落とし物クラウドfind、シリーズAラウンドで7億円の資金調達を実施
落とし物が必ず見つかる世界へ。24社/約2,000ヶ所での導入実績
「落とし物クラウドfind」を提供する株式会社find(所在地:東京都中央区、代表取締役CEO:高島 彬、以下「find」)は、株式会社Dual Bridge Capitalをリード投資家として、マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社(HIRAC FUND)、DIMENSION株式会社、ベータ・ベンチャーキャピタル株式会社からの株式調達(第三者割当増資及び株式譲渡)、ならびに三菱UFJ銀行、みずほ銀行、北國銀行からの融資により総額約7億円の資金調達を実施しました。今回の調達により累計資金調達額は約8.5億円となり、調達資金をもとに横断検索機能開発や人材採用の強化を進めてまいります。
■投資家からのコメント
株式会社Dual Bridge Capital 代表パートナー 伊東 駿
「findを社会インフラにしたい」そう思わせてくれたのが高島さんのプレゼンテーションでした。
少数精鋭の組織で築き上げた実績は、すでにインフラとしての素晴らしいトラクションを示しており、社会を大きく変える可能性を秘めていると確信し、find社に本ラウンドのリード投資家として新規出資をさせて頂きました。
「findがあってよかった」「findに入ってよかった」と思われる会社作りの一助になるようサポートし、高島さん、和田さん、そしてfind社の皆様と共に、世代や産業を代表する会社を作れるよう伴走していきます。
マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社 HIRAC FUND
ディレクター 甚野 広行
「こんなサービスがあったらいいな」「どうして今までなかったんだろう」「頼むから、大切なものが見つかってほしい」と多くの人々が切望してきたことを、find社はまさに体現しています。ユーザーの使いやすさを追求したUI・UX、導入する事業者の工数を大幅に削減するシステム設計など、プロダクト全体が理想の世界の実現に向けて、まっすぐに作り込まれていると感じています。find社の挑戦の旅路を共に歩めることを光栄に思います。
DIMENSION株式会社 ビジネスプロデューサー 古家 広大
「落とし物が返ってくる」それは世界に誇れる日本の特性であり、私も何度も救われてきました。高島さんも同様の原体験から起業されており、利用者の立場で考えられたサービスを展開しています。
一方、施設占有者には遺失物法に基づいた、落とし物の管理義務があります。しかし、売上に直結しない業務のため業務効率化は後回しになっています。findではAI画像認識を使った落とし物登録、LINE問い合わせ対応、警察への届出等が簡単にできます。既に導入企業では工数の削減、返還率向上が実現できています。
我々が持ち合わせる事業拡大や組織構築の知見を提供し、findが日本の落とし物インフラとして事業を拡大できるよう、多方面でご支援させていただきます。
ベータ・ベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役パートナー 林 龍平
私たちは九州を拠点に、主に地域課題の解決に取り組むスタートアップを支援するベンチャーキャピタルです。findさんには昨年の前回ラウンドから継続的にご支援をさせていただいています。東京に本拠地を置くfindさんになぜ弊社が支援をしているのか、その答えはシンプルです。当社の取り組んでいる落とし物にまつわる課題は、人手不足が深刻な地方ほど大きいということが分かったためです。
実際に、九州エリアでは顧客企業や利用者の双方から、多くの喜びの声が聞かれ、それに伴って導入企業の拡大も進んでおり、電車でもバスでもタクシーでも、映画館でも商業施設でも、あらゆる落とし物がfindで見つかるという世界線を、ここ九州地域においていち早く実現できる手ごたえを感じています。このモデルを全国に、世界へ広げて行くお手伝いができればと思っています。
■落とし物クラウド「find」について
落とし物クラウドfindは、落とし主の「連絡するだけでも大変」「探したくても見つからない」という悩み・不安を、テクノロジーの力によって解決するサービスです。常に最先端の技術を取り入れ様々なサービスと連携することでアップグレードし、利便性向上を図っています。また、遺失物管理だけではなく、返却率向上や管理者の業務効率化をはじめ、ユーザーとのコミュニケーションから警察署への連携まで、ワンストップで利用できる仕組みを提供しています。 鉄道会社や商業施設、テーマパークなど、多くの人が集まる場所で必ず発生する「落とし物」を、迅速かつ効率的に見つかる環境づくりを支援し、ユーザーの満足度向上に貢献することで、導入企業と利用者の信頼関係を築き、安心して日常生活を送ることができる社会の構築に貢献します。
■実績と今後の展望
findは、「落とし物が必ず見つかる世界へ」というビジョンのもと、2021年より落とし物クラウド「find」の開発・運営および関連サービスの提供をしております。これまでに累計24社、2,000ヶ所以上の施設で導入されています。主に、鉄道やショッピングモールでの活用が多く、登録される落とし物の数は累計約90万件、そのうち返却された落し物の数は累計約24万件にのぼり、findを通して大事な落とし物が落とし主のもとへ返却されています。
今後は、2026年4月を目途に約80社/10,000ヶ所での導入を目指しております。また、2025年10月には場所や施設にとらわれず、どこに落としたか分からない落とし物も横断でワンストップに問合せができるサービスの開発を進めております。
■新サービス 「ユニバーサル find chat」
findは、新たな落とし物チャットサービス「ユニバーサル find chat(仮)」構想を発表いたします。従来は、日本語のみでしたが新サービスでは、200以上の言語に対応しており、世界中のユーザーにスムーズな体験を提供することができます。さらに、LINEアプリをインストールしていない方でもメールアドレスなどを使ったシンプルな認証を経て、すぐにブラウザ上でチャットを開始できます。
まずは2025年初旬より、訪日外国人が多く集まる空港、駅、観光地、アウトレットなどで実証を予定しております。この構想が実現すれば、言語の壁を超えたコミュニケーションが可能となり、日本を訪れるすべての方に素敵なおもてなしを提供できると考えています。
◆find会社概要
会社名 :株式会社find 設立 :2021年12月1日 代表者 :代表取締役CEO 高島 彬
本社所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町21番1号
資本金 : 260,685,300 円(資本準備金含む) 事業内容 :「落とし物クラウドfind」並びに附随サービスの開発・提供・運営 コーポレートサイト:https://www.finds.co.jp/
採用サイト:https://www.finds.co.jp/recruit
- 本件に関するお問い合わせ先-
株式会社find: contact@finds.co.jp
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