アクイアがWiden社の買収を発表

Acquia Open Digital Experience Platformを強化

Acquia（本社：米国ボストン、CEO：Michael Sullivan、以下 アクイア）は、米国時間9月8日に、デジタル資産管理（DAM）および製品情報管理（PIM）ソフトウェアのクラウドネイティブメーカーであるWiden社を買収する正式契約を締結したことを発表しました。

Widenは、画像や動画などのリッチメディア、製品情報、マーケティングコピーなどのデジタルアセットを単一のワークフローに統合し、直感的なインターフェースを通じて、マーケティング担当者がブランドのすべてのリソースにアクセスできるようにすることが可能です。 Widenは、デジタルコンテンツのライフサイクル全体のコラボレーション、コーディネーション、コントロールのための基盤を提供し、マーケティング担当者やウェブサイトの制作者がAcquia Open Digital Experience Platform （DXP）を通じてより豊かで個性的な顧客体験を生み出すことを実現します。

パーソナライズされた顧客エンゲージメントを実現するために、ブランドは膨大な量のデジタルコンテンツを作成しています。 従来型のDAMは、マーケティング担当者のコンテンツへのアクセスを簡素化し、バージョンやワークフロー管理を通じて一貫性を確保していました。 しかし、DXPにおける最新のDAMは堅牢な技術的機能と拡張性も合わせて提供することが可能となります。 PIMソリューションでは、製品データにマーケティングコピーやデジタルアセットを追加することで、ブランド化された製品コンテンツを簡単に作成できるようになります。 これらの機能により、企業は進化する顧客の嗜好に基づいた独自のデジタル体験を創造し、洗練させていくことができます。 

「アクイアは、テキスト形式のWebサイトコンテンツ管理において長年にわたる定評がありますが、 Widenによってリッチメディアや製品情報コンテンツに関するさらに高度な機能を提供することができるようになります。」とアクイアの共同創業者兼CTOであるドリス・バイタルト（Dries Buytaert）は述べています。 「Widenは、ビジョン、実行力、市場での存在感において、業界アナリストから常にリーダーとして評価されています。 今日、私たちは数多くの共通する顧客を持っており、WidenのソフトウェアがAcquia Marketing CloudとDrupal Cloudの顧客に価値を提供すると信じています。 Widenチームをアクイアのファミリーに迎え、Acquia Open DXPとコラボレーションできることを嬉しく思います。」

アクイアのCEOであるマイク・サリバン（Michael Sullivan）は以下のように述べています。
「Widenによって、エンタープライズグレードのクラウドネイティブなDAMとPIMの機能を追加することで、Acquia Open DXPの差別化を図っていきます。」と述べています。 「アクイアは迅速にWidenソリューションの開発を加速するための投資を行い、当社のグローバルな能力とパートナーネットワークを活用して、Acquia Open DXPを活用してデジタル資産を大規模に管理、変換、提供しているマーケティング組織にWidenソリューションを提供していきます。」

Acquia Open DXP と Widenによってデジタルコンテンツの価値を最大化

現在、Energizer、New Balance、Crayola、Hootsuiteなど、700社もの企業がWidenのソリューションを活用してコンテンツを配信しています。 

WidenのCEO、マシュー・ゴネリング（Matthew Gonnering）は、「コンテンツは、あらゆるデジタル体験の中心に位置します。メール、ソーシャルメディア、コンテンツ管理システム、マーケティングキャンペーン、eコマース、製品情報管理など、あらゆるマーケティングチャネルのアクションに影響を与えます。 急進的なイノベーションは顧客とコミュニティへのコミットメントから始まるというワイデンの信念を共有するアクイアと合併することで、唯一のOpen Digital Experience Platformをサポートするために、当社ソリューションのイノベーションを加速させていきます。」と述べています。

Widenのソリューションは、マーケティング担当者がコンテンツライフサイクルであるコンテンツ作成、レビュー、管理、配信、分析を行う方法を簡素化します。 そのデザインとアーキテクチャは、複雑なマーケティングワークフローや企業のDXP要件をサポートするユニークなものとなっています。 これは、クリエイティブな資産の管理だけでなく、法的文書、保険請求、連絡先リストなどの非構造化データの保存を含むユースケースを意味します。 マーケティングに適したWidenのPIMソリューションは、商品データを企業から顧客へと迅速に伝え、ウェブサイト、カタログ、eコマースチャネルにシンクするために一元化するサービスです。 

Widenは、Acquia Open DXPの一部として、またスタンドアローンで提供される予定です。 

アクイアは、エンタープライズソフトウェア、データ、テクノロジーを活用したビジネスにフォーカスする世界有数の投資会社であるVista Equity Partnersの支援を受けています。 Software Equity Group (SEG)がWiden社の独占的財務アドバイザーを務めました。

Acquia（アクイア）について
アクイアは、世界のあらゆる野心的なブランドに最高のデジタルカスタマーエクスペリエンスを提供します。 オープンソース Drupalを核とするAcquia Digital Experience Platform (DXP)は、何千ものグローバル企業のマーケティング担当者、開発者、ITオペレーションチームが、顧客を惹きつけ、コンバージョンを高め、ビジネスを際立たせるデジタル製品やサービスを迅速に構成し展開することを可能にします。
詳細はhttps://www.acquia.com/jpをご覧ください。

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当プレスリリースは、米国時間9月8日にアクイア本社から発表されたニュースリリースの抄訳です。
（原文）https://www.acquia.com/newsroom/press-releases/acquia-acquires-widen