「SEO is dead」は嘘だった?約2万記事調査で見えた、AI検索時代にも残る“検索に伝える設計”

タイトル・大見出し・記事説明文は9割超。一方、記事向け構造化データは53.9%、未設定記事が見つかった企業の92.3%では確認記事すべてで未設定

リブランディング株式会社

「SEO is dead?」と検索に伝える設計を示すアイキャッチ

リブランディング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:菊地 将)は、企業が公開する記事19,748本、3,261社を対象に、ページタイトル、大見出し、記事の説明文、構造化データなど、検索エンジンへ記事情報を伝えるための設定状況を調査しました。

調査の結果、ページタイトルは99.8%、大見出しは94.3%、記事の説明文は92.5%で確認できました。一方、Article・BlogPosting・NewsArticleのいずれかにあたる「記事向けの構造化データ」を確認できた記事は53.9%でした。

さらに、タイトル・大見出し・記事の説明文の3項目がすべて揃った17,213記事でも、44.5%にあたる7,668記事では記事向けの構造化データを確認できませんでした。

AI検索の普及によって「SEOは不要になるのではないか」という議論も広がっています。本調査ではAI検索への表示効果そのものではなく、企業の記事が検索エンジンへどこまで記事情報を伝えられる状態になっているかを確認しました。

■ 調査結果サマリー

・ページタイトル:99.8%

・大見出し:94.3%

・記事の説明文:92.5%

・記事向け構造化データ:53.9%

・基本3項目が揃った17,213記事のうち、44.5%で記事向け構造化データを確認できず

・何らかの構造化データがある15,017記事でも、29.1%では記事向け構造化データを確認できず

・未設定記事が1本以上見つかった1,293社のうち、92.3%では今回確認した記事すべてで未設定

■ 1.記事の基本設定は9割超、一方で記事向け構造化データは53.9%

タイトル99.8%、大見出し94.3%、説明文92.5%、記事向け構造化データ53.9%

19,748記事について確認したところ、ページタイトルは99.8%、大見出しは94.3%、記事の説明文は92.5%でした。

記事として閲覧するための基本的な設定は多くのページで確認できた一方、Article、BlogPosting、NewsArticleのいずれかにあたる記事向け構造化データを確認できた割合は53.9%でした。

GoogleはArticle構造化データについて、記事のタイトルや著者、公開日など、そのページがどのような記事なのかをGoogleへより明示的に伝えるために利用できると説明しています。

■ 2.基本3項目がすべて揃った記事でも44.5%が未設定

ページタイトル、大見出し、記事の説明文の3項目がすべて揃った記事は17,213本でした。

そのうち記事向け構造化データを確認できたのは9,545本、55.5%。一方、7,668本、44.5%では確認できませんでした。

見た目上は記事として必要な基本情報が揃っていても、記事の種類や関連情報を検索エンジンへ明示する設定まで揃っているとは限らないことが分かりました。

■ 3.構造化データがある記事でも29.1%は「記事向け」ではなかった

19,748記事のうち、何らかのJSON-LD形式の構造化データを確認できた記事は15,017本、76.0%でした。

この15,017記事に絞っても、Article・BlogPosting・NewsArticleのいずれかを確認できたのは10,649本、70.9%。残る4,368本、29.1%では記事向けの構造化データを確認できませんでした。

構造化データという仕組みを利用していることと、記事情報まで一貫して検索エンジンへ伝えられていることは、同じではないことが分かります。

■ 4.未設定記事が見つかった企業の92.3%では、確認記事すべてが未設定

HTMLを解析できた記事が2本以上ある2,721社について、企業内での記事向け構造化データの設定状況も確認しました。

「確認した記事すべてで設定あり」は1,428社、52.5%、「確認した記事すべてで設定なし」は1,193社、43.8%、「記事によって設定あり・なしが混在」は100社、3.7%でした。

未設定記事が1本以上見つかった企業は1,293社です。そのうち1,193社、92.3%では今回確認した記事すべてで未設定でした。

今回の調査だけでCMSやテンプレートが原因だと断定することはできません。ただし、記事ごとの偶発的な入力漏れだけではなく、サイト側の共通設定として同じ状態が続いている可能性を示す結果となりました。

■ AI検索時代にも「検索に伝える設計」は残る

Google検索セントラルでは、AI OverviewsやAI Modeでも従来のSEOの基本は引き続き有効とし、クロールできる状態にすること、内部リンク、重要な内容をテキストで提供すること、ページ体験、表示内容と一致した構造化データなどを挙げています。

一方、本調査では、記事制作の基本設定が9割を超えているにもかかわらず、記事向け構造化データは53.9%でした。

「SEO=検索キーワードに合わせて記事本数を増やすこと」だけで完結させず、自社にしかない情報をつくり、検索に伝わる形へ整え、それを継続して公開できる仕組みまで含めて設計することが、今後も重要だと考えます。

■ 全調査結果・詳細分析を見る

本調査の詳細な分析や、企業がどのようにサイトを整えるかに必要な情報については、「検索ブランド相談室(運営:リブランディング株式会社)」の記事で紹介しています。

■ 調査概要

調査主体:リブランディング株式会社

調査時点:2026年10月5日

調査対象:オウンドメディアが確認・推定された企業5,073社

記事設定の分析対象:HTMLを解析できた確認済み記事19,748本、3,261社

企業ごとの設定状況の分析対象:HTMLを解析できた記事が2本以上ある2,721社

調査方法:公開されている企業サイト・記事ページを当社独自データベースで観測し、ページタイトル、大見出し、記事の説明文、JSON-LD形式の構造化データ、Article・BlogPosting・NewsArticleの有無を集計しました。

記事向けの構造化データは、取得したHTML内でArticle、BlogPosting、NewsArticleのいずれかを確認できた場合を「あり」としています。

■ 調査上の注意点

本調査は取得できたHTMLをもとに集計しているため、JavaScriptによって後から生成される設定などは検出できていない場合があります。

また、今回観測できた記事を対象とした分析であり、日本企業全体や各企業が保有する全記事を代表するものではありません。構造化データの有無だけで、検索順位、検索流入、AI OverviewsやAI Modeへの表示状況を判断することもできません。

■ 検索ブランド相談室について

「検索ブランド相談室」は、検索・口コミ・Web上の情報発信を通じて、企業がどのように見つけられ、比較され、選ばれているかを調査・分析するリブランディング株式会社のオウンドメディアです。独自調査や実測データをもとに、SEO、MEO、AIO、口コミ、採用広報、オウンドメディア運用などに関する情報を発信しています。

■ リブランディング株式会社について

リブランディング株式会社は、AIO対策、SEO対策、MEO対策、口コミ対策、オウンドメディア運用による集客改善、検索・口コミを活用した採用改善を展開。

会社名:リブランディング株式会社

代表者:代表取締役 菊地 将

所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂5-2-33 IsaI AkasakA 19階

設立:2016年1月

URL:https://rebranding.co.jp/

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

リブランディング株式会社

広報・サービスお問い合わせ窓口

E-mail:support@rebranding.co.jp

TEL:03-4405-5662

URL:https://rebranding.co.jp/

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会社概要

リブランディング株式会社

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URL
https://rebranding.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂 5丁目2-33 IsaI AkasakA 19階
電話番号
03-4405-5662
代表者名
菊地将
上場
未上場
資本金
2300万円
設立
2016年01月