カードローンの審査落ちに関するアンケート「まさか自分が落ちるとは!」の回答も多数 | 審査に関するポイントを確認 【2025年5月実施 独自調査】

カードローンの審査について詳しく知るために、実際にカードローンを申し込んだことのある男女779名と、そのうち審査に落ちた経験のある100名を対象に独自アンケートを実施しました。

セレクトラ・ジャパン

セレクトラ・ジャパン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:グザビエ・ピノン)の運営するオンラインメディア、スマートマネーライフでは、実際にカードローンを申し込んだことのある男女779名と、そのうち審査に落ちた経験のある100名を対象に独自アンケートを実施しました。

カードローンの審査内容や基準は非公開で、正確な情報を得るのは難しいのが現実です。客観的なデータも限られているため、利用者の実体験が重要な手がかりとなります。カードローン審査の実態について垣間見れる貴重な調査結果となりました。

▶調査結果の詳細:https://smart-moneylife.jp/cardloan/survey-screening-failed

調査結果まとめ

  • 約6~7人に1人がカードローンの申込経験あり。

  • 複数社一度にカードローンに申し込んでいるからといって審査に落ちるわけではない。

  • ただし、審査通過率は下がる傾向がある。

  • 審査に通らなかった人の中には、自分が落ちるとは全く予想していなかったという人も多かった。

  • どうして「審査に落ちたか理由が全く分からない」という人も一定数いた。

カードローンに申し込んだことありますか?- 約6~7人に1人がカードローンの申込経験あり

そもそもカードローンを申し込んだことがある人はどれくらいるのか確認してみました。

カードローンを申し込んだことのある人は全体の15.6%でした。(5,000人中、779名)

おおよそ6~7人に1人がカードローンを申し込んだことがあることになります。 カードローンがかなり身近なものになっていることが分かります。

カードローンは複数同時に申し込みましたか?

カードローンの申し込みの際に、数社同時に申し込んでいるのか、それとも一社のみ申し込んでいる人が多いのか調べました。

先の質問で「過去3年のうちにカードローンの申込をしたことのある」と答えた男女779名に質問しています。

最も多いのが、「1社のみ申し込んだ」で60.6%、「複数申し込んだ(2社まで)」(2社まで)で25.4%、「複数申し込んだ(3社以上)」は14.0%となりました。

やはり、1社のみの申込みが多いことが分かります。一方で3社以上同時に申し込んだ人も14%と一定数いることも分かりました。

複数同時申込んだ場合の審査通過率

続いて、実際にそのカードローンの審査に通過したかを質問しました。

この2つの質問から収集した数字をもとに、実際に1社のみ申し込んだ場合、2社申し込んだ場合、3社以上申し込んだ場合で審査に通った率を算出してみました。

1社のみ申し込んだ場合の審査通過率が最も高く、2社、3社以上と申し込む数が増えると審査通過率が下がっていることが分かります。ただし、3社以上同時に申し込んだからと言って、ただちに審査に落ちてしまうということはない、ということもこの数字から理解できます。

なお、カードローンの審査は「複数申し込んだかどうか」だけで判断されるものではなく、申込者の信用情報や返済能力などを含めた総合的な観点から行われている点には注意が必要です。

割合
(審査に通った人数 / 該当人数)

1社のみ申し込んだ

88.1% (416/472)

2社のみ申し込んだ

77.8% (154/198)

3社以上申し込んだ

61.5% (67/109)

カードローンは複数社申し込んでも問題ないの?

複数申し込んだからといって、審査に直ちに落ちるわけではないことは、上記の通過率でも確認できました。
ただし、審査に通過したいのであれば、「複数申し込むことはできれば避けたい、おすすめしない」というのが有識者の回答です。
複数申し込んでいることは、マイナスの要素となることは間違いありません。
ですから、審査に通りたいならば、「可能な限りマイナス要素は取り除く」=「複数申込はしない」という判断になります。
ちなみに、複数同時に申し込んでいるかどうか、カードローン会社は、信用情報機関に照会し確認することが可能です。

審査に通らなかった人に聞きました~審査に通らないかも?と思っていた?

上記までのアンケートに答えていただいた方のうち、審査に実際に通らなかったと回答した方(100名)を対象に、「審査に落ちる可能性があると思っていたかどうか」尋ねました。

その結果、「まったく予想していなかった」が28名、「その可能性もありうると予想していた」が45名、「審査落ちる可能性が高いと予想していた」が27名という結果となりました。

「自分が審査に落ちるとはまったく予想していなかった」と方が、一定数いた点は非常に印象的です。

なぜ審査に落ちたと想像しますか?理由は?

引き続き対象者100名に「審査に受からなかった理由だと思うものはどれですか?」という質問をしました。

ちなみに、 カードローンの審査内容と審査基準は公開されていません。また、審査に通らなかった人に対して理由が説明されることもありません。

ですから、ここでは、あくまで審査に通らなかった人の"想像で"、なぜ落ちたと思うか?を聞いています。

3つまで選択をしていただきました。結果は以下の通りです。

カードローンの審査に落ちる可能性の高い人

上記まででは、"申込者の想像で"審査に落ちた理由を聞いた結果内容です。

しかしながら、中には事実「審査落ち」の大きな理由となり得るものもあります。

ランキングされているもので、カードローンの審査の際に特に重要になるポイントをみていきましょう。

1位:「収入が不安定だったから・収入が不安定な仕事だったから」を解説

仮に高い年収があっても「安定」していない人は、カードローンの審査では厳しく評価される傾向があります。

ローンでは、「公務員は高く評価される」とよく耳にするかもしれませんが、それは事実です。収入の安定性は重要視されます。

一方、3位に「収入は安定していたが少なかったから」、とありますが、4位に「正社員ではなかったから」が入っていますが、収入が仮に低くくとも、収入が安定していれば、審査に通る可能性は十分あります。

8位:「収入がなかったから」 - 無職で定期的な収入がない人は?

上記の質問で、「収入がなかったから」と回答した方が8名いました。

「無職で定期的な収入がない」方が、審査に通る可能性は極めて低いといえます。

そもそも、各社の申込の基本的な条件として、「安定した収入がある」ということが明記されています。(以下にアコムの例を引用します。)

収入のない人が、お金を借りる場合は、配偶者貸付を行っているカードローンを見当する必要があります。

2位:「過去に滞納をしたことのある人」を解説

過去に滞納をしたことのある人は、審査に落ちる可能性も高いとされています。各社カードローン会社は、信用情報機関に照会し、申込者の「個人信用情報」をチェックします。

あくまで参考に、過去の滞納のタイプによって、どの程度、審査に影響を与えるかを一覧にしました。直近ですでに滞納がある場合は、ほとんどの金融機関で直ちに審査落ちになると考えらえます。

こちらも審査内容・基準に関しては、各社相違があるため一概にはいえません。他にも様々な点をみて多角的に審査が行われます。

3位:「過去に債務整理をしたことがあるから」を解説

債務整理をしている場合も、審査に関しては大きなネックとなります。

信用情報に「異動情報(ブラック情報)」があれば、消えるまでは審査通過はほぼ無理でしょう。また、その際に借りていたカードローン会社にも、社内の記録でブラックリストに載っているかもしれず厳しいでしょう。

債務整理の場合は、滞納よりさらにハードルはあがります。

ただし、自動審査ではなく、マニュアル・対面で審査を行っている小・中規模の消費者金融ならばもしかしたら審査に通るかもしれません。

申込情報に不正確な情報を記入したから

「申込情報に不正確な情報を記入したから」ではないかと回答した人も少数派ではすが僅かにいました。(9位以下にランキングしています。)

こちらはカードローンの申込では絶対に避けなくてはなりません。そもそも相手はプロですから、虚偽の記載はバレます。

また、仮に、申込時の重大な虚偽申請が後に判明したときには一括繰り上げ返済請求の対象となるほか、信用情報に多大な影響を及ぼします。

また、虚偽の内容だと分かった上でお金を貸すところがあったとしても、それはまともなところではありませんから、利用は絶対避けるべきです。

5位:「全く見当がつかない」という人は?

「なぜ審査に通らなかったのか全く見当がつかない」も8位にランクインしています。

仮に安定した収入もあり、過去に滞納などした履歴が全くないのであれば、なぜ審査に落ちたか不思議に感じるのも当然です。

考えられる可能性にはどのようなものがあるでしょうか?

スマホの端末代の滞納をしていた・忘れていたが滞納があった

スマホの端末代を分割で支払っている場合、この支払いに遅れると、信用情報に影響を及ぼします。

この分割払い分は、通話料金と一緒に請求されることが多く、ついうっかり品物の代金を支払っていることを忘れがちです。

他にも自分では忘れているが、なにか支払いが遅れているものがあるかもしれません。少し手数料がかかりますが、CICのような信用情報機関に自分の情報を開示してもらい確認をしてみましょう。

入金がなかった場合は「入金状況」にAと表示される

CICで自分の信用情報を開示すれば、「入金情報」を確認することができます。

なにかしら入金が予定通り行われなかった場合はA、請求通り入金された場合は$マークがつきます。

仮に、Aマークがあり、支払いが滞っていたことが確認でき場合は、きちんと支払い行い、実績を積むことが大切です。

画像参照元:CICの公式サイトより

カードローンの審査の判断を出すのはあくまでカードローン会社の判断です。審査に通らなかった明確な理由はカードローン会社もCICに問い合わせても教えてもらうことはできません。

何も思い当たるふしがないのに審査に落ちた場合は、 他社を試してみることで審査に通過する可能性が大いにあります。

審査の厳しさに大きく差があると思いますか?感じましたか?

カードローンの審査の内容と基準はカードローン会社によって異なります。各社、独自の基準で多角的、総合的に判断して審査が行われます。

この設問では、実際にその違いを肌感覚で感じたかどうかを聞いてみました。

結果は以下の通りです。7割以上が審査の厳しさに違いを感じていることが分かりました。

実際に審査に通らなかったカードローン会社はどこですか?

実際に申し込みを行ったが、審査に通らなかったカードローン会社を聞きました。該当するものをすべて選んでいただいています。

10ptまでを掲載していますが、9pt以下のところでは他にも、地方銀行、信用銀行など回答がありました。

そもそも申し込んだ人数が多ければ、審査に落ちる人数も比例して増えます。数が多いのは知名度が高く、申込者の絶対数が多いことが大きな要因と考えられます。

ここで紹介する会社名と人数はあくまで参考程度に閲覧いただくことを推奨します。

万が一カードローンの審査に落ちてしまったら、どうする?

CMなどから「誰でも簡単に利用できる」という印象を受けるカードローンですが、実際には一定数の人が審査に落ちていることがこの調査で分かりました。

「まさか自分が落ちるとは思わなかった」という回答があった点も、非常に興味深いアンケート結果といえるでしょう。

滞納していないかどうかを確認する

過去に返済が滞っていたものがないかを確認しましょう。

正確に確認するには、CICなどの信用情報機関で信用情報を開示し、自分の状況を把握することが大切です。

他のカードローンを試す

審査内容・基準は各社異なります。他社を試してみることで、審査に通る可能性があります。

銀行カードローンの審査に落ちた場合は大手消費者金融を、それでも通らない場合は中堅の消費者金融を検討するのも一つの方法です。

異動情報(ブラック)などがある場合、その情報が登録期間が経過するまでは、カードローンの利用は厳しいでしょう。

上記のアドバイスは、当メディアのカードローンの記事を監修・執筆している有識者の回答をまとめたものです。

アンケート調査概要

調査URL

https://smart-moneylife.jp/cardloan/survey-screening-failed

調査期間

2025年5月2日~5月12日

調査対象

・実際にカードローンを申し込んだことのある男女779名

・カードローンの審査に落ちた経験のある100名

スクリーニング調査5,000名/本調査100名

調査方法

インターネット調査

調査機関

アイブリッジ株式会社

設問内容(本調査)

1.審査に通らないかもしれない、と予想していましたか?
2.審査に受からなかった理由だと思うものはどれですか?最も当てはまるものを選んでください。3つまで選ぶことができます。
3.それはいつ頃ですか?直近のケースを選んでください。
4.カードローン会社によって審査の厳しさに大きく差があると思いますか?感じましたか?
5.カードローンの審査に落ちた際どのような対応をしましたか?

設問内容(スクリーニング)

1.過去3年にカードローンの申し込みをしたことがありますか?(実際に利用をしていなくても構いません。)
2.その際、1社のみ申し込みましたか?それとも、何社か複数同時に申し込みを行いましたか?
3.そのカードローンの審査には通りましたか?
4.審査に通らなかったカードローンはなんですか?
5.カードローンの審査に通らなかった理由はなんだったと推測しますか?(自由回答)

本調査レポートのご利用について

本調査レポートは、マネーリテラシーやカードローンなど、社会人の金銭事情に関する理解を深めるための参考資料としてご活用いただけますと幸いです。

※本調査の内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

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会社概要

代表者名:代表取締役 グザビエ・ピノン

所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東1-27-9 奥山ビル5F

設立日:2016年6月2日

運営サイト:

・スマートマネーライフ(https://smart-moneylife.jp

・料金比較のセレクトラ(https://selectra.jp

・電力事業所(https://denryoku-jigyousho.jp

・電ガススイッチ(https://denryoku-gas.jp

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会社概要

URL
https://selectra.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区東1-27-9 奥山ビル5階
電話番号
03-6885-9977
代表者名
グザビエ・ピノン
上場
未上場
資本金
130万円
設立
2016年06月