共感からブランディング強化に繋げるパーパスブランディングの推進 「トライトフェスティバル」で早期の企業文化醸成を目指す
~企画実施から約半年で浸透率約70%、管理職128名のアンケートから見えた組織変化~
その一環として、社内外に対して当社の掲げるミッション・ビジョン・バリュー(以後、MVV)に共感し、行動するきっかけに繋げる企画、「トライトフェスティバル」を実施してきましたが、約半年後の当社の管理職向けアンケートでは、128名中約70%が「自分の部署でMVVが浸透していると思う」と回答する結果になりました。
- 【当社のMVVについて】
社名変更とともに、外部の知見を受けながら社内プロジェクトを立ち上げ、外部有識者のガイダンスのもと、半年以上の時間をかけて多くの議論を重ねながら、新たにビジョン・バリューの制定に至りました。リブランディング以前から掲げていた経営理念で既存社員に浸透している「挑む人と、ともに挑む」をミッションとして掲げ、今後の当社が実現したい未来・ビジョンと社員が体現すべき価値・バリューを、社員からのヒアリングやワークショップから見えてきた考えや願いなどから築き上げることで、社員が納得し、愛着が持てるものを目指しました。
また、これらは、当社の社名の由来になった3つの語源「TRY(挑む)」「RIGHT(正しさ)」「TOGHER(ともに)」に通じています。
- 【MVV浸透の取り組みについて】
11月1日からスタートしたトライトフェスティバルでは、組織体制変更前に醸成されていた企業文化を残しつつ、新たに制定したMVVの意味に掛け合わせて、様々な企画を遂行してきました。特に、毎朝各部署で行う朝礼での「MVVシェアリング」では、その日の担当者が日頃の業務や気になるニュースなどから、MVVに紐づけて発信します。日ごろよりMVVについて考える設計にすることで、MVVの早期浸透に寄与しています。
そのほかにも、「Right~当たり前をつきつめて、当たり前を超えていく~」と題した企画では、MVVの浸透に合わせて、日ごろ社員が使用する社内備品や社名変更の記念アイテムを社会課題に紐づけて制作物を作成することを目的として、それらのアイテムを通して、社会問題やSDGsについて考えるきっかけにできるように進めました。
■管理職向け MVV浸透度調査
当社管理職128名に行ったMVVの浸透度を調査したところ、MVVを制定して約半年で約70%の人が、「自分の組織に浸透している」と回答する結果となりました。一方で、言葉だけでなく本来の正しい解釈が全員できているのか、既存社員と新入社員への浸透の差なども課題であることが分かり、今後も引き続き社員への正しいMVVの理解を深めていきつつ、社員一人ひとりが当社のバリューを体現することで、ブランディングの強化に繋げていきます。
対象:部下を持つ管理職128名
年齢層:20代~50代
アンケート期間:2021年2月25日~26日
Q1 朝礼で、MVVシェアリングを実施していますか?
行っている 96人(78%)
行っていない 26人(21%)
その他 1人(1%)
朝礼でのMVVシェアリングの実施により、「社員が皆、自然体でMVVを考えているように感じる。」「毎朝のMVVシェアリングの発表にて、各社員それぞれが持つMVVの解釈を入れた話ができている。」という声があり、一人ひとりが考えるきっかけとなっていることが分かりました。
Q2 自分の組織に、MVVが浸透していると思いますか?
浸透している 88人(69%)
浸透していない 17人(13%)
その他 23人(18%)
朝礼時にMVVについて発信していなかった時と、MVVについて発信し始めた時と比べた時に、自己の振り返りを含め、「実際にどう考えて業務にあたっているのか」「どうなっていきたいのか」を共有しあう場になっているという声もあり、本人が思っていることを管理職が知るきっかけに繋がることで、業務指示を行う際にMVVに沿って行うなど、マネジメントに生かせているケースもありました。
また、今回のアンケートを通して、浸透していると答える管理職が多い一方で、「言葉で分かっていても、自ら一歩踏み出して行動する事が出来ていない印象」「新入社員も多いため、既存社員との差が見受けられる」という意見もあり、今後も引き続き、社員が主体的に体現できるよう、社内報として活用しているYoutube社内報「トライトチャンネル*」 を活用しながら、更なるMVVの浸透を目指していきます。
*YouTube社内報「トライトチャンネル」(2021年3月10日 当社プレスリリース)
https://tryt-group.co.jp/archives/1362/
- 社内企画「Right~当たり前をつきつめて、当たり前を超えていく」紹介
① 社員証の制作
社名変更時に制作した新しいロゴを印字したストラップと、適正管理された森林木材による製品であることを証明するFSC森林認証紙から作成した、社員証を全社員に配布しました。表面に社員の名前を入れるだけでなく、裏面にMVVを印字することで、朝礼だけでなく業務中も、いつどこでも見ることができます。
② トライトキャンディの制作
社員証とともに、全社員にロゴ入りの金太郎飴(通称:トライトキャンディ)を2つずつ配布しました。1つは自分に、もう1つは、当社ミッションである「挑む人と、ともに挑む」に掛け合わせ、自分が一緒に挑みたいと思う人に渡すことで、その人と一緒に味わいながらコミュニケーションをとれるきっかけにしました。
③ ユニフォームの制作
エコロジー活動やサスティナブルな素材開発など、SDGsに対する取り組みを積極的に行う、カーシーカシマ株式会社(本社:栃木県佐野市、代表取締役:増田宣ニ)のブライトツイルストレッチブルゾンを採用しました。強固な組織づくりやジェンダー平等な企業文化の醸成などを目的としているほか、当社が向き合う業界の当たり前を一緒につきつめ、同じ問題に対してともに取り組んでいきたいという思いを、ユニフォームの着用の継続に込めています。
④ 記念アイテム「TRYTエコバック2020」と「MVVメッセージテンプレート」
全社員からアンケートにて募った、制作したいアイテム100個の中から、同年7月から全国でスタートしたプラスチック製買物袋の有料化という社会変化に合わせて、エコバックの制作に決定しました。こちらは4月1日入社の新入社員・パート社員・派遣社員を含む全社員分に配布しました。
また、既存社員への配布用にMVVメッセージテンプレートを合わせて作成し、エコバックを配布する際に、管理職から部下へ体現してほしいMVVをメッセージとして送れるようにしました。そのことで、各社員は自身が社内で期待される役割と、バリューを紐づけて考えることができるため、目標達成のための行動に紐づくように設計されています。
【トライトグループ概要】
トライトグループとは、株式会社トライト、株式会社トライトキャリア、株式会社トライトエンジニアリングからなる人材紹介・派遣サービスグループです。2004年の創業から2020年まで17年連続の増収増益を実現しました。主軸サービスである人材紹介・派遣業に合わせて人材育成・キャリア支援を強化し、医療・介護・保育業界を取り巻く慢性的な人材不足に関わるすべての社会課題へ寄与することを目指しています。
本社所在地:大阪府大阪市北区曽根崎2-12-7 清和梅田ビル13 階
東京本部:東京都千代田区有楽町2-7-1 イトシアオフィスタワー16 階
代表取締役CEO:笹井英孝
社員数: 2,789名(臨時雇用者を除く) ※2020年12月時点
代表取締役CEO:笹井英孝プロフィール
1991年東京大学法学部卒業。2000年コロンビア大学経営大学院修士課程(MBA)修了。国内大手銀行、外資系コンサルティングファーム等を経て、2005年医療機器メーカーであるオムロンコーリン株式会社の社長に就任。その後、セント・ジュード・メディカルやライフドリンクカンパニー等で経営トップを歴任。2019年11月、トライトグループ(旧:TSグループ)CEO及び同グループ3社(株式会社トライト、株式会社トライトキャリア、株式会社トライトエンジニアリング)の代表取締役に就任。
【各社概要】
和文社名:株式会社トライト
英文社名:TRYT Inc.
設立:2016年
事業内容:人材紹介・派遣サービス等の事業を行うグループ会社の競争力強化に向けた各種環境の整備と支援、経営計画・管理ならびにそれに付帯する業務
https://tryt-group.co.jp/
和文社名:株式会社トライトキャリア
英文社名:TRYT Career Inc.
設立:2014年
事業内容:医療・福祉業界への人材紹介・派遣サービス等
https://tryt-career.co.jp/
和文社名:株式会社トライトエンジニアリング
英文社名:TRYT Engineering Inc.
設立:2004年
事業内容:建設業界への人材紹介・派遣サービス等
https://tryt-eng.co.jp/
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