株式会社タオ、滋賀県大津市の子ども食堂に併設の「野洲のおっさん　無料こども塾」に「天神」小・中学生版の全学年全教科の無償提供を開始

食事と学習を無料で提供する子ども食堂に、自学自習できるICT教材「天神」を提供

（株）タオ

2023年7月6日 10時00分

幼児・小学生・中学生を対象としたICT学習教材「天神」を企画・開発・販売する株式会社タオ（本社：滋賀県草津市、代表取締役：黒澤慶昭）は、株式会社まちおこし(滋賀県大津市、代表取締役社長：西川興）が運営する「野洲のおっさん　無料こども塾」(以降「無料塾」)に対し、「天神」小・中学生版の無償提供を開始しました。

子ども食堂「野洲のおっさん　おにぎり食堂」に併設の「無料塾」

「野洲のおっさん　おにぎり食堂」(滋賀県大津市、以降「おにぎり食堂」)は滋賀県のブランド米を利用したおにぎり専門店で、SDGs実践型のお店を目指して子ども食堂や「無料塾」を運営しています。「無料塾」はコロナ禍前まで「おにぎり食堂」の2階で開催されていましたが、新型コロナウイルス対策のために公民館に場所を移して運営されていました。2023年7月6日(木)からは「無料塾」の会場を「おにぎり食堂」の2階に戻し、ICT教材「天神」を導入してリニューアル再開されます。

おにぎり食堂の外観

コロナ前におにぎり食堂の二階で無料塾を開設していた時の様子

ICT学習教材「天神」の特長と無償提供内容

ICT学習教材「天神」は、小学校・中学校で使用されている検定教科書に準拠し、学校の予習・復習がしやすく、子どもひとりで主体的に学習を進められる点が特長です。音声やアニメーションでの動画授業が要点や注意点をわかりやすく解説し、子どもたちが苦手な単元についてもスモールステップで学習を進められるため、学校や学習塾だけでなく、放課後等デイサービスや不登校児への学習支援施設等でも利用されています。

ICT教材「天神」

株式会社タオは、子ども達の「未来に生きる力を育む」ことを願い、これまで病院やクリニック等の医療施設や、児童養護施設等に対して「天神」の無償提供を行ってきました。今回は、地域の子どもを支える仕組みとして「無料塾」が長く継続されるよう、リニューアルに伴い無償提供を決定しました。提供する内容は「天神」の小学校全学年の国語・算数・理科・社会・英語・生活、及び中学校全学年の国語・数学・理科・社会・英語です。

「無料塾」の担当者のコメントを紹介します。

これまで「無料塾」では、少数の講師が⼦どもたちを個別に指導していました。今回、ICT学習教材「天神」を導入することにより、少数の講師でも的確で効率的な個別学習を多くの子どもたちに提供することができます。それにより私たちの無料塾が、⾃ら学び主体的に学習する楽しさを子どもたちが体験できる場になればと期待しています。当無料塾は⼩学⽣を対象とした塾ではありますが、このICT学習の仕組みをスポットで中学生にも提供できればと考えています。