普及の進まない電子帳簿保存にAIでアプローチスマートOCR(AI-OCR)が電子帳簿保存法に対応した新機能をリリース

電子帳簿保存のタイムスタンプ付与と検索用データ自動作成を実現

株式会社インフォディオ

株式会社インフォディオ(本社:東京都文京区 代表取締役:勝本伸弘、以下「当社」)は当社独自開発製品である「スマートOCR」にて、電子帳簿保存法のスキャナ保存制度に対応した新機能を5月にリリースすることをお知らせします。
今回リリースする「スマートOCR」の電子帳簿保存機能では、スキャナで電子保存したPDFファイルへのタイムスタンプの付与が実現し、証憑の検索機能が強化されました。これにより「スマートOCR」が電子帳簿保存法のスキャナ保存要件として必要な機能要件を満たすことになり、「スマートOCR」上での帳簿の電子保存が可能となります。


普及の進まなかった電子帳簿保存
電子帳簿保存法は1998年に制定され、これまでに幾度となく改正を繰り返してきたものの、帳簿の電子化は一向に普及が進んでおりませんでした。2022年令和4年4月1日にも再び電子帳簿保存法の改正法施行が予定されており、今回の改正においては電子帳簿保存の要件が大幅に緩和されたことで、改めて電子帳簿保存に対する期待が高まっております。

これまでの電子帳簿保存法における普及の妨げ要因として指摘の声が多かったものは次の2つでした。
①制度要件が複雑すぎて、運用や申請が煩雑かつ難解であった。
②国の承認を受けたタイムスタンプを付与するシステムの導入にコストがかかりすぎた。
これらの課題に対しては、令和4年4月の改正法により条件が大幅に緩和されることになっており、電子帳簿保存に対する敷居が下がり、導入しやくなることが期待されています。

それでも普及の妨げとなっている本質的な要因は解決されていない実情
電子帳簿保存を導入する上では、「電子保存した帳簿の検索機能」が必須の要件として挙げられます。
これは保存した帳簿の種類や日付、取引先などを即時検索可能とするものです。帳票をスキャナ等で保存した後、検索用データを手作業で追加登録することが必要となります。法改正後においても必要な作業であり、帳票を電子化するための手間が増加することにつながっています。
そのため、電子帳簿保存を採用しても、作業が逆に増える結果を生み、メリットを感じられない企業が多く存在します。

「スマートOCR」による電子帳簿保存の効率化
「スマートOCR」の新機能では、スキャナ保存されたファイルからOCR処理により文字を抽出し、電子帳簿保存の検索用データ自動作成を実現します。
「スマートOCR」はAIを利用したOCR技術を採用することで、高精度の読み取り処理を実現します。活字と手書き文字が混在していても読み取りが可能なだけでなく、取引先によって書式が異なる帳票(非定型)であっても読み取りが可能です。また、帳票にコード番号しか記載されていない場合にもマスターデータと連携して商品名や取引先名等を補完することも可能となっております。
すなわち、「スマートOCR」による電子帳簿保存は、スキャナ保存するだけで、電子帳簿保存の検索用データが自動作成されるため、検索用データ入力に係る作業を削減できることになります。
「スマートOCR」を利用した電子帳簿保存においても、読み取り結果の検索データを確認し承認する作業は必要ですが、人による入力業務を削減できることで、業務効率化へ大きく貢献いたします。

さらに、読み取った帳票データを会計システムへ仕訳データとしてAPIやCSVファイルにてデータ連携を行うことも可能であり、会計システムへの仕訳入力業務を削減することも可能となります。(会計システム連携は現在開発中)

尚、電子帳簿保存機能はオプション機能となり、価格は以下の通りです。
<電子帳票保存オプション>
初期費用 : 20,000円
月額料金 : 10,000円~ (2022年3月31日までのキャンペーン中にお申込みいただくと0円)

※2022年3月31日までにお申し込みいただくと電子帳票保存オプション月額料金が以降ずっと0円になるキャンペーンを実施いたします。2022年4月1日以降のお申込みにおかれましては上記料金のとおりです。

※タイムスタンプをご利用の場合は別途、オプション契約のお申込みが必要となります。タイムスタンプオプションについて料金・仕組み等の詳細は下記まで直接お問い合わせください。

【AI-OCRソリューション「スマートOCR」について】
AI-OCRソリューションである「スマートOCR」では定型・非定型の様々なフォーマットの帳票を汎用的にデータ化することが可能で、すでに多くの企業や官公庁に導入いただき、デジタル化、ペーパーレス化に貢献してまいりました。「スマートOCR」では位置指定だけでなくルール定義・データ抽出AIにより、スマホなどから撮影した写真のOCR変換・データ化を可能としてきました。位置指定でないため、スマホで撮影した写真や、ゆがんだ写真などでも帳票をデータ化することができます。
データ抽出パッケージとして、「請求書」「領収書・レシート」「名刺」「運転免許証」「健康保険証」「決算書」「源泉徴収書」をリリースしており、今後もさまざまな用途のものをリリース予定です。

「スマートOCR」の詳細はこちら https://www.smartocr.jp/solution/

【用語解説】
・OCR(Optical Character Recognition)
光学式文字読み取り装置。印刷物などの文字を、光を当てることで読み取り、テキストデータに変換する仕組み。

【お問い合わせ先】
本製品についての詳細につきましては、以下よりお問い合わせください。
​株式会社インフォディオ
お問合せフォーム:https://www.smartocr.jp/contact/
メール:ocr_support@infordio.co.jp
お電話:03-3868-2888 (OCRソリューション部 担当者 宛)

■株式会社インフォディオ(https://www.infordio.co.jp/
本社所在地:東京都文京区本郷二丁目27番20号 本郷センタービル5階
設立          :2002年7月
代表者      :代表取締役 勝本伸弘
事業内容   :ソフトウェア受託開発およびソフトウェア製品開発(金融機関、独立行政法人、通信会社等)
        AIコンサルティング・AIソリューション開発
          AI-OCRソリューションの開発・販売(スマートOCR)
        スマートフォン(iOS・Android)アプリ開発・アプリサービス

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会社概要

株式会社インフォディオ

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URL
https://www.infordio.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区本郷2-27-20 本郷センタービル5F
電話番号
03-5840-9051
代表者名
勝本 伸弘
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2002年07月