◆【未成年のマスク需要】現役の小中高校生300名、うち9割「“脱マスク”に抵抗ある」と回答。 理由に【①恥ずかしい ②顔に自信ない ③どう思われるか不安】 ~ 9割「目元しか見たことない友達がいる」
◎《マスク着用緩和、つける? つけない? 》「未成年のマスク需要」について、形成外科専門医で医学博士の鈴木知佳医師が解説。 子どものマスク着用の有無に関して大人が気を付けたいこと、とは?
国内で2020年1月に新型コロナウイルス感染者が確認されてから丸3年が経った今、マスク着用のルール見直しにより、来月の3月13日から原則「個人判断」になります。
卒業式のマスク着用について“検討中”とする学校もあるなか、「入学したときからずっとマスク生活。同級生の顔を知らないまま卒業を迎えると思っていた」という学生も少なくないと聞きます。マスク生活が長期化したことで「外して顔を人前にさらすのは人前で下着を脱ぐのと同じ」といった意味合いからマスクを「顔パンツ」と称した造語がトレンド入りするなど「今更マスクなしの生活なんて考えられない」とする人が多いとも言われていますが【現役の小中高校生(未成年女性)】は「脱マスク」に対しどのように感じているのでしょうか。
そこで、美容外科『東京イセアクリニック』(医療法人社団心紲会/新宿区 総院長・吉種克之)では、小学生30名・中学生135名・高校生135名の未成年女性300名(女性8歳~18歳)を対象に【小中高校生のマスク需要に関する意識調査】を実施 (2023年2月1日~15日の15日間/インターネット調査)。
【人前でマスクを外すこと】に関し、全体の9割が「抵抗がある(89.3%)」と回答。小学生(80.0%)・中学生(88.1%)・高校生(92.6%)と年代が上がるほど「脱マスク」に抵抗を感じる傾向にあることが分かりました。
【「脱マスク」に抵抗がある理由・トップ3】には「①恥ずかしい ②自分の顔に自信がない ③友達にどう思われるか不安」。「目元しか見たことがない友達がいる(86.0%)」と全体の9割が回答するなど、長期間のマスク着用による影響が明確になりました。
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また、今は誰もが手軽に写真加工アプリやプリクラ等で「理想の自分」へと“修正”できるため、整形後の顔を容易に想像できる時代(整形の疑似体験が可能)。そこで現役の小中高校生が感じている【美容整形への興味・関心】についても調査。
全体の半数以上(52.7%)が「身近な友達と『美容整形(プチ整形)』について話す」と回答し、「将来、プチ整形してみたいですか?」の問いに対しては、全体の7割が「整形してみたい」と回答。その内訳は小学生60.0%、中学生66.6%、高校生68.8%にのぼるなど、美容整形への意識を持つ学生も一定数いることが浮き彫りになりました。
なお、【未成年のマスク需要について】同院の形成外科専門医で医学博士の鈴木知佳医師(右記写真)による見解コメントを記載。また、ページ下には近年若者に広がる【美容整形の低年齢化について(ルッキズムと美容整形)】とあわせ、春休みやゴールデンウィークを前に【「美容整形」を考えている学生の皆さま(未成年者)へ伝えたいこと】についても見解を述べています。
- 【現役の小中高校生「マスク需要」に関する意識調査】概要
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①【人前でマスクを外すことへの抵抗感】小・中・高校生の全体9割が「抵抗がある(89.3%)」と回答
◎「小学生(80.0%)・中学生(88.1%)・高校生(92.6%)」と、年代が上がるほど「脱マスク」に抵抗を感じる傾向に
②【「脱マスク」抵抗ある理由トップ3】①恥ずかしい ②自分の顔に自信がない ③友達にどう思われるか不安
◎【最多回答】小学生(58.3%)中学生(64.7%)は「自分の顔に自信がない」、高校生「恥ずかしい(52.8%)」がトップ
③【長期間マスク着用による影響】「目元しか見たことがない友達がいる(86.0%)」全体の9割が回答
◎「目元しか見たことがない友達」小学生7割(70.0%)に対し、中高校生は9割(中学生 88.9% 高校生 86.7%)回答
④【整形について】全体の半数以上「身近な友達と『美容整形(プチ整形)』について話す」と回答(52.7%)
◎小学生(20.0%)・中学生(51.1%)・高校生(61.5%)」と、年代が上がるほど「美容整形」が話題に出る傾向に
⑤【現役の学生「美容整形」への関心は?】全体7割「美容整形(プチ整形)してみたい」と回答(67.0%)
◎【美容整形の低年齢化、顕著に可視化】小学生(60.0%)、中学生(66.6%)・高校生(68.8%)」と、年代が上がるほど「美容整形をしてみたい」傾向に
―――― 各質問・詳細 ――――
- ①【人前でマスクを外すことへの抵抗感】小・中・高校生の全体9割「抵抗がある(89.3%)」と回答
◎なかでも【高校生】が、最も「抵抗がある(92.6%)」と回答。小学生(80.0%)、中学生(88.1%)を上回る
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●質問/あなたは「人前でマスクを外すこと」に抵抗を感じますか?(単一回答)
抵抗がある 全体 89.3% (小学生 80.0% 中学生 88.1% 高校生 92.6%)
抵抗がない 全体 10.7% (小学生 20.0% 中学生 11.9% 高校生 7.4%)
- ②【「脱マスク」抵抗ある理由トップ3】①恥ずかしい ②自分の顔に自信がない ③友達にどう思われるか不安
◎小・中・高校生の半数以上が「人前でマスクを外すのは恥ずかしい」と回答
◎「脱マスク」に抵抗がある理由・TOP3
・全体 :①恥ずかしい(56.7%) ②自分の顔に自信がない(56.0%) ③友達にどう思われるか不安(44.0%)
・小学生:①自分の顔に自信がない(58.3%) ②恥ずかしい(54.2%) ③顔全体をさらしたくない(50.0%)
・中学生:①自分の顔に自信がない(64.7%) ②恥ずかしい(61.3%) ③友達にどう思われるか不安(58.8%)
・高校生:①恥ずかしい(52.8%) ②自分の顔に自信がない(47.2%) ③顔全体をさらしたくない(42.2%)
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●質問/「人前でマスクを外すことに抵抗を感じる」のは何故ですか?(複数回答)
(※質問1で「抵抗がある」と回答した方のみ)
恥ずかしい 全体 56.7% (小学生 54.2% 中学生 61.3% 高校生 52.8%)
自分の顔に自信がない 全体 56.0% (小学生 58.3% 中学生 64.7% 高校生 47.2%)
友達にどう思われるか不安 全体 44.0% (小学生 45.8% 中学生 58.8% 高校生 29.6%)
顔全体をさらしたくない 全体 42.5% (小学生 50.0% 中学生 41.2% 高校生 42.4%)
鼻や口元にコンプレックスがある 全体 39.2% (小学生 29.2% 中学生 48.7% 高校生 32.0%)
肌トラブルを隠したい 全体 38.1% (小学生 20.8% 中学生 43.7% 高校生 36.0%)
マスクギャップを出したくない 全体 35.4% (小学生 29.2% 中学生 37.8% 高校生 34.4%)
感染症対策をしたい 全体 26.9% (小学生 41.7% 中学生 31.9% 高校生 19.2%)
マスクは自分の一部 全体 15.3% (小学生 16.7% 中学生 20.2% 高校生 10.4%)
その他 全体 2.2% (小学生 8.3% 中学生 1.7% 高校生 1.6%)
- ③【長期間マスク着用による影響】全体の9割が回答「目元しか見たことがない友達がいる(86.0%)」
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●質問/クラスメイトや同級生で「目元しか見たことがない」友達がいますか?(単一回答)
いる 全体 86.0% (小学生 70.0% 中学生 88.9% 高校生 86.7%)
いない 全体 14.0% (小学生 30.0% 中学生 11.1% 高校生 13.3%)
- ④【整形について】全体の半数以上「身近な友達と『美容整形(プチ整形)』について話す」と回答(52.7%)
◎なかでも【高校生】が最も「美容整形について話す(61.5%)」と回答。小学生(20.0%)、中学生(51.1%)を上回る
◎小学生(20.0%)・中学生(51.1%)・高校生(61.5%)」と、年代が上がるほど「美容整形」が話題に出る傾向に
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●質問/あなたは身近な友達と「美容整形(プチ整形)」について、話をすることがありますか?(単一回答)
ある 全体 52.7% (小学生 20.0% 中学生 51.1% 高校生 61.5%)
ない 全体 47.3% (小学生 80.0% 中学生 48.9% 高校生 38.5%)
- ⑤【現役の学生「美容整形」への関心は?】全体7割「美容整形(プチ整形)してみたい」と回答(67.0%)
◎なかでも【高校生】が最も「美容整形をしてみたい(68.8%)」と回答。小学生(60.0%)、中学生(66.6%)を上回る
◎小学生(60.0%)・中学生(66.6%)・高校生(68.8%)と、年代が上がるほど「美容整形をしてみたい」傾向に
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●質問/あなたは、将来「美容整形(プチ整形)」をしてみたいですか?(単一回答)
したい 全体 67.0% (小学生 60.0% 中学生 66.6% 高校生 68.8%)
したくない 全体 33.0% (小学生 40.0% 中学生 33.3% 高校生 31.1%)
- 「東京イセアクリニック」形成外科医:鈴木知佳医師による解説
■【未成年のマスク需要について】
10代の学生(未成年者)は、大人になりゆく自身の容姿に戸惑ったり、他人の目を気にして自信をなくすこともある多感な時期。身近な家族や友人からの心無い言葉や意図しない言葉により傷つき、それがコンプレックスになってしまったりと、私たち大人が考えられないくらいの悩みを感じていることがあります。
「顔パンツ」や「マスク美人」などの新語が多く生まれるほどマスクの着用が定着した今、学生さんなど思春期の子どもたちにとって、「マスク」は他人の視線や評価から自分(容姿)を守る効果もあり、心の安全を確保することもできるため、「手放せない」と感じる人が多いことは容易に想像できます。
だからこそ、今回のマスク着用緩和において、「着脱が強要されない」環境づくりはとても大切だと思います。あくまでもマスク着用は個人の自由であり、マスクを外しても、外さなくても大丈夫。一方的に判断を押しつけるような空気感にだけにはならないよう、大人の側が子供たちの判断に寄り添い、個人の価値観を尊重することが大切。
子どもたちが安心して過ごすためにはどうすればよいかを一番に考え、外している子、着けている子、両方へ配慮ができるよう心の余裕を持ってほしいです。そして子供たちが「脱マスク」により、容姿にコンプクレックスを抱きすぎないよう、「美容整形の低年齢化」が悪い方向へ進まないように注意が必要と考えております。
■昨今における「美容整形の低年齢化」について(ルッキズムと美容整形)
昨今、特定の容姿を理想とする外見・見た目に基づく偏見や差別、外見至上主義とも呼ばれる「ルッキズム」について認識が広がりつつあり、画一的な美の基準に疑問を呈する声も珍しくなくなりました。
とはいえ美容整形外科で形成外科医として感じるのは、明らかに「美容外科の現場では低年齢化は進んでいる」ということ。進学や就職といったライフイベントの節目や春休みや夏休み、年末年始やゴールデンウィークといった長期休暇を利用して訪れる学生は多く、現実的な問題として、「化粧時間の短縮」や「化粧の延長」として施術を受けられる方や友達同士でお越しの方も目立ちます。
中でもニーズが高いのが「プチ整形」とも呼ばれるメスを使わない施術「二重埋没法」。日頃からアイプチやアイテープで二重を作る(メザイク)方は多く、繰り返すことで瞼のかぶれや皮膚のシワなどトラブルが起きてしまうため、希望者が多くいらっしゃいます。
◎参考:「イセアクリニックでニーズが高い施術トップ3」 |
1:【目元の整形全般】埋没法や切開法、涙袋形成、目頭切開、目尻、たれ目形成、目の下のクマ・たるみ治療ほか全般 2:【鼻の整形全般】プロテーゼ、注入、鼻尖形成、鼻尖縮小、鼻中隔延長、軟骨移植、わし鼻、鼻骨削りほか全般 3:【輪郭(フェイスライン)形成】エラ・アゴ・頬骨などの骨切り、小顔脂肪吸引、エラボトックス、リフトアップほか全般 |
なお、当院の場合【美容整形を希望される10代(推移)】は4.0倍へと増加(前年比:2.0倍)。
最もポピュラーな二重術などの【目元の整形】の場合、38.5倍(前年比:2.3倍)にのぼります。(2015年~2020年の6年間の推移より)
【美容整形を身近に感じる理由】としては、
①スマホの普及やSNSの隆盛、インフルエンサーによる「やってみた」動画の影響などから、「整形を疑似体験」できるようになったこと
②コンプレックスを手軽に修正ができる写真加工アプリも多く登場し、自分自身を加工し「理想の自分」を作り上げることで「加工前の自分(現実)を、加工後の自分(理想)に近づけたい」と整形後の顔を容易に想像できること
などが挙げられます。
これから、進学や就職といったライフイベントの節目に向け、春休みなどの長期休みが取れるうちにと「プチ整形」や「美容整形」を受けられる患者さまが増える季節でもあります。
幼少期より悩み続けた体型やコンプレックスから解放されることで自分らしさを取り戻したり、ばれない環境へ飛び込む前に外見の変化・改善により自己肯定感を高め、今後の人生を前向きにより良いものになるための手段としては、、美容整形は有効だと思います。しかしながら、むやみに整形する事は避けるべきです。
10代は多感な時期でもありますし、まだ自分の意思が定まっていない方も多いので、カウンセリングで何のために整形し、どのような容姿になりたいのか、「自分がなぜ整形したいのか」という思いに寄り添いしっかりとお話をした上で、医師として適応があるかどうか、しっかりと見極め判断するようにしています。
行き過ぎる美容の低年齢化やルッキズムが進み過ぎることでの懸念点としては、「取り返しのつかない美容整形」をすること、そして、頭ごなしに「美容整形をしたい」という気持ちを否定するのもよくありません。
若い方が感じているコンプレックス、価値観を否定したときに感じるその絶望感などによって、もっと取り返しのつかないことになってしまうことも心配です。
■「美容整形」を考えている学生の皆さま(未成年者)に伝えたいこと
カウンセリング時、「先生、私どうしたら良いでしょう」という方がたまにいらっしゃいます。しかし、医師が「ここを治した方が良いよ」という提案は自分では気にしていなかった箇所を、医師から指摘される事でコンプレックスに繋がる可能性があるので、絶対にしません。大切なのは、患者さま自身が「なぜ美容整形をしたいのか」「どのような容姿になりたいのか」といった理由を明確にきちんとお持ちかどうかだと思います。 患者さまよりそのご意思を聞かせていただければ、その意思に対して私たち医師は「何ができるよ」というご提案を差し上げることができます。
自分の意思が定まっていない中でむやみに整形する事は避け、自分自身でどこをどうしたいなど具体的な考えを持ちましょう。ご両親とよく相談することも必要です。悩まれている場合は、一度カウンセリングに親御さんも一緒にきていただけるとよいかと思います。美容整形は、「人生を左右するかもしれないリスク」があります。クリニックによって様々な考え方があるので一つのクリニックで決めずに、様々な執刀医師の意見を聞いた上で、最終的には自分が納得できるクリニックで決めてほしいです。不安な点、気になる点はとことん聞いて納得いただいた上で施術することをお勧めします。
- 日本形成外科学会認定 専門医:鈴木知佳(すずき ちか)医師 プロフィール
平成26年に東京医科大学卒業・東京医科大学初期研修。
平成26年東京医科大学形成外科入局。
東京医科大学、大学関連病院にて形成外科助教などを経て
令和1年に東京イセアクリニック入職。
昨今、多くの情報が飛び交う中で、「患者様が納得いくまでとことん向き合うこと。」「患者様に最高の治療を届けること。」ことで「正しい美容整形」の知識や情報を伝えることを大切にしており、メディア出演や取材などにも幅広く協力を行っている。
また、プライベートでは一児の母でもある。
・Instagram: https://www.instagram.com/chika_isea/
・YouTube: https://www.youtube.com/@suzuki-isea
- 「美容整形」関連の参考データ(東京イセアクリニック調べ):
◎2022年2月15日配信:現役高校生の男女200名へ調査
【ルッキズムと美容整形】半数以上「整形、興味ある」(女子高生7割・男子高生4割)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000026711.html
◎2021年10月18日配信: 16~39歳の女性590名へ調査
『美容整形』肯定派9割、2年前と比べ1.4倍増(2019年:65.0% ⇒ 2021年:90.0%)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000026711.html
◎2021年9月29日配信:【「美容整形」のイメージ】10年で“好印象”にガラリ
《過去の印象》①怖い ②敷居が高い ③人に言えない とマイナスイメージ上位を占める
《現在》①気軽 ②自分を好きになる手段 ③美容の一環 と一転
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000026711.html
- ■東京イセアクリニック
◎予約専門無料ダイヤル :0120-963-866
◎診療時間 :11:00~20:00(不定休、予約制)
◎所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-3 やまとビル5階
・公式Webサイト:https://www.tokyoisea.com/
・公式Instagram:https://www.instagram.com/iseaclinic/
◎『東京イセアクリニック』院長 吉種克之医師 プロフィール:
東京医科大学 卒業
昭和大学形成外科にて外科、整形外科、麻酔科で研修を行なった後、大学関連病院にて形成外科、美容外科の研修、大手美容外科クリニックの理事、指導医、診察部長を経て2010年に東京イセアクリニック 診療部長に就任。現在、東京イセアクリニックの院長
所属学会:日本形成外科学会 認定専門医、日本美容外科学会 認定専門医
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〒169-0072 東京都新宿区大久保2-4-12 新宿ラムダックスビル8階
Tel. 03-5291-5270
http://www.tokyoisea.com
広報部:伊藤 有堀 下谷 pr@junikai.or.jp
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