拠点「Koza Startup Arcade(以下、KSA)」に入居中の株式会社ストラウト(本社:沖縄県沖縄市、代表取締役社長:平林 馨、以下 ストラウト)が、スタートアップ支援プログラム「J-Startup OKINAWA」の第2回選定企業として認定されました。

◼︎ストラウトの事業紹介
ストラウトは、70年の歴史を持つ養鱒場で培った知見をもとに、AI・IoTを活用した陸上養殖ソリューションを提供するスタートアップです。生育データのリアルタイム分析、最適な給餌制御、水環境モニタリングなど、養殖現場の省力化と高収益化を実現する技術開発を進めています。
また沖縄を研究開発および商業生産の拠点とし、地域の水産リソースを活かしながら、東南アジアを中心とした海外市場への展開を加速しています。今後は、沖縄の産業構造と親和性の高いブルーエコノミー領域において、地域企業との協働や実証事業を拡大することを見込んでいます。
ストラウトの挑戦やこれまでの取り組みについては、以下のインタビュー記事でも紹介されています。
▼KSA入居者インタビュー(note)
【KSA入居者インタビュー】AIで養殖革命!コザから世界を目指す 株式会社ストラウト 代表取締役社長 平林 馨さん
◼︎J-Startup OKINAWAとは
J-Startup OKINAWAは、沖縄県商工労働部と内閣府沖縄総合事務局 経済産業部が共同事務局を務め、沖縄地域から全国・世界へはばたく有望なスタートアップを選定し、官民が連携して集中的に支援するプログラムです。選定企業の飛躍的な成長を後押しするとともに、沖縄発スタートアップ群を可視化し、地域ぐるみで起業家を応援・支援する仕組みづくりを進めています。
今回の認定により、ストラウトは各種専門家支援、ネットワーキング機会、プロモーション等、J-Startup OKINAWAの枠組みを通じた官民連携のサポートを受けながら、さらなる事業成長と海外展開を加速していきます。
◼︎KSAからのコメント
KSAは、「挑戦者が互いに刺激し合い、成長できる場をコザからつくる」ことをミッションに、スタートアップ・クリエイター・地域企業が交差するエコシステムづくりに取り組んできました。
このたび、入居企業であるストラウトがJ-Startup OKINAWA第2回選定企業として認定されたことを、私たちは大変嬉しく、誇らしく感じています。今後も、ストラウトの挑戦をはじめ、KSAから生まれるスタートアップが沖縄、そしてアジア・世界へと羽ばたいていけるよう、伴走支援とパートナー連携を一層強化してまいります。
◼︎KSA(Koza Startup Arcade)について

沖縄市コザの中心にある「Koza Startup Arcade(KSA)」というスタートアップ支援拠点です。かつてシャッター街だった通りを舞台に、地域と起業家、音楽とビジネス、行政と投資家が交差する“実験の場”として2022年に誕生しました。
現在では、KSAから生まれたスタートアップやプロジェクトが街に広がり、その象徴的なアウトプットがKOZAROCKSとなっています。今後もKSAでは、街に根ざしたスタートアップ支援と地域経済の未来づくりを継続していきます。
Koza Startup Arcade公式サイト
お問い合わせ先
KSAへの取材や現地見学、企業・行政・教育機関との連携をご希望の方は、下記までお気軽にご連絡ください。
KSA運営委員会
info@koza.rocks
担当:小川
◼︎フォーシーズ株式会社について

日本とアジアの成長を牽引する新たな産業を生み出すための「万国津梁」となるべく活動している、沖縄市のコザの会社です。地域社会と共創しながら次世代の起業家を支援し、日本とアジアをつなぐ架け橋となることを目指しています。noteでは、日頃取り組みやフォーシーズが応援している起業家について発信します。
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