ボツワナ大学との覚書を締結
「非感染症疾患」「高齢者介護」「感染症」「医療物資へのアクセス改善」に関するデジタル技術活用において協力
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:村林 聡、以下、MURC)は、University of Botswana(本部:ハボロネ、Vice Chancellor:Prof. David Norris、以下、ボツワナ大学)との間において、ボツワナにおけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(Universal Health Coverage:UHC)の達成と新産業創出を図るためのデジタル技術活用に関する双方の協力について覚書を締結いたしました。
MURCとボツワナ大学との間の覚書は、「非感染症疾患(Non-communicable diseases:NCDs)」、「高齢者介護」、「感染症」、「医療物資へのアクセス改善」の4つの領域において、ボツワナのeHealth※に関する国家戦略にもとづき、同国の抱える課題の解決に資する事業の立案に主眼を置いています。MURCとボツワナ大学は、双方の知見を活用し、保健医療分野におけるボツワナ発のイノベーションの創出と、アフリカの人々の健康で豊かな未来の実現への貢献を目指していきます。
MURCとボツワナ大学との間の覚書は、「非感染症疾患(Non-communicable diseases:NCDs)」、「高齢者介護」、「感染症」、「医療物資へのアクセス改善」の4つの領域において、ボツワナのeHealth※に関する国家戦略にもとづき、同国の抱える課題の解決に資する事業の立案に主眼を置いています。MURCとボツワナ大学は、双方の知見を活用し、保健医療分野におけるボツワナ発のイノベーションの創出と、アフリカの人々の健康で豊かな未来の実現への貢献を目指していきます。
1.趣旨・背景
近年、デジタル技術の社会実装・活用が急速に進む中、低・中所得国における感染症対策や医薬品のアクセス&デリバリー改善、さらには生活習慣病予防や高齢者介護の仕組み等、保健領域におけるデジタル技術やデータ活用による課題解決への注目が飛躍的に高まっています。
MURCに設置したCenter on Global Health Architectureでは、グローバルヘルス(国際保健)の課題解決に取り組んでおり、保健衛生や保健システムの向上に対して、デジタルヘルスやデータヘルスの持つ可能性に注目しています。その取り組みの一つとして、近年eHealthに積極的に取り組んでいるボツワナにおいて、中心的役割を担う機関のひとつであるボツワナ大学との覚書を締結するに至りました。
ボツワナ大学では、理学部コンピュータ科学科にeHealthリサーチ・ユニットを構え、携帯電話のSMS(ショート・メッセージ・サービス)を使った結核患者の接触追跡等のソリューション開発に取り組んでいます。また、2019年11月には、アフリカをはじめ世界各地から有識者が集まる国際会議であるHealth Informatics in Africa(HELINA)を開催しました。
本覚書は、双方の知見とネットワークを活用しながら、ボツワナが抱える以下の4つの課題において、デジタル技術を活用したソリューション開発に取り組むものです。
1) がん、糖尿病、高血圧を含む非感染症疾患対策におけるデータ活用
2) 高齢者介護におけるデジタル技術活用
3) 感染症拡大の被害を最小限にするためのAI(人工知能)活用
4) 医療物資のアクセス改善のためのドローン活用
また、これらの取り組みを契機として、ボツワナ経済を天然資源に依存する構造から脱却させるべく、同国の経済を牽引しうる新たな知識産業の育成を目指していきます。
※eHealth:情報通信技術を保健医療に取り入れ、より効果的なサービス提供を行うこと。
2.各組織の概要
■ University of Botswana
ボツワナ大学は、ボツワナ初の国立大学として1982年に設立され、ボツワナの発展に深く関わってきました。現在は8つの学部から構成され、ボツワナを代表する学術・研究機関として、同国およびアフリカの発展に貢献する人材を育成するという特別な役割を担っています。この役割を果たすため、優れた人材の輩出、研究を通した先端知識の創出、さらに経済・社会にインパクトを与える産官学民連携に力を注いでいます。
ホームページ: https://www.ub.bw/
■ 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のシンクタンク・コンサルティングファームです。東京・名古屋・大阪を拠点に、民間企業向け各種コンサルティング、国や地方自治体の政策に関する調査研究・提言、経営情報サービスの提供、企業人材の育成支援、マクロ経済に関する調査研究・提言など、幅広い事業を展開しています。
本件は、グローバルヘルスの課題解決を図る当社組織Center on Global Health Architectureが担当しています。
ホームページ: https://www.digitalsociety.murc.jp/globalhealth/architecture/index.html
Facebookページ: https://www.facebook.com/cgha.murc/
Linkedinページ: https://www.linkedin.com/company/25078975/
近年、デジタル技術の社会実装・活用が急速に進む中、低・中所得国における感染症対策や医薬品のアクセス&デリバリー改善、さらには生活習慣病予防や高齢者介護の仕組み等、保健領域におけるデジタル技術やデータ活用による課題解決への注目が飛躍的に高まっています。
MURCに設置したCenter on Global Health Architectureでは、グローバルヘルス(国際保健)の課題解決に取り組んでおり、保健衛生や保健システムの向上に対して、デジタルヘルスやデータヘルスの持つ可能性に注目しています。その取り組みの一つとして、近年eHealthに積極的に取り組んでいるボツワナにおいて、中心的役割を担う機関のひとつであるボツワナ大学との覚書を締結するに至りました。
ボツワナ大学では、理学部コンピュータ科学科にeHealthリサーチ・ユニットを構え、携帯電話のSMS(ショート・メッセージ・サービス)を使った結核患者の接触追跡等のソリューション開発に取り組んでいます。また、2019年11月には、アフリカをはじめ世界各地から有識者が集まる国際会議であるHealth Informatics in Africa(HELINA)を開催しました。
本覚書は、双方の知見とネットワークを活用しながら、ボツワナが抱える以下の4つの課題において、デジタル技術を活用したソリューション開発に取り組むものです。
1) がん、糖尿病、高血圧を含む非感染症疾患対策におけるデータ活用
2) 高齢者介護におけるデジタル技術活用
3) 感染症拡大の被害を最小限にするためのAI(人工知能)活用
4) 医療物資のアクセス改善のためのドローン活用
また、これらの取り組みを契機として、ボツワナ経済を天然資源に依存する構造から脱却させるべく、同国の経済を牽引しうる新たな知識産業の育成を目指していきます。
※eHealth:情報通信技術を保健医療に取り入れ、より効果的なサービス提供を行うこと。
2.各組織の概要
■ University of Botswana
ボツワナ大学は、ボツワナ初の国立大学として1982年に設立され、ボツワナの発展に深く関わってきました。現在は8つの学部から構成され、ボツワナを代表する学術・研究機関として、同国およびアフリカの発展に貢献する人材を育成するという特別な役割を担っています。この役割を果たすため、優れた人材の輩出、研究を通した先端知識の創出、さらに経済・社会にインパクトを与える産官学民連携に力を注いでいます。
ホームページ: https://www.ub.bw/
■ 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
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本件は、グローバルヘルスの課題解決を図る当社組織Center on Global Health Architectureが担当しています。
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