【虚礼廃止に関する調査】「儀礼」と「虚礼」の違いは? “虚礼”にならない年賀状やお歳暮の贈り方とは?
7割以上方が「虚礼廃止」に賛成、一方、約6割が品物を贈ることで「ある程度は感謝の気持ちを伝える意味はある」と回答
株式会社新潟味のれん本舗(本社所在地:新潟県長岡市、代表取締役:渡邊 幸雄)は、20代~60代男女を対象に、「虚礼廃止」に関する調査を実施しました。
近年、年賀状やお中元、お歳暮といった「儀礼(ぎれい)」を廃止する企業が増えているようです。
サステナブルやSDGsの観点から「環境への配慮」、または「経費削減」「業務の効率化」など、時代を反映したものが多いのではないかと思いますが、「形式的で意味がない」「儀礼ではなく“虚礼”だから」といった理由もあるかもしれません。
「儀礼廃止」ではなく「虚礼廃止」といわれるのは、そのためなのではないでしょうか。
では、儀礼と虚礼は、どのような部分が異なるのでしょうか。
七五三や成人式といった通過儀礼も儀礼ですが、どのように認識しているのか、また、儀礼として品物を贈る際には熨斗(のし)や水引(みずひき)といった形式(礼式)は欠かせませんが、どのくらい重要だと考えているのでしょうか。
そこで今回、新潟の工場直送・国産米100%のおせんべい・おかきのメーカー株式会社新潟味のれん本舗(https://www.ajinoren.co.jp/)は、20代~60代男女を対象に、「虚礼廃止」に関する調査を実施しました。
意味のある儀礼とはどのような儀礼であるのか、一緒に考えてみませんか?
はじめに、行うことの意味がないと思う儀礼についてお伺いしました。
「行うことの意味がない儀礼(通過儀礼を含む)は、どのくらいあると思いますか?」と質問したところ、『ほぼすべての儀礼に行う意味があると思う(8.2%)』『大半の儀礼には行う意味があると思う(45.6%)』『大半の儀礼は行う意味はないと思う(34.5%)』『ほぼすべての儀礼は意味がないと思う(11.7%)』という回答結果になりました。
日本の通過儀礼には、お宮参りや七五三、成人式や結婚式などがあります。
このような儀礼や通過儀礼には、何かしら意味があるものが多いのではないかと思いますが、最多だったのは「大半の儀礼には行う意味があると思う」の45.6%で、「ほぼすべての儀礼に行う意味があると思う」と回答したのは8.2%と1割に届きませんでした。
では、“行うことの意味がない儀礼”とは、どのような特徴があるのでしょうか。
そこで、「行うことの意味がない儀礼とは、どのような儀礼だと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『心がこもっていないもの(52.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『形式的なもの(51.1%)』『相手のことを考えていないもの(自己満足的なもの)(41.8%)』『何も役に立たないもの(31.5%)』『慣習的(伝統的)なもの(26.2%)』『飾っておくだけのもの(24.3%)』『価値の低い(価値のない)もの(21.2%)』と続きました。
心がこもっていない儀礼や形式的な儀礼、相手にことを考えていないような儀礼は、行ってもほとんど意味がないと感じている方が多いようです。
年賀状やお中元、お歳暮などの形式的(形骸的)なやり取りは意味がない、と考える方が多いのかもしれません。
形骸的なやり取りは、心がこもっておらず、また相手のことを考えていないため、「虚礼」だと考える企業が増えているのかもしれません。
では、こうした企業が行っている「虚礼廃止」については、どのように感じているのでしょうか
「各企業が行っている虚礼廃止※について、どのように思いますか?※年賀状やお中元、お歳暮のやり取りなどの廃止」と質問したところ、『とても良いことだと思う(27.8%)』『ある程度は良いことだと思う(43.3%)』『どちらともいえない(23.2%)』『悪いことだと思う(5.7%)』という回答結果になりました。
良いことだと思うと回答した方は、合計で7割以上(とても良いことだと思う、ある程度は良いことだと思う)となりました。
一方、どちらともいえない(悪いことだと思う)と回答した方も2割以上いるようですが、なぜそのように思ったのでしょうか。
前の質問で「どちらともいえない」「悪いことだと思う」と回答した方に、具体的な理由をお聞きしました。
■企業が行っている「虚礼廃止」は良いことばかりではない!?その理由とは?
・相手との関係にもよると思うけど、お世話になってはいるが直接会う機会が少ない人などに感謝の気持ちを伝えるには(年賀状やお中元を贈ることは)すごく良い機会だと思う(20代/女性/会社員/福岡県)
・確かに経費は削減できるとは思いますが、日頃お世話になっている方に感謝の気持ちを伝えるためのものを削減する必要はないと思うからです。もっと他のことを削減するべきだと思います(20代/女性/会社員/鹿児島県)
・個人的には必要ないと思いますが、それを必要としている人もいると思うから(30代/女性/パート・アルバイト/東京都)
・形式的なものでしかないと思われるかもしれませんが、そのやり取りによって繋がり続けることができるのも大切だと思うので(50代/女性/専業主婦/滋賀県)
などの回答が寄せられました。
どのようなご関係なのかにもよりますが、年賀状やお中元といった形式的なやり取りでも、それを必要としている方やそれによって繋がりを持ち続けることができる良い機会だと考えている方もいるようです。
年賀状やお中元、お歳暮を「虚礼廃止」する企業についても、7割以上の方が良いことだと評価しているようです。
一方、虚礼とはいえ年賀状やお中元の廃止は、人と人との繋がりを失ってしまう可能性もあるため手放しに良いとはいえないと考える方もいることがわかりました。
では、実のところ、年賀状やお中元、お歳暮などの品物で相手に感謝の気持ちを伝えることは、どのくらい意味があるのでしょうか
そこで、「年賀状やお中元、お歳暮を贈る“儀礼”は、お世話になった方へ感謝の気持ちを伝える方法として、どのくらい意味があると思いますか?」と質問したところ、『とても意味があると思う(8.8%)』『ある程度は意味があると思う(51.4%)』『どちらともいえない(25.6%)』『無意味だと思う(14.2%)』という回答結果になりました。
廃止する企業も多いなか、年賀状のやり取りやお中元・お歳暮を贈ること自体については、合計で約6割の方が「感謝の気持ちを相手に伝える意味は、ある」と感じていることがわかりました。
では、年賀状やお中元が「虚礼」ではなく、本当に意味のある「儀礼」にするためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
具体的な方法についてお聞きしました。
■どうすれば良い?年賀状やお中元、お歳暮で相手に感謝の意を伝えるコツとは?
・年賀状などは印刷でも手書きで一言添える。お中元やお歳暮は、その方のご家族が喜ばれるのでは?という品を選ぶ(40代/女性/パート・アルバイト/秋田県)
・虚礼で感謝を伝えることはできない。虚礼はあくまで虚礼である(50代/男性/会社員/北海道)
・年賀状は手書きで、お歳暮は直接訪問して挨拶しに行く(50代/男性/会社員/東京都)
・本当に感謝している人に対しては丁寧なコメントを添えて贈る(60代/男性/会社員/静岡県)
などの回答が寄せられました。
お中元やお歳暮は、直接会って品物と共に感謝の気持ちを相手に伝えることが一番ですが、それが難しい場合は相手のことを考えて喜ばれそうな品物を選ぶと良さそうです。
また、印刷の年賀状の場合は、面倒でも手書きで一言添えることが重要なようです。
品物を贈ることである程度は感謝の気持ちを伝えることはできても、それが相手にとって“虚礼”であった場合は意味のないものになってしまうため、注意が必要かもしれません。
「品物を贈る儀礼をする際、重要なのはどのような要素だと思いますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『心が伝わるか(59.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『喜ばれるかどうか(55.2%)』『役に立つ品物か(24.1%)』『タイミング(時期)が合っているか(23.7%)』『形式が合っているか(11.0%)』『高価なものか(3.5%)』と続きました。
先程の調査結果でも、それがなければ儀礼ではなく虚礼となってしまう「(相手に)心が伝わるか」という点が、最も重要であると感じているようです。
他にも、「(相手に)喜ばれるかどうか」「役に立つ品物か」といった点なども品物を贈る際には注意しておくと良さそうです。
「心が伝わるか」以外にも、品物を贈る際には熨斗や水引といった形式も重要なのではないでしょうか。
特に正式な儀礼として品物を贈る際には、これらの形式は疎かにすることはできません。
では、「心が伝わるか」と比較した場合、どちらの方が重視されるのでしょうか。
そこで、「相手に心が伝われば、儀礼の形式(熨斗や水引など)は関係ないと思いますか?」と質問したところ、『伝わるのであれば、あまり関係ないと思う(47.1%)』『伝わっても、ある程度大事だと思う(42.2%)』『伝わっても伝わらなくても大事だと思う(10.7%)』という回答結果になりました。
僅差ではありますが、心が伝わるのであれば形式はあまり関係ないと思う方が最多でした。
では、中身(値段)と比較した場合では、どのようになるでしょうか。
続いて、「相手に心が伝われば、贈る品物の値段や中身は関係ないと思いますか?」と質問したところ、『伝わるのであれば、あまり関係ないと思う(45.9%)』『伝わっても、ある程度大事だと思う(45.1%)』『伝わっても伝わらなくても大事だと思う(9.0%)』という回答結果になりました。
こちらにも僅かな差ではありあますが、心が伝わるのであれば中身や値段はあまり関係ないと思う方が最も多いようです。
贈り物をすることで相手に感謝の気持ちを伝えたいのであれば、最も重視すべきは形式よりも中身よりも、「心が伝わるか」という点を重視している方が多いようです。
では、具体的にはどのようにすれば真心が伝わるのでしょうか。
ケースバイケースであるため難しい質問ですが、最後にお聞きしました。
■“虚礼”ではなく意味のある“儀礼”にするためには、どのような贈り物にすれば良い?
・恒例行事的な慣習でただ贈るのではなく、相手に贈る必要があったうえで贈るのなら必要なのかなと思います(30代/女性/パート・アルバイト/兵庫県)
・時と場合によりますが、形式にとらわれない贈り物ならば真心が伝わり、贈る意味もあるのかなと思う(40代/女性/専業主婦/東京都)
・「お中元」「お歳暮」といった慣習ではなく、自分や相手に合ったタイミングで相手が喜ぶ品物を贈ると良いのでは(50代/女性/パート・アルバイト/神奈川県)
・値段が高すぎず、安すぎず、相手の方やご家族に喜んでいただける物など(60代/男性/会社員/神奈川県)
などの回答が寄せられました。
慣習や形式的に贈るのではなく、自分や相手に合ったタイミングで、かつ相手に必要なものや喜ばれそうなものを考えて品物を贈ると“虚礼”になりにくいのではないでしょうか。
「心が伝わるか」──それは、形式や中身(値段)よりも重視されており、相手に心が伝われば“虚礼”にならないことがわかりました。
しかし、どのような儀礼(通過儀礼を含む)であっても、心がこもっていない儀礼や形だけ(形骸的)の儀礼、相手のことを考えていない儀礼は“虚礼”であり、あまり意味のないものになってしまうようです。
現に、年賀状やお中元、お歳暮といった儀礼も、虚礼であるため廃止する企業が増えており、今回の調査結果では7割以上の方が「虚礼廃止」について評価をしているようです。
一方、お世話になった方に感謝の気持ちを伝える機会を損ねるのではないか、形式的なやり取りでも必要としている人もいるのではないか、といった意見もみられました。
年賀状やお中元、お歳暮については、約6割の方が「ある程度は相手に感謝の気持ちを伝える意味はある」と回答しましたが、形骸的に行った場合は虚礼となってしまう可能性が高いため、贈るタイミングや喜ばれそうな品物を選ぶといった「心遣い」は疎かにできないでしょう。
株式会社新潟味のれん本舗(https://www.ajinoren.co.jp/shop/)は、
■新潟より工場直送。通信販売だからできるおいしさ
1. 味のれんが工場直送の通信販売にこだわる理由はとてもシンプルです。
ご飯は炊きたてが一番美味しいように、お米が原料である米菓もつくりたてのおいしさが一番です。
「おいしいものを、おいしいうちに、少しでも早く召し上がっていただきたい」――
その思いから、1988年の創業以来、新潟の工場よりお客様のもとへ直送する通信販売に徹しています。
2. 米菓のおいしさの軸となるのはなんといっても原料であるお米です。弊本舗では、国産米100%はもちろん、「国産米」の中でも粒が大きく、主食用米と同等のお米を使用しています。
3. 国産米100%のお米を製粉する際に熱を加えないこと、製粉したお米をつくりおきせず、すぐに商品として加工するのも、お米の風味を最大限に味わっていただくためのこだわりです。袋をそっと開けるとたちのぼる、ひときわ新鮮な香ばしい香りも、弊本舗の米菓のおいしさです。
お中元・お歳暮などの贈り物としても、多くの方にご用命いただいております。
ぜひ、新潟味のれん本舗のおせんべい・おかきの美味しさを、みなさんでご堪能ください。
■株式会社新潟味のれん本舗:https://www.ajinoren.co.jp/
■お問い合わせ:0120-585-383(受付時間:午前9時~午後5時30分 日曜・祝日定休)
■FAXでのお問い合わせ:0120-826-163
■メールでのお問い合わせ:niigata@ajinoren.co.jp
調査概要:「虚礼廃止」に関する調査
【調査期間】2022年12月23日(金)~2022年12月24日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,072人
【調査対象】20代~60代男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
サステナブルやSDGsの観点から「環境への配慮」、または「経費削減」「業務の効率化」など、時代を反映したものが多いのではないかと思いますが、「形式的で意味がない」「儀礼ではなく“虚礼”だから」といった理由もあるかもしれません。
「儀礼廃止」ではなく「虚礼廃止」といわれるのは、そのためなのではないでしょうか。
では、儀礼と虚礼は、どのような部分が異なるのでしょうか。
七五三や成人式といった通過儀礼も儀礼ですが、どのように認識しているのか、また、儀礼として品物を贈る際には熨斗(のし)や水引(みずひき)といった形式(礼式)は欠かせませんが、どのくらい重要だと考えているのでしょうか。
そこで今回、新潟の工場直送・国産米100%のおせんべい・おかきのメーカー株式会社新潟味のれん本舗(https://www.ajinoren.co.jp/)は、20代~60代男女を対象に、「虚礼廃止」に関する調査を実施しました。
意味のある儀礼とはどのような儀礼であるのか、一緒に考えてみませんか?
- 儀礼(通過儀礼)についてどのように思っている?
はじめに、行うことの意味がないと思う儀礼についてお伺いしました。
「行うことの意味がない儀礼(通過儀礼を含む)は、どのくらいあると思いますか?」と質問したところ、『ほぼすべての儀礼に行う意味があると思う(8.2%)』『大半の儀礼には行う意味があると思う(45.6%)』『大半の儀礼は行う意味はないと思う(34.5%)』『ほぼすべての儀礼は意味がないと思う(11.7%)』という回答結果になりました。
日本の通過儀礼には、お宮参りや七五三、成人式や結婚式などがあります。
このような儀礼や通過儀礼には、何かしら意味があるものが多いのではないかと思いますが、最多だったのは「大半の儀礼には行う意味があると思う」の45.6%で、「ほぼすべての儀礼に行う意味があると思う」と回答したのは8.2%と1割に届きませんでした。
では、“行うことの意味がない儀礼”とは、どのような特徴があるのでしょうか。
そこで、「行うことの意味がない儀礼とは、どのような儀礼だと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『心がこもっていないもの(52.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『形式的なもの(51.1%)』『相手のことを考えていないもの(自己満足的なもの)(41.8%)』『何も役に立たないもの(31.5%)』『慣習的(伝統的)なもの(26.2%)』『飾っておくだけのもの(24.3%)』『価値の低い(価値のない)もの(21.2%)』と続きました。
心がこもっていない儀礼や形式的な儀礼、相手にことを考えていないような儀礼は、行ってもほとんど意味がないと感じている方が多いようです。
年賀状やお中元、お歳暮などの形式的(形骸的)なやり取りは意味がない、と考える方が多いのかもしれません。
- 各企業が行っている虚礼廃止については、どのように思っている?
形骸的なやり取りは、心がこもっておらず、また相手のことを考えていないため、「虚礼」だと考える企業が増えているのかもしれません。
では、こうした企業が行っている「虚礼廃止」については、どのように感じているのでしょうか
「各企業が行っている虚礼廃止※について、どのように思いますか?※年賀状やお中元、お歳暮のやり取りなどの廃止」と質問したところ、『とても良いことだと思う(27.8%)』『ある程度は良いことだと思う(43.3%)』『どちらともいえない(23.2%)』『悪いことだと思う(5.7%)』という回答結果になりました。
良いことだと思うと回答した方は、合計で7割以上(とても良いことだと思う、ある程度は良いことだと思う)となりました。
一方、どちらともいえない(悪いことだと思う)と回答した方も2割以上いるようですが、なぜそのように思ったのでしょうか。
前の質問で「どちらともいえない」「悪いことだと思う」と回答した方に、具体的な理由をお聞きしました。
■企業が行っている「虚礼廃止」は良いことばかりではない!?その理由とは?
・相手との関係にもよると思うけど、お世話になってはいるが直接会う機会が少ない人などに感謝の気持ちを伝えるには(年賀状やお中元を贈ることは)すごく良い機会だと思う(20代/女性/会社員/福岡県)
・確かに経費は削減できるとは思いますが、日頃お世話になっている方に感謝の気持ちを伝えるためのものを削減する必要はないと思うからです。もっと他のことを削減するべきだと思います(20代/女性/会社員/鹿児島県)
・個人的には必要ないと思いますが、それを必要としている人もいると思うから(30代/女性/パート・アルバイト/東京都)
・形式的なものでしかないと思われるかもしれませんが、そのやり取りによって繋がり続けることができるのも大切だと思うので(50代/女性/専業主婦/滋賀県)
などの回答が寄せられました。
どのようなご関係なのかにもよりますが、年賀状やお中元といった形式的なやり取りでも、それを必要としている方やそれによって繋がりを持ち続けることができる良い機会だと考えている方もいるようです。
- 品物を贈る儀礼に意味を持たせるには、どうすれば…?
年賀状やお中元、お歳暮を「虚礼廃止」する企業についても、7割以上の方が良いことだと評価しているようです。
一方、虚礼とはいえ年賀状やお中元の廃止は、人と人との繋がりを失ってしまう可能性もあるため手放しに良いとはいえないと考える方もいることがわかりました。
では、実のところ、年賀状やお中元、お歳暮などの品物で相手に感謝の気持ちを伝えることは、どのくらい意味があるのでしょうか
そこで、「年賀状やお中元、お歳暮を贈る“儀礼”は、お世話になった方へ感謝の気持ちを伝える方法として、どのくらい意味があると思いますか?」と質問したところ、『とても意味があると思う(8.8%)』『ある程度は意味があると思う(51.4%)』『どちらともいえない(25.6%)』『無意味だと思う(14.2%)』という回答結果になりました。
廃止する企業も多いなか、年賀状のやり取りやお中元・お歳暮を贈ること自体については、合計で約6割の方が「感謝の気持ちを相手に伝える意味は、ある」と感じていることがわかりました。
では、年賀状やお中元が「虚礼」ではなく、本当に意味のある「儀礼」にするためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
具体的な方法についてお聞きしました。
■どうすれば良い?年賀状やお中元、お歳暮で相手に感謝の意を伝えるコツとは?
・年賀状などは印刷でも手書きで一言添える。お中元やお歳暮は、その方のご家族が喜ばれるのでは?という品を選ぶ(40代/女性/パート・アルバイト/秋田県)
・虚礼で感謝を伝えることはできない。虚礼はあくまで虚礼である(50代/男性/会社員/北海道)
・年賀状は手書きで、お歳暮は直接訪問して挨拶しに行く(50代/男性/会社員/東京都)
・本当に感謝している人に対しては丁寧なコメントを添えて贈る(60代/男性/会社員/静岡県)
などの回答が寄せられました。
お中元やお歳暮は、直接会って品物と共に感謝の気持ちを相手に伝えることが一番ですが、それが難しい場合は相手のことを考えて喜ばれそうな品物を選ぶと良さそうです。
また、印刷の年賀状の場合は、面倒でも手書きで一言添えることが重要なようです。
品物を贈ることである程度は感謝の気持ちを伝えることはできても、それが相手にとって“虚礼”であった場合は意味のないものになってしまうため、注意が必要かもしれません。
- 形式?値段?気持ち?品物を贈る際、何が一番重要?
「品物を贈る儀礼をする際、重要なのはどのような要素だと思いますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『心が伝わるか(59.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『喜ばれるかどうか(55.2%)』『役に立つ品物か(24.1%)』『タイミング(時期)が合っているか(23.7%)』『形式が合っているか(11.0%)』『高価なものか(3.5%)』と続きました。
先程の調査結果でも、それがなければ儀礼ではなく虚礼となってしまう「(相手に)心が伝わるか」という点が、最も重要であると感じているようです。
他にも、「(相手に)喜ばれるかどうか」「役に立つ品物か」といった点なども品物を贈る際には注意しておくと良さそうです。
「心が伝わるか」以外にも、品物を贈る際には熨斗や水引といった形式も重要なのではないでしょうか。
特に正式な儀礼として品物を贈る際には、これらの形式は疎かにすることはできません。
では、「心が伝わるか」と比較した場合、どちらの方が重視されるのでしょうか。
そこで、「相手に心が伝われば、儀礼の形式(熨斗や水引など)は関係ないと思いますか?」と質問したところ、『伝わるのであれば、あまり関係ないと思う(47.1%)』『伝わっても、ある程度大事だと思う(42.2%)』『伝わっても伝わらなくても大事だと思う(10.7%)』という回答結果になりました。
僅差ではありますが、心が伝わるのであれば形式はあまり関係ないと思う方が最多でした。
では、中身(値段)と比較した場合では、どのようになるでしょうか。
続いて、「相手に心が伝われば、贈る品物の値段や中身は関係ないと思いますか?」と質問したところ、『伝わるのであれば、あまり関係ないと思う(45.9%)』『伝わっても、ある程度大事だと思う(45.1%)』『伝わっても伝わらなくても大事だと思う(9.0%)』という回答結果になりました。
こちらにも僅かな差ではありあますが、心が伝わるのであれば中身や値段はあまり関係ないと思う方が最も多いようです。
贈り物をすることで相手に感謝の気持ちを伝えたいのであれば、最も重視すべきは形式よりも中身よりも、「心が伝わるか」という点を重視している方が多いようです。
- 贈り物を本当に意味がある「儀礼」にするためには、具体的にどうすれば良い?
では、具体的にはどのようにすれば真心が伝わるのでしょうか。
ケースバイケースであるため難しい質問ですが、最後にお聞きしました。
■“虚礼”ではなく意味のある“儀礼”にするためには、どのような贈り物にすれば良い?
・恒例行事的な慣習でただ贈るのではなく、相手に贈る必要があったうえで贈るのなら必要なのかなと思います(30代/女性/パート・アルバイト/兵庫県)
・時と場合によりますが、形式にとらわれない贈り物ならば真心が伝わり、贈る意味もあるのかなと思う(40代/女性/専業主婦/東京都)
・「お中元」「お歳暮」といった慣習ではなく、自分や相手に合ったタイミングで相手が喜ぶ品物を贈ると良いのでは(50代/女性/パート・アルバイト/神奈川県)
・値段が高すぎず、安すぎず、相手の方やご家族に喜んでいただける物など(60代/男性/会社員/神奈川県)
などの回答が寄せられました。
慣習や形式的に贈るのではなく、自分や相手に合ったタイミングで、かつ相手に必要なものや喜ばれそうなものを考えて品物を贈ると“虚礼”になりにくいのではないでしょうか。
- 【まとめ】虚礼ではなく礼儀が伝わるやり方で相手へのお礼を考えていこう
「心が伝わるか」──それは、形式や中身(値段)よりも重視されており、相手に心が伝われば“虚礼”にならないことがわかりました。
しかし、どのような儀礼(通過儀礼を含む)であっても、心がこもっていない儀礼や形だけ(形骸的)の儀礼、相手のことを考えていない儀礼は“虚礼”であり、あまり意味のないものになってしまうようです。
現に、年賀状やお中元、お歳暮といった儀礼も、虚礼であるため廃止する企業が増えており、今回の調査結果では7割以上の方が「虚礼廃止」について評価をしているようです。
一方、お世話になった方に感謝の気持ちを伝える機会を損ねるのではないか、形式的なやり取りでも必要としている人もいるのではないか、といった意見もみられました。
年賀状やお中元、お歳暮については、約6割の方が「ある程度は相手に感謝の気持ちを伝える意味はある」と回答しましたが、形骸的に行った場合は虚礼となってしまう可能性が高いため、贈るタイミングや喜ばれそうな品物を選ぶといった「心遣い」は疎かにできないでしょう。
- 国産米100%のおせんべい・おかきを新潟の工場より直送します
株式会社新潟味のれん本舗(https://www.ajinoren.co.jp/shop/)は、
- 国産米100%
- 原料へのこだわり
- 新潟より工場直送 通信販売だからできる素敵なこと
- 手から手へ お客様とつなぐ心の絆
■新潟より工場直送。通信販売だからできるおいしさ
1. 味のれんが工場直送の通信販売にこだわる理由はとてもシンプルです。
ご飯は炊きたてが一番美味しいように、お米が原料である米菓もつくりたてのおいしさが一番です。
「おいしいものを、おいしいうちに、少しでも早く召し上がっていただきたい」――
その思いから、1988年の創業以来、新潟の工場よりお客様のもとへ直送する通信販売に徹しています。
2. 米菓のおいしさの軸となるのはなんといっても原料であるお米です。弊本舗では、国産米100%はもちろん、「国産米」の中でも粒が大きく、主食用米と同等のお米を使用しています。
3. 国産米100%のお米を製粉する際に熱を加えないこと、製粉したお米をつくりおきせず、すぐに商品として加工するのも、お米の風味を最大限に味わっていただくためのこだわりです。袋をそっと開けるとたちのぼる、ひときわ新鮮な香ばしい香りも、弊本舗の米菓のおいしさです。
お中元・お歳暮などの贈り物としても、多くの方にご用命いただいております。
ぜひ、新潟味のれん本舗のおせんべい・おかきの美味しさを、みなさんでご堪能ください。
■株式会社新潟味のれん本舗:https://www.ajinoren.co.jp/
■お問い合わせ:0120-585-383(受付時間:午前9時~午後5時30分 日曜・祝日定休)
■FAXでのお問い合わせ:0120-826-163
■メールでのお問い合わせ:niigata@ajinoren.co.jp
調査概要:「虚礼廃止」に関する調査
【調査期間】2022年12月23日(金)~2022年12月24日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,072人
【調査対象】20代~60代男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
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