太陽光発電所O&M国内最大手のスマートエナジー、蓄電池O&M事業に本格参入
ENEOSリニューアブル・エナジー社運営 太陽光併設型蓄電池O&M業務開始
太陽光発電所の運営・保守(O&M)事業において国内最大手(※)の株式会社スマートエナジー(東京都港区 代表取締役社長 大串卓矢、以下スマートエナジー)は、ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社(東京都港区 代表取締役社長 竹内一弘、以下ERE)が運営する太陽光発電所併設型蓄電池のO&M業務を2月12日より開始しました。
スマートエナジーは今後蓄電池O&M事業に本格参入し、2025年度内に300MW/1500MWh分の業務受託を目指します。従来、太陽光・風力発電所のO&Mで培ってきた知見を活かして、安心・安全な蓄電所運営に貢献してまいります。
※出典:PVeye 2023年8月号『主なO&M企業』ランキング

本案件の経緯・概要
■経緯
今回蓄電池O&M業務を開始した「JRE福智第三太陽光発電所」は、スマートエナジーが2018年6月より発電所O&M業務を担当している発電所です。EREより同発電所に併設する蓄電池のO&Mについて相談があり、これまでの発電所O&M業務に加えて蓄電池O&Mもお任せいただくことになりました。
■概要
下記太陽光発電所併設型蓄電池に関して、工事期間中の主任技術者業務および運転開始後の運用保守、危険物保安監督者の業務をスマートエナジーが担当します。
・JRE福智第三太陽光発電所併設型蓄電池:2MW/10.32MWh
※本件に関するEREプレスリリース:https://www.eneos-re.com/news/pdf/news_20240708.pdf



スマートエナジーの蓄電池O&M参入に関して
スマートエナジーは、これまで太陽光・風力発電所のO&Mをはじめとした再生可能エネルギーに関わる事業を通じて、脱炭素社会の実現に貢献してまいりました。特に、太陽光発電所O&Mでは契約電力量4,607MW(2025年1月時点)と国内トップシェアを誇ります。
再エネの中でも、太陽光や風力発電等の自然変動電源は発電量が天候に左右されるため、コントロールが困難という課題があります。しかし、蓄電池を再エネ発電所や送電を司る基幹系統につなげば、電力が余った時は蓄電し電力が不足した時に放電することで、電力の安定性を図ることができます。
再エネのさらなる導入拡大に向け、スマートエナジーは今後増加する蓄電池のO&M事業に参入します。日本の2030年度までの蓄電池累計導入見通し14.1~23.8GWh(※)のうち、20%以上の蓄電池O&Mを弊社が担当できるよう、今後積極展開してまいります。
※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 2024年5月29日 『系統用蓄電池の現状と課題』資料
ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社 会社概要
・代表取締役社長:竹内 一弘
・所在地:東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワー15階
・事業内容:発電プラント(風力発電、太陽光発電、バイオマス発電その他自然エネルギー発電)に関する事前調査、計画、設計、関連資材調達及び販売、土木工事、電気工事、建設、運転、保守点検事業並びに売電事業
株式会社スマートエナジー 会社概要
・代表取締役:大串 卓矢
・所在地:東京都港区西新橋1丁目18-17 明産西新橋ビル3F
・事業内容:太陽光、風力等再生可能エネルギー発電施設、設備ならびに同システムの企画、設計、施工、管理、保守ならびに販売、環境ファンドへの出資の募集、その運営と対策、排出量制度の調査・コンサルティング及び事業支援
・太陽光発電所O&M実績:4,607MW(2025年1月時点、グループ合計)
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