東京高速道路(KK線)再生プロジェクトにおける共創プラットフォームのコンダクターにパノラマティクス 齋藤精一が就任
パノラマティクス主宰 齋藤精一氏は、2024年4月1日(月)よりKK線再生プロジェクトに参画し、東京高速道路を再生するための<共創プラットフォーム>において、さまざまなステークホルダーとの共創を調和させるコンダクターとして就任いたしました。
東京高速道路を活用し、《歩行者中心の公共空間》に転換するKK線再生プロジェクトの共創プラットフォームを牽引
「KK線再生プロジェクト」とは、これまで都市インフラとして、地域と共に歩み続けてきた、東京高速道路(通称:KK線)を、東京の中心を走る『自動車専用の道路』から、既存施設を活かしたまま、『歩行者中心の公共的空間』に再生するプロジェクトです。都心の真ん中にありながらも、緑とふれあい、誰もが心地よく過ごせる場所になる予定。ひと・まち・環境をつなぐ、グリーンインフラとして、東京に新しい価値や魅力を加えるシンボルを目指しています。
パノラマティクス齋藤精一がコンダクターとして就任した共創プラットフォームとは、KK線再生事業を推進する主体として、本件の専従組織である、東京高速道路株式会社プロジェクト推進室と連携しながら、各領域の専門家や各関係者との「共創」の機会を創出し、その成果を、本プロジェクトに積極的に取り込んでいくためのプラットフォームとなります。
また、本事業におきましては、パノラマティクスが共創プラットフォームのプロジェクト推進を担当。今後は、KK線プロジェクトの公式ホームページにてお知らせいたします。
KK線プロジェクト公式ホームページ
*KK線:東京高速道路株式会社が、無料で供用している自動車専用の道路「東京高速道路」の通称
KK線再生プロジェクト 共創プラットフォーム
コンダクター
齋藤精一よりコメント
「東京は行政と民間が連携して世界的な都市に成長しました。その成長に大きな力を与えた高速道路の一部であるKK線が、60年以上の時間を経て役割を変えようとしています。その役割の変化の瞬間に関われることは、私にとって、私たちチームにとって、今までの全てを注ぎ込むプロジェクトであり、今後の東京の都市開発やエリアマネジメントの中での「公共空間」の新たな可能性を見出す、大きな機会に必ずなるため、身を引き締めて挑みたいと思っています。
私はデザインの力、そして共創の可能性を信じています。この2つの可能性を発揮させ、新たなKK線が長く活用され、多くの人から愛される場所にするために、さまざまな方々と共創しながら、コンダクターとしての役割を、しっかりと果たしたいと思います。」
齋藤精一プロフィール
パノラマティクス主宰/株式会社アブストラクトエンジン代表取締役/クリエイティブディレクター
1975年 神奈川県生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学ぶ。2006年に株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立。社内アーキテクチャ部門を率いた後、2020年に「CREATIVE ACTION」をテーマに、行政や企業、個人を繋ぎ、地域デザイン、観光、DXなど分野横断的に携わりながら課題解決に向けて企画から実装まで手がける「パノラマティクス」を結成。
2023年よりグッドデザイン賞審査委員長。2023年D&AD賞デジタルデザイン部門審査部門長。2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。
KK線再生プロジェクト
共創プラットフォーム コーディネーター
佐々木実プロフィール
パノラマティクス所属
コンサルティングファーム、証券会社、AIスタートアップを経て、現職。内閣府や経済産業省とのプロジェクトや、自治体との実証プロジェクト、民間企業での新規事業開発、M&A、企業再生、資金調達等のプロジェクトをマネジメント。2023年よりザルツブルグ・グローバル・セミナー フェロー。
https://panoramatiks.com/
東京高速道路株式会社
花木万里子 常務取締役 プロジェクト推進室長よりコメント
東京高速道路(KK線)は、民間活力による公共施設の整備・運営、いわゆるPFIの先駆けとして誕生した自動車専用の道路です。KK線は歩行者中心の公共的空間として再生を目指しますが、既存施設を有効活用するためにはハード面の整備だけでなく、利活用や運営体制といったソフト面も含め、各分野の専門家や周辺地域などの関係者と共創することが重要です。齋藤さんには、世界に注目される新しい公共空間の実現に向けて、共創が素晴らしいハーモニーを奏でるよう、コンダクター役として存分にタクトを振り、プロジェクトを牽引して頂けることを期待しています。
■KK線再生プロジェクト 沿革
2019年東京都が有識者や関連行政機関による「東京高速道路(KK線)の既存施設のあり方検討会」を設置
2020年同検討会がKK線を歩行者中心の公共的空間に再生することを東京都に提言
2021年東京都が「東京高速道路(KK線)再生方針」を策定
2022年東京都が「東京高速道路(KK線)再生の事業化に向けた方針(中間まとめ)」を策定
2023年東京都が「東京高速道路(KK線)再生の事業化に向けた方針」を策定
東京高速道路株式会社がKK線再生の整備・管理運営主体として位置づけられる
2023年東京高速道路(KK線)の上部空間について、「主要な公共施設(広場)」として都市計画決定
2024年共創プラットフォームの編成、始動
2024年齋藤精一氏が共創プラットフォームコンダクターに就任
写真クレジット:
高速道路/KK線再生プロジェクト 画像提供:東京高速道路株式会社
ポートレート Photo. Muryo Homma (Rhizomatiks)
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