「Sustainable Water Cloud®」がASPICの認定を取得
水ing株式会社(社長:安田 真規、本社:東京都港区)は、2024年11月29日、一般社団法人 日本クラウド産業協会(略称:ASPIC)より、当社の情報プラットフォーム「Sustainable Water Cloud®」(以下、SWaC®)が「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」の情報開示基準に達成していると認定されました。
【背景と目的】
ASPICの「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」は、事業者が提供するASP(Application Service Provider)やSaaS(Software as a Service)の安全性と信頼性に関する情報が、適切に開示されていることを認定する制度です。この制度は、総務省の「クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針」に基づき策定されており、利用者の安心感向上や市場の透明性向上を目指したものです。
当社は、水処理施設の事業者の皆様が安心してSWaC®をご利用いただけるよう、当該制度のような第三者機関の認定を申請しました。今後SWaC®の利用を検討される事業者の皆様にとっても、IoT・クラウド・AIサービスを利用する際の判断基準の一つとしてご活用いただけると考えています。
【SWaC®(読み:スワック)について】
SWaC®は、水処理施設に関する様々なデータを収集・蓄積し、オペレーション現場で活用できる情報プラットフォームです。施設の老朽化や人口減少といった水処理施設が直面する課題を、デジタル技術により解決するため2023年10月にリリースしました。IoT・クラウド・AIを通して、当社グループ最大の強みであるオペレーション現場のノウハウをデジタル化、データを一元管理し、情報の「見える化」及びデータ活用を行うことで、業務効率化の促進を図ることが可能です。
現在は、20か所を超える施設へ導入され、これまで4つのアプリケーションをSWaC®上に搭載、AIモデルを活用した遠隔監視や運転支援といった水処理施設におけるオペレーション業務の効率化が進んでいます。
【ASPICについて】
ASPIC(一般社団法人日本クラウド産業協会)は、クラウドサービスの普及促進と安全・信頼性の向上を目的とした団体で、パートナー会員を含む1,000社以上が加盟しています。1999年に創立され、総務省と連携して各種ガイドラインや指針の作成、情報開示認定制度の運営を行っています。IoTやAIなどの最新技術に関する研究や情報提供も行っており、クラウドサービス業界の発展に貢献しています。
水ingグループは、これからもオペレーション現場のノウハウや技術力を最大限に活用する基盤をつくり、水インフラが抱える様々な課題を解決することで地域に貢献してまいります。
〈 参考情報 〉
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効率的・先進的 運転維持管理を実現する情報プラットフォーム 「Sustainable Water Cloud®」をリリース
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ASPIC公式ホームページ/情報開示認定制度とは
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ASPIC公式ホームページ/認定サービス詳細
【水ingグループについて】
水ing(読み:すいんぐ)は、「生命の源である『水』を通じていつまでも社会に貢献し続ける『ing』」を経営理念に掲げ、水処理施設(浄水場、下水処理場、汚泥再生処理センター、し尿処理場、民間施設等)の設計・建設から運営、維持管理までをトータルに手掛けています(運転・維持管理の拠点は、国内約300か所)。地域の暮らしの課題に目を向け、安全安心な水環境を提供し続けるとともに、循環型社会の実現を目指しています。
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