「キャリアフィールド株式会社」が奈良県田原本町と「保育士確保に関する連携協定」を締結
■ゼロ予算で保育士を確保する仕組みづくり
キャリアフィールド株式会社(東京都渋谷区、代表:都築裕一)は、「保育士確保に関する連携協定」を、2024年12月20日、奈良県田原本町と締結したことをお知らせいたします。
▼取り組みのポイント▼
①自治体は、ゼロ予算で保育人材確保に取り組むことができる
②保育施設は、助成金を活用することでコストを抑えた人材確保が可能
田原本町における保育人材確保の課題
奈良県には、保育士の育成機関である保育士養成校は4年制大学が4校、短大が2校、専門学校が1校あります。定員充足率の低い学校が存在することと保育業界への進学率が低いことが、課題にあげられます。さらに昨年度、短期大学の1つが学生募集を停止することが発表されました。これにより、地域全体で保育士を育成する機会がさらに減少しています。
加えて、田原本町では、給与加算が多い近隣都市への人材流出が深刻化しており、この流出は保育士不足を一層深刻化させています。さらに、保育士の採用において、高額な人材紹介手数料が保育事業者の経営を圧迫している問題も指摘されています。
これらの課題を解消し、持続可能な保育環境を整備するため、田原本町と保育事業者とが連携した「自治体連携型の保育士資格取得支援制度」の導入を進めています。この制度を基盤とした人材確保策を講じることにより、町内での保育士育成と確保を目指し、子育て支援環境のさらなる充実に貢献します。
■協定締結式の概要
日時:2024年12月20日(金)14:55~
場所:田原本町役場
出席者:
【田原本町】
町長 高江 啓史(たかえ ひろふみ)
【キャリアフィールド株式会社】
代表取締役 都築 裕一(つづき ゆういち)
【保育施設】
田原本町の各保育施設長
1.協定の概要
協定の名称:「田原本町における保育士確保に関する連携協定」
2.協定の内容
(1)保育士確保策に係る助言
(2)高校生などを対象とした保育士体験の実施
(3)保育士資格取得に関する支援
(4)その他この協定の目的達成のために必要なこと
キャリアフィールド株式会社について
国内初の保育人材メディアを立ち上げ20年以上にわたり、保育園や幼稚園などの保育施設の人材採用支援を行ってきました。WEBメディア以外にも、保育学生向け就活フリーペーパー「ココキャリ・ノート」、保育経営者向けフリーペーパー「園長通信」を発刊。
また、保育士資格取得支援スクール「ココキャリ・アカデミー」を運営し、地域の保育人材育成支援を行っています。自治体と連携した「資格取得支援制度」の導入支援や保育士養成校への学生集客支援など、コストをかけない保育人材確保の手法を提供しています。
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自治体連携型の資格取得支援制度について興味のある自治体、議員の方向けにオンラインセミナーを開催しています。
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※人材派遣・人材紹介・コンサル業の方はご遠慮ください。
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