「スマホを持つだけ」で始められるタイムスタディ、生産性向上無料パッケージ
〜介護報酬制度での生産性向上委員会の義務化を少しでも助けたい〜
○介護報酬改定で、生産性向上委員会が義務付けられましたが・・・
2024年度の介護報酬改定では、3年以内の生産性向上委員会の設置が義務化されました。同時に、生産性向上推進体制の加算も創設され、その度合いに応じて10単位または100単位が加算されます。
私たち国立大学法人発ベンチャーAUTOCAREも、大学病院や介護施設での業務改善や生産性向上を、AIやIoT技術を活用して長年研究してきました。
その中で一つ、非常に大変だったことがありました。それは、業務時間の見える化(タイムスタディ)です。
○非常に大変な、業務時間の見える化(タイムスタディ)
私たちは研究で、このタイムスタディを幾度となくやってきました。AIを訓練するための教師データに必要だからです。これには主に3つの方法があります。
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記録者が後ろからついていって記録する方法
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ビデオなどに録画して記録する方法
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本人が記録する方法
しかしこれらのいずれにも一長一短があります。1の方法は、ある程度正確ですが、倍ほどの人数、つまり人件費がかかります。2の方法は、もっと正確ですが、全ての動画を見返すのは相当な時間がかかります。3の方法は、スタッフが自分でできますが、不正確な上、余計な手間がかかり、本業である介護が疎かになる恐れがあります・・・。
ところが、厚生労働省のWebサイト(*)を見ると、そこにはExcelファイルが置いてあり、それに手入力することで、業務時間の見える化をするようになっています。しかしこれでは、上記の、入力そのものに手間がかかる問題を、解決できていません。生産性向上に取り組むために手間が増え、逆に生産性が落ちてしまう、その結果として高齢者に接する時間が短くなり、サービスの質が落ちてしまう、という逆効果になる恐れがあります。
(*)厚生労働省「介護分野における生産性向上の取組の進め方」
https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-seisansei-elearning.html
○「スマホを持つだけ」で始められる、タイムスタディ
私たちは、これまでの研究でこのタイムスタディに何度も苦労しながら、「だれでも」「必ず」できる方法はないかと工夫を重ねてきました。
そして今回我々のケア記録AIアプリFonLogを「スマホを持つだけ」で始められる、タイムスタディが、完成しました。
歩数だけで、時間ごと、フロアごと、と言った、施設の複数スタッフの業務量を見える化します。これだけでも、業務の偏りや大変な時間帯が大まかに見えてくるので、生産性向上の最初のステップを簡単に踏み出すことができるようになります。
○その先の分析も、簡単に
もっと詳細な分析をしようと思ったら、本来のFonLogの柔軟な記録機能を使って、簡単に行うことができます。
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FonLogの画面は2つしかないから、5分もあれば誰でも使えるようになります。
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記録された行動は、クラウドで可視化され、認証付きでどこからでも見ることができます。
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厚生労働省の指針に沿った業務時間の見える化が可能になります。
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さらにはその指針にはない、時間帯ごとの分析や、入居者ごとにかかる時間といった幅広い視点からの見える化ができます。
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介護記録ソフトにもなりますので、介護記録と生産性向上が同時に達成できます。
このように「簡単に始められ」「詳細な分析にも対応できる」業務の見える化の方法を、
「生産性向上と言われても、何をどうすればいいか・・・」と戸惑っている介護業界の方に、ぜひ知っていただきたいと考えています。私たちが血の滲むような思いをして苦労してきた、タイムスタディの大変さは、他の方には味わって欲しくありません。
○生産性向上委員会の無料パッケージを提供します。
今回、医療・介護のためのAIおよびIoTを長年研究してきた、国立大学発ベンチャーAUTOCAREのノウハウを活かして、生産性向上委員会のための次のような3つの伴走支援をパッケージし、無料で提供します。
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カンバンツールを用いた、業務改善のしくみ化
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介護ITインストラクターが伴走する、リーダー育成
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「スマホを持つだけ」から始められる、タイムスタディ
1「業務改善のしくみ化」は、課題をカード形式で見える化し、その更新を常にみんなで共有できる、カンバンツールを使って、生産性向上のプロジェクトを仕組み化します。私たちがいくつもの介護事業所で成功させてきた、ノウハウが詰まった方法です。
2「リーダー育成」は、介護ITインストラクター資格を養成するための、「介護ITオンライン勉強会」に参加いただきながら、介護とITで人生を変える人が集う「介護IT部!」コミュニティに参加することで、リーダー育成を伴走支援します。
介護ITオンライン勉強会は、全国28都道府県から述べ340名以上が参加している、介護業界の方がITの原理とサポートを学べる、日本でも希少な介護とITを学ぶ勉強会です。
3「タイムスタディ」については、上に説明した通りですが、それに加えて今回、私たちと同じ苦労を味わう方々を少しでも減らしたいので、
・スマホもこちらから無償貸し出しします。
・施設にネット敷設も不要です(ただし事業所内に1か所はネットが必要です)。
○生産性向上パッケージの効果:離職低減にも効果
私たちの伴走支援で、効果のあった現場の声を紹介します。
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「不穏予防のために、服薬など直接介護にもっと時間を取れることがわかった」(社会福祉法人:施設リーダー)
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「忙しい時間に他の階から応援したり、短時間パートを増やせることがわかった」(有料老人ホーム:エリアマネージャー)
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「質を落とさずに、看護助手や検査技師にお願いできる業務が見つかった」(大学病院:看護師長)
また、ある法人では、私たちの伴走支援を導入した施設が、導入しなかった施設に比べて2%の退職者の減少が見られました。これは入居者100人の施設で、年間2名の退職を防ぐことにつながります。この2名を人材紹介で補填すると考えると、年間約100万円の節約となります。
○申込方法
以下の「詳細を見る」からお申し込みください。ただし、
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審査の上、真にニーズが大きい事業所様に提供します。
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2024年3月末日まで受け付ける予定ですが、定数に達したら受付終了します。
○合同会社AUTOCAREについて
私たちは、国立大学法人 九州工業大学のテクノロジーを社会に役立てる国立大学発ベンチャー、合同会社AUTOCAREです。
私たちは、介護の分野に、AIとIoTを、学びとともに普及させることをミッションとしています。
・ケア記録AIアプリFonLogのサービス
・介護ITインストラクター養成
・IoTとAIの専門知識を活用したDXコンサルティング
を提供します。
九州工業大学井上創造研究室では、これまで介護施設や大学病院に、多くのスマホを提供して、IoTおよび行動認識AIの実証実験を多数行ってきました。
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