【京都橘大学】クリプトン・フューチャー・メディア(株)伊藤博之氏と清水寺 執事 森清顕氏と語る「文化交響-文化の創造と伝統の継承。次世代のクリエイターへ-」
伝統と未来が交わる清水寺を舞台に、一夜限りの特別講義を開催
京都橘大学では、デジタルメディア学部(仮称)および、工学部ロボティクス学科(仮称)を2026年4月に開設予定です(現在、設置構想中。計画は予定であり変更することがあります)。IT技術を駆使した創造的な活動は、社会にどのような価値を生み出すことができるのか、その可能性を語り合う場として、清水寺を舞台に「文化交響-文化の創造と伝統の継承。次世代のクリエイターへ-」を開催します。
本企画は、セッションⅠ・Ⅱ、クロストーク、夜間拝観の4部構成となっています。
セッションⅠは、音楽革命を巻き起こした「初音ミク」の生みの親、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役・伊藤博之氏をお招きし、「初音ミクが創り出した新しいカルチャー」についてお話いただきます。
セッションⅡは、1200年に亘って人々の心に寄り添い、幅広い層から親しまれてきた「清水寺の歴史と観音信仰」について、清水寺執事・森清顕氏が語ります。
クロストークは、文化の創造と伝統の継承をテーマに、AI研究の第一人者である工学部教授・松原仁と日立製作所システム開発研究所で女性管理職としてのキャリアをもち、情報基盤や科学教育・教育工学の研究者として歩んでいる工学部教授・大場みち子を交えて、若い世代の創作意欲を掻き立てるようなディスカッションを行います。ファシリテーターは、タレント・春香クリスティーン氏が務め、高校生や大学生の視点から、登壇者へ疑問を投げかけ、それぞれの意見を深堀していきます。
最後に、スペシャルプログラムとして、閉門後の清水寺にて夜間特別拝観を行います。
デジタルメディアやロボティクスの分野は、日本の産業を牽引していく重要な柱とされています。次世代の担い手が、デジタルやAI が面白い学問だと実感してもらうとともに、改めて人間の本質を理解し、文化の力でAIやロボットが人間社会としなやかに共存する道を探る機会にしたいと考えています。
〇「文化交響-文化の創造と伝統の継承。次世代のクリエイターへ-」
開催日時:2024年12月14日(土)15:00-19:30 (開場14:30)
開催場所:清水寺 円通殿・経堂(重要文化財)
開催形態:対面、クロストークのみオンラインによるライブ配信を行います。
参加費:無料 定員:200名(先着順)*クロストークのみオンライン参加は定員500名です。
申し込み方法:事前申し込み制。京都橘大学HPの特設サイトよりお申し込みください。
特設サイトURL:https://www.tachibana-u.ac.jp/events/2024/10/post-1380.html
〇プログラム詳細
開催日時:2024年12月14日(土)15:00-19:30 (開場14:30)
1. 開催内容:
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14:30 開場15:00-16:00 セッションⅠ:初音ミクが創り出した新しいカルチャー
伊藤博之 氏(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役) -
16:00-16:30 セッションⅡ:清水寺の歴史と観音信仰
森 清顕 氏(清水寺 執事 教学部長) -
17:00-18:15 クロストーク:文化交響-文化の創造と伝統の継承。次世代のクリエイターへ-
伊藤博之 氏(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役)
森 清顕 氏(清水寺 執事 教学部長)
松原 仁 氏(京都橘大学工学部情報工学科 教授)
大場みち子 氏(京都橘大学工学部情報工学科 教授)
春香クリスティーン 氏(タレント)
*クロストークは、重要文化財「経堂」を発信拠点として、オンライン配信を行います。
現地ご参加の方は、円通殿にて視聴していただけます。 -
18:30-19:30 スペシャルプログラム:夜間特別拝観
(開催形態) -
15:00-16:00 「セッションⅠ」 円通殿:定員200名(*1)
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16:00-16:30 「セッションⅡ」 円通殿:定員200名(*1)
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17:00-18:15 「クロストーク」 経堂:定員30名(*2)、円通殿(オンライン):定員200名(*1)、オンライン視聴:定員500名(*1)
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18:30-19:30 「夜間特別拝観」 定員200名(*1)
*1:先着順となります。 *2:抽選となります。
2. 会場紹介
円通殿【セッションⅠ・Ⅱ、クロストーク(*オンライン受信会場)】
昭和59(1984)年、観音信仰の道場・国際親善・文化交流の殿堂として建立された大講堂にあり、文化講座や法話の会場となっています。
経堂(重要文化財)【クロストーク(*オンライン発信拠点)】
寛永10(1633)年、教学の場として建立。堂内には釈迦三尊像をお祀りし、鏡天井に江戸時代の絵師・岡村信基筆の円龍が描かれています。
3. 登壇者プロフィール
伊藤博之 氏【クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役】
北海道大学に勤務の後、1995年7月札幌市内にてクリプトン・フューチャー・メディア株式会社を設立。DTMソフトウェア、音楽配信アグリゲーター、3DCG技術など、音を発想源としたサービス構築・技術開発を日々進めている。
世界各国に100社以上の提携先を持ち、3000万件以上のサウンドコンテンツは世界でも最大級。歌声合成ソフトウェア「初音ミク」の開発会社としても知られている。北海学園大学経済学部卒。No Maps実行委員長も兼任。2013年に藍綬褒章を受章。
森 清顕 氏【清水寺 執事 教学部長】
平成17(2005)年立正大学大学院修了。博士(文学)。現在は、上記のほか、京都市社会教育委員会副議長、上智大学グリーフケア研究所客員所員・非常勤講師。
また、自身が立ち上げパーソナリティーも務めるラジオ番組「西国三十三所トリップアラウンド33」でJFN賞2019企画部門地域賞を受賞。現在もラジオ番組の企画構成・出演や執筆活動、ノーライトアップでの夜の特別拝観企画など、より親しみやすく、深く、観音信仰や仏教を伝えること、体験の場の創造に奔走中。共著に『清水寺に会いにこないか』ほか。
松原 仁 氏【京都橘大学工学部情報工学科 教授】
東京大学大学院情報工学専攻博士課程修了。通商産業省工業技術院電子技術総合研究所(現 産業技術総合研究所)、公立はこだて未来大学教授、東京大学教授を経て、2024年4月より、京都橘大学教授。専門は人工知能。ゲーム情報学、観光情報学研究に取り組む。人工知能学会元会長、情報処理学会前副会長。人とAIで手塚治虫の"新作漫画"を制作した「TEZUKA2020」などユニークなプロジェクトを多数手がけている。
大場みちこ 氏【京都橘大学工学部情報工学科 教授】
大学卒業後、日立製作所システム開発研究所に入社。公立はこだて未来大学教授を経て、2023年4月より、京都橘大学教授。専門分野は情報基盤、科学教育・教育工学、人間情報学。システム開発・作文・作曲などの知的行為をパズルやワークシートの操作から分析・活用するシステムを研究。操作モデルを設計し、人材育成などに活用する仕掛けを開発・実用化することをめざしている。情報処理学会フェロー、日本学術会議会員。
春香クリスティーン 氏【タレント】
1992年、スイス生まれ。父は日本人、母はドイツ系スイス人。2008年に単身来日し、タレント活動を開始。バラエティ番組や情報番組のほか、国会ウォッチャーとして報道番組や選挙番組などにも出演。 2018年にタレント活動を休業し、同年結婚。1児の母に。2022年に芸能活動を再開した。
4. 申し込み方法
京都橘大学ホームページ特設サイトよりお申し込みください。
特設サイト お申し込みフォーム:https://forms.office.com/r/LsDQMXreSV
5. お問い合わせ先
京都橘大学企画部広報課
TEL:075-574-4112/MAIL:pub@tachibana-u.ac.jp
【ご参考:2026年4月設置予定の新学部・新学科 概要】
1. デジタルメディア学部デジタルメディア学科(仮称)
設置予定:2026年4月
入学定員:100名(通学課程)、180名(通信教育課程)
学びの特徴:【エンジニアリング×クリエイションを実現できる人材を養成】
文理問わず全員がプログラミング等の情報系の知識・技能とデザインの基礎を習得したうえで、ビジュアル・サウンド・ゲームそれぞれのエンジニア系・クリエイション系の分野を自分の志向に応じて学びます。
想定進路:
CGエンジニア、 2D・3DCGクリエイター、画像・音声処理エンジニア、ゲームプログラマー、ゲームデザイナー、音響エンジニア、作曲家・アレンジャー、情報関連企業、各種一般企業情報部門のシステムエンジニア・プログラマーなど
2. 工学部ロボティクス学科(仮称)
設置予定:2026年4月
入学定員:80名
学びの特徴:【ロボット開発×ロボット活用の両面教育】
機械工学と情報工学等の知識・技術を統合したロボティクス技術者を養成します。
伝統的な機械工学だけでなく、AIやヒューマンロボットインタラクションまで知識を深め、
ロボットを作り、動かし、人間社会で活用するために必要な専門領域(機械系、電気・電子系、計測・制御系、情報系)を学んでいきます。
想定進路:
ロボットエンジニア、CADエンジニア、画像・音声処理エンジニア、SE・プログラマー、
情報関連企業、各種一般企業情報部門のシステムエンジニア・プログラマーなど
3. 健康科学部臨床工学科(仮称)
設置予定:2026年4月
入学定員:40名
学びの特徴:
【臨床工学技士免許取得に加え臨床工学技士としての可能性をさらに広げる教育の実現】
関西最大級の医療系教育を行う京都橘が高度化・多様化する医療に貢献する臨床工学技士を養成します。医療系他学科(看護、理学療法、作業療法、救急救命、臨床検査)とのチーム医療教育や医工連携、情報系の発展科目を用意。また経済学科、経営学科を中心とした、クロスオーバー教育(合同授業)を行い、免許取得だけではない高次スキルを習得した人材を養成します。
想定進路:
臨床工学技士免許は全員取得を目指し、その上で医療機関内でのDXリーダーや医療機器メーカーでの開発者・MR、将来的な病院管理者など
*すべて仮称(設置構想中)です。計画内容は予定であり変更することがあります。
新学部・新学科特設サイト
https://www.tachibana-u.ac.jp/admission/2026special/
イベントチラシ
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PDFダウンロード [2.3MB]
〇京都橘大学
所在地:〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34
TEL:075-574-4112
学 長:日比野 英子
設置学部:工学部、文学部、国際英語学部、発達教育学部、総合心理学部、経済学部、経営学部、看護学部、健康科学部
設置研究科:文学研究科、現代ビジネス研究科、情報学研究科、看護学研究科、健康科学研究科
概要:
1902年に中森孟夫により創立された「京都女子手藝学校」を前身とし、1967年に大学開学。2005年に共学化、京都府内の私立4年制大学では初となる看護学部を設置。その後、健康科学部の設置により、近畿地区でも有数の健康・医療の一大拠点へ成長。2021年には経済・経営・工学部を同時開設し、情報・文理横断教育を全学的に推進している。さらに2023年には総合心理学部を開設し、9学部15学科・5研究科、通信教育課程を擁する総合大学である。
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