株式会社ウェルディッシュ、カラダノートとパートナーシップと事業譲受を契約

株式会社カラダノート(東証グロース 証券コード4014)との戦略的パートナーシップ契約並びに事業譲渡契約締結のお知らせ

ウェルディッシュ

 当社、株式会社ウェルディッシュは本年度より、代表取締役小松周平の就任をはじめとする経営体制の刷新、社名の変更、本社所在地の移転など会社としての体制を大幅に転換し、その後、財務体質と損益体制の大幅な改善、不採算事業からの撤退、M&Aによる事業体制の強化などを進めております。

 そのような中で2024年6月27日に開催した定時株主総会において、医療福祉関連事業の事業領域の拡大を目的とした定款変更を決議したほか、2024年7月30日には大手医療法人グループとビジネスパートナーシップに関する契約を締結し、医療・介護施設へ福祉介護⽤品卸、給⾷卸・オペレーションサービス及び健康⾷品のコンサルティング業務を開始することに加え、健康⾷品に関する医療的観点のアドバイスを獲得し、健康⾷品(栄養補助⾷品含む)や、商品マーケティングへの活⽤を進める予定である旨を発表しております。これらの施策により当社は、従来の食品製造会社の枠を超えた、広義の「食」の会社となるべく大きなステップアップを図っております。

 当社は、この戦略を更に拡大するべく、このたび株式会社カラダノート(東京都港区、代表取締役:佐藤竜也。以下「カラダノート」。)と戦略的パートナーシップ契約(以下「本契約」)を締結し、その取り組みの一環としてカラダノートが運営する宅配水事業(カラダノートウォーター事業)の譲渡を受けることを決定いたしました。

1.基本合意書締結の理由戦略的パートナーシップ契約の意義と概要

 当社は創業68年以上の食品・飲料会社として、戦後、我が国の復興において水道インフラが未発達だった時期にミネラル活性化技術を考案し、綺麗で美味しい水を国民に飲んで頂きたい想いから水道水の見た目を綺麗に且つ美味しくする商品の提供と子供から高齢者まで安全に飲むことができるミネラル麦茶の考案と提供を行ってまいりました。麦茶が日本の文化の一つに発展した貢献の一翼を担ってまいりました当社は常に我が国の健康課題を解決して行くことが当社ミッションの原点であると考えております。2025年3月期は経営体制を刷新し、選択集中によって従来の食品・飲料に関連する分野に注力して参りました。その結果、現在は医療・福祉機関様を中心に様々なウェルネス食品に関するサービス事業が大きく拡大するに至っております。

 カラダノートは「家族の健康を支え 笑顔をふやす」というビジョンのもと、妊娠・出産・子育てから定年に至るまでライフイベントに寄り添った事業を展開し、生活者のQOL(生活の質)の向上を支援しており、我が国が抱える少子化について特に根本となる課題の解決に取り組まれている企業です。

 少子化課題へ取り組むカラダノートと高齢化社会の健康課題へ取り組む当社が、この度食・ヘルスケアを起点に両社のアセットを融合した新たな価値創出を目的として本契約を締結し、以下のような取り組みを進めてまいります。

・宅配水事業の譲受

 宅配水事業はさらなる成長が期待できることから本契約の取り組みの一環として宅配水事業の譲受

詳細は [ 2.宅配水事業の譲渡について ] をご確認ください。

・食領域

 カラダノートのライフイベントデータ・マーケティングの知見と、当社の健康食品開発力を活かした健康維持・増進にまつわるウェルネス食品の共同開発及びコールセンターを活用した顧客体験価値の向上への取り組み。

・医療福祉領域

 当社クライアント様が数多くいらっしゃる医療・福祉業界が課題として直面しているプロフェッショナル人材不足へ向けたカラダノートのデジタルヘルスの知見を活かした新サービスの検討(特に女性の活躍の場を増やす事にフォーカス)。

2.宅配水事業の譲受について

(1)事業譲受の理由

 2025年3月期中に刷新した新経営体制からこれまで当社は、旧経営体制で行っていた新規事業を全て廃止し、不採算子会社の売却をするなどの選択と集中によって食品・飲料に関連する事業に注力してまいりました。その中でもウェルネス事業に関する分野が順調に事業拡大してまいりました。また、中期経営計画にてお示ししたとおり、さらなる企業価値の向上を目的として、当分野において相乗効果をもたらす可能性が高い領域へのM&Aと現在は業務用向けの商品を一般消費者向けへ改良展開して行くことを推進しております。当社は、カラダノートより当事業を譲受することでウェルネス分野に高いリテラシーを持つカラダノートユーザーを当社の顧客層として取り込み、当社が今後ご提案させて頂く一般商社向け健康食品をより早く提供できる機会を得る他、既存のカラダノートユーザーからの質の高いフィードバックを得ることで商品開発の改良改善速度を高められることと考えております。特に水事業に関する分野は創業時の原点を復活させる機会にもなることで、当社の持つブランド力強化にもつながることになると確信しております。これらを実現するために、本サービスについての名称変更はなく、今後もカラダノートウォーターブランドを維持し、当社の長年に培ってまいりました安心安全のブランドを付加したサービスとしてより一層の発展へ邁進してまいります。

(2)事業譲受の概要

① 宅配水事業の内容

 ・個人向け宅配水サービス「カラダノートウォーター」の提供

 ・法人企業向け宅配水サービス「カラダノートウォーターサステナブルプラン」の提供

② 宅配水事業の経営成績(2024年7月期実績)

 売上高:626百万円

 売上総利益:273百万円

3.相手先の概要(2024年7月31日現在)

名称 :株式会社カラダノート

所在地:東京都港区芝浦3丁目8番10号 MA芝浦ビル6階

代表者:代表取締役 佐藤 竜也

事業内容:ファミリーデータプラットフォーム事業
      妊娠出産育児に関する、メディアの企画運営/アプリの企画開発
      服薬、健康管理に関する、アプリの企画開発
     労働者派遣事業(許可番号 派13-317240)

資本金:58,095千円

4.日程

取締役会決議日:2025年2月19日

事業譲受契約締結日:2025年2月19日

事業譲受完了日:2025年3月31日(予定)

事業譲受対価の支払日:2025年4月30日(予定)

5.代表取締役社長 小松周平より

 当社は、ウェルネスリテラシーの高い会員を有するカラダノート社と共創価値が高いと考えております。カラダノート社の佐藤社長のビジョン、ストーリーに深く共感しました。少子高齢化社会への課題解決を目指す両社が連携することで、カラダノート社の会員様への新たなサービスを構築するとともに当社は自社商品のTo C向けチャネルを新たに開拓することで共に成長してまいりたいと考えております。

株式会社ウェルディッシュ 代表取締役 小松 周平

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会社概要

株式会社ウェルディッシュ

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URL
https://wel-dish.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区白金台5-18-9 VORT白金台
電話番号
03-6277-2308
代表者名
小松周平
上場
東証スタンダード
資本金
2億円
設立
1957年10月