ファッションフリマアプリのdigdig、シリーズAラウンドで約4億円の資金調達を実施
「オシャレを持続可能にするインフラを創る。」をミッションにファッションフリマアプリを運営する株式会社digdig(ディグディグ|本社:東京都渋谷区、代表取締役:楊 承峻、以下:当社)は、三井住友海上キャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、Value Chain Innovation Fund(※)、全国保証イノベーションファンド(※)を引受先とした第三者割当増資、ならびに株式会社みずほ銀行からの融資によりシリーズAラウンドにおいて総額約4億円の資金調達を実施しました。
▶︎ 資金調達特設サイト:https://digdig.inc/series-a
(※)Spiral Innovation Partners株式会社が運営

調達背景と今後の展望
『digdig』は、「出品が面倒」「価格が安すぎる」といった課題を解消するファッションフリマアプリです。2024年8月のアプリリリースから1年で累計30万ダウンロードを突破し、SNSの総フォロワー数は100万人を超えるなど、服好きのユーザーを中心に急速に支持を拡大しています。
今後は、衣類の処分方法を再定義する国内No.1の古着売買プラットフォームの構築を目指すとともに、AIと物流を掛け合わせたスマートリユースインフラの実装や、古着市場に特化した新規事業の展開も予定しています。
今回調達した資金は、プロダクト開発や新規事業の推進に加え、オペレーション体制の強化および採用活動など、組織拡大に向けた投資に充ててまいります。
シリーズA資金調達の概要
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調達金額:約4億円
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調達方法:第三者割当増資、融資
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第三者割当増資:
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三井住友海上キャピタル株式会社
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三菱UFJキャピタル株式会社
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Value Chain Innovation Fund(Spiral Innovation Partners株式会社が運営)
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全国保証イノベーションファンド(Spiral Innovation Partners株式会社が運営)
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融資:
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株式会社みずほ銀行
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特設サイト & 特別コンテンツ「私のdigな一枚」公開
資金調達の発表にあわせ、これまでの歩みや今後の展望、採用情報をまとめた特設サイトを公開いたしました。あわせて、当社関係者による“お気に入りの一着”を紹介する特別コンテンツ「私のdigな一枚」もぜひご覧ください。
▶︎ 特設サイトURL:https://digdig.inc/series-a

引受先各社からのコメント
三井住友海上キャピタル株式会社
投資部 マネージャー 細谷 裕一 氏
今回リード投資家として、株式会社digdigに投資させていただきました。
同社が扱う古着は、出品する際の手間の問題からオフライン販売が中心となっており、メインで扱っているカジュアル衣料は売却単価の安さもあり、大多数が廃棄されているのが現状です。
ファッションフリマアプリ『digdig』は、古着を手間なく、希望価格で手軽に販売・購入可能なサービスとなっています。
『digdig』は、まだ使える衣類をリユースし、環境負荷を大幅に削減しつつ、売る人と買う人を繋ぐことで「オシャレを持続可能にするインフラを創る。」ことを目指しています。
衣類は「捨てる」から「digdigへ送る」へ、日本の常識を変えるチャレンジに伴走出来ることを非常に楽しみにしております。

三菱UFJキャピタル株式会社
執行役員 投資第二部長 田口 順一 氏
投資第二部次長 佐藤 可奈 氏
今回のラウンドで、株主としてご支援できることを嬉しく思います。
多くの家には、捨てるのはもったいないが、売るのは面倒な服がタンスに眠っていると思います。
『digdig』は採寸〜配送まで合理的なシステムを構築したことで、だれでも簡単に出品でき、オンラインで売買することが可能となりました。これにより環境面で大きなインパクトをもたらすファッションリユース市場の拡大に寄与すると考えています。
カジュアル古着のオンラインサイトのパイオニア的存在になることを期待しています。MUFGリソースを活用して、サポートをして参ります。

Spiral Innovation Partners株式会社
Associate 水野 翔 氏
環境意識の高まりやフリマアプリの普及により古着の流通量は拡大傾向にありますが、依然として多くの衣服が廃棄されています。
『digdig』は売り手の「手軽に売りたい」「希望する価格で売りたい」を実現する出品代行型のファッションフリマアプリを通じてリユースの促進に向き合っているスタートアップです。また、これまで難しいとされてきた検品やささげ業務(撮影・採寸・原稿作成)に関しても、『digdig』はそのオペレーションを緻密にかつ愚直に磨き続けています。
ファッションの二次流通に新たな選択肢を与える存在として、「オシャレを持続可能にするインフラを創る。」の実現を目指す『digdig』の飛躍に期待しています。

株式会社digdig 代表取締役 楊 承峻コメント
私たちは「オシャレを持続可能にするインフラを創る。」というミッションのもと、日々サービスを磨いています。大量生産・大量消費が当たり前だったこれまでのファッションのあり方を見直し、誰もが長く愛せる選択肢を持てる社会を目指しています。
流行を追うだけではなく、自分らしいスタイルを大切にする人たちの背中をそっと支えるような存在でありたい。そう願いながら、私たちは単なるプロダクト提供にとどまらず、ライフスタイルの新しい提案を続けていきます。
まだ小さな取り組みかもしれませんが、積み重ねた先にある未来を信じて、挑戦を続けていきます。

『digdig』について

『digdig』は、服を売るときに感じる「面倒くさい」「安すぎる」といったユーザーの悩みを解決するために誕生した、ファッションフリマアプリです。ユーザーは、アプリから届く専用の出品キットに洋服を詰めて返送し、希望販売価格を入力するだけ。撮影・採寸・梱包・発送といった手間のかかる作業は、すべて『digdig』が代行します。

『digdig』の普及により、服のリユースやリサイクルが促進され、環境面でも大きなインパクトが期待されます。たとえば、廃棄されていた衣類が再資源化されることで、年間最大約2,500万トンのCO₂排出量が削減できる可能性があり、これは東京都の年間排出量の約4割に相当します。このように『digdig』は、人と社会の双方にとって「持続可能なオシャレ」を実現する、新たなスタンダードを目指しています。
■ 関連リンク
・サービスサイト:https://digdig.jp/
・アプリ :https://digdig.go.link/X6kXY
・Instagram :https://www.instagram.com/digdig.official
・TikTok :https://www.tiktok.com/@digdig_official
採用情報
私たちと一緒にプロダクトを育ててくれるメンバーを募集しています。
株式会社digdig概要
会社名 : 株式会社digdig
設立日 : 2019年3月18日
代表者 : 楊 承峻
所在地 : 東京都渋谷区松濤1-26-4-302
コーポレートサイト:https://digdig.inc/
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