マグネシウム加工ベンチャーのマクルウ、「富士宮発&世界初!マグネシウム加工プロダクト」でクラウドファンディングをスタート!
~しずおかMIRUIプロジェクトにて2020年8月31日から11月8日まで~
株式会社マクルウは、軽さと強さを併せ持つ最軽量金属マグネシウムのビジネス市場を拡大するため、熟練した職人の技術で加工の難しさを克服し、世界初となる商品開発を始めました。静岡・富士宮からマグネシウムの新市場の開拓を目指し、その第一歩としてクラウドファンディングを通じオリジナル商品の数々をご紹介します。クラウドファンディングで得た資金は、生産能力の拡大に向けた投資等に使わせていただく予定です。
■ クラウドファンディングの概要
- プロジェクト名:MIRUIプロジェクトVOL.10|富士宮発&世界初!マグネシウム加工プロダクト
- プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/318221
- 日時:2020年8月31日(金)20:30から2020年11月8日(日)23:59まで
- 目標金額:10万円
- 資金用途:生産能力の拡大に向けた投資等
■ リターンの例:(詳細はプロジェクトページに記載)
- 5,500円 スマ-トフォン用無電源スピーカー「バイオン-Mg60」スモールサイズ
- 7,800円 スマートフォン用無電源スピーカー「バイオン-Mg60」+「Mini バイオン」セット
- 10,800円 杖「フラミンゴ2」【サイズ伸縮式】+専用バッグセット
- 24,800円 マウスカート(天竜杉バージョン)
- 1,500円 <マグネシウムマスター向け>純マグネシウムペレット
- リターンのお届け:2020年11月~2021年1月予定
- 全て税込、送料込
■しずおかMIRUIプロジェクトについて
みるい(MIRUI)=静岡弁で「未熟、若い」。 誰だって、最初はみるい。 そんな静岡県内事業者の新たな挑戦や困りごと解決を ●地域企業を応援するクラウドファンディング【BOOSTER】 ●静岡に密着した百貨店【松坂屋静岡店】・ファッションビル【静岡パルコ】 ●静岡に根差したメディア【静岡新聞SBS】 が一体となって応援します! みるい(MIRUI)を、みらい(MIRAI)へ。
■創業からクラウドファンディングへのストーリー
-マクルウとは?
株式会社マクルウは、富士宮市の南部で富士市との市境、星陵中学校・高校と岩本山公園の間にある築50年の小さな工場で、マグネシウムの加工に特化したモノづくりベンチャーとして活動しています。2010年に創業し、2014年から本格的に事業を開始しました。独自の加工技術によりマグネシウムの新たな世界を切り拓くことで、マグネシウムの特性を活かした部品や製品を通じた様々な問題解決や付加価値の創造を目指しています。軽くて強いというマグネシウムの特性を活かし、杖や車いすといった福祉介護機器、イスやスツールなどのインテリア、ロボットやドローン用パーツ、さらにはマグネシウムの音響特性を活かした音響部品など様々な展開を進めています。
-マグネシウムとは?
実用金属で最軽量の金属です。鉄と比べると約四分の一、軽いイメージのあるアルミニウムと比べても約三分の二となる約1.7という比重が最大の特徴です。同時に強度もあり、熱伝導率や振動吸収性に富むなど様々な特性を持っています。リサイクル性が高く、人体や環境にやさしい特長も注目されています。
-マクルウのマグネシウム加工とは?
マグネシウムの加工方法は、鋳造など熱で溶かし型を使った成型加工が主流です。一方、他の金属では一般的であるパイプ材や板材などを変形させる加工(塑性加工)や溶接が難しく、マグネシウムの活用範囲は限られてきました。私たちは、実用金属最軽量というマグネシウムの特性を最大限に活かすためには、革新的な生産技術(塑性加工や溶接;他の金属では一般的)を活用することが必要と考え、マグネシウムとしてはほとんど進められてこなかった冷間引抜き加工、曲げ加工といったパイプ加工技術、溶接技術を開発し、マグネシウムを「特別な金属から普通の金属へ」変えました。こうしたビジョンと活動は高くご評価いただき、静岡銀行主催「しずぎん起業家大賞」次世代技術部門 最優秀賞 、三菱東京UFJ銀行(当時)主催『Rise Up Festa』先端技術・素材分野 優秀賞などをいただきました。
-ぶつかった壁と方向転換
早速こうした技術を様々な業界のお客様へご紹介し、マグネシウムを活用した軽量化による課題解決をご提案いたしましたが、厳しい現実が待っていました。「マグネシウムパイプを使った製品の前例は?」「マグネシウムの溶接をしたら爆発するのでは?」など様々なご指摘をいただき、新しい素材を扱う難しさを改めて実感しました。そこで、私たちは大きな方向転換を決断します。従来の事業はB2B(事業者向けに素材や技術を提案する)であったのに対し、自社でオリジナル商品を開発し販売するB2C(消費者向けに商品を開発し販売する)へ軸足を移すことを決めました。前例がないならば「自社で商品化することで前例を作る」、溶接が信じられないのであれば「自社で溶接製品を商品化することで証明する」ことにしました。
-MIRAIへの決意とMIRUIプロジェクトへの挑戦
当社で開発したマグネシウムプロダクトは、生産能力の問題もあり、大々的に販売を拡大するというよりも知る人ぞ知る商品として限られた商流で販売を続けています。そこで、マグネシウム商品の市場拡大、並行して生産能力の拡大に向けた投資や研究開発、さらに「マグネシウム=マクルウ」というブランド化を目指し、MIRUIプロジェクトへ挑戦することといたしました。MIRUIプロジェクトで得た資金は、生産能力の拡大に向けた投資等に使わせていただき、ご支援や応援コメントを励みに今後も挑戦を続けていきます。
■マグネシウムの主な特徴について
- 実用金属中最軽量(比重1.8)、鉄の1/4、チタンの1/2、アルミの2/3
- 比強度(強度/比重)が最大の金属
- 振動吸収性、放熱性、生体分解性、人体必須元素
■株式会社マクルウについて http://macrw.com
「マグネシウムの新たな世界を切り拓く」という理念のもと、独自技術である冷間引抜加工技術を核に様々なマグネシウム加工技術を開発。合わせて、ドローン用機体、杖・車椅子など福祉用具、トーンアームパイプ等音響部材の開発を中心にマグネシウムを活用した製品開発を推進。「社名の由来コンテスト 社名大賞」(コクヨファニチャーofon主催)、「しずぎん起業家大賞 次世代技術部門 最優秀賞」(静岡銀行主催)、「Rise Up Festa 先端技術・素材分野 優秀賞」 (三菱東京UFJ銀行主催) 、静岡県産業振興財団理事長表彰(静岡県産業振興財団) 、日本マグネシウム協会協会賞「技術賞」受賞。
<会社概要>
株式会社マクルウ
【住所】静岡県富士宮市山本286-1
【代表者】代表取締役 安倍 雅史
【設立】2010年1月
【資本金】3500万円
【事業内容】マグネシウム合金製品開発など
【URL】http://macrw.com
https://prtimes.jp/a/?f=d18527-20200831-7758.pdf
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