AWS主催ハッカソンイベント「AWS DEVCRAFT」にてアイディア‧イノベーション賞を受賞！

生成AIを駆使した新たな価値創造と事業展開を加速

株式会社ジェイテック

2025年12月4日 10時00分

ソフトウェアを通して様々な情報サービス事業を展開する株式会社ジェイテック（以下「ジェイテック」）は、アマゾンウェブサービス（以下「AWS」）が主催する生成AI系のハッカソン「DEVCRAFT」において、「アイディア・イノベーション賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。

【参加メンバー】

・堀岡　久喜（ほりおか　ひさよし）：システムソリューション本部戦略推進部執行役員

・髙丸　洋一（たかまるよういち）：エンジニアリングサービス部部長

・樽本直人（たるもと　なおと）：システムソリューション本部戦略推進部クラウド推進課

・山﨑裕貴（やまざき　ひろき）：システムソリューション本部戦略推進部イノベーション推進課

・小池志門（こいけ　しもん）：システムソリューション本部社内開発部1課

AWS DEVCRAFT とは

「AWS DEVCRAFT」は、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社が主催する、実ビジネスにおける課題解決に直結した機能開発を行うハッカソンイベントです。

参加企業は、AIコーディングエージェントの活用セッションやハンズオンを受講した後、約2週間にわたる開発期間において機能実装に取り組みます。期間中はAWSの技術者と共に、ホワイトボーディングを通じたアーキテクチャ設計や実装方針のディスカッションを行い、ビジネス課題を解決するための最適なソリューション構築を目指します。

この度、ジェイテックは本イベントにて生成AIを活用したソリューションのコンセプトおよび実用性が高く評価され、参加10チームの中から「賞名」受賞いたしました。

「Well-Architectedレビュー機能」を開発

ジェイテックは、以前参加した生成AIコンテストにて、「CLOUD DESIGN ASSISTANT AI」（特許出願中）というクラウド設計支援システムを考案いたしました。

「CLOUD DESIGN ASSISTANT AI」は、クラウドアーキテクチャ設計機能を統合した生成AIシステムです。要件を自然言語で入力するだけで、最適なクラウド設計案を提示します。

今回のDEVCRFTでは、上記「CLOUD DESIGN ASSISTANT AI」の一部機能である「Well-Architected Frameworkレビュー(WAFR)」の開発をいたしました。この機能は、AIエージェントによるWAFRを実施します。本機能は、「CLOUD DESIGN ASSISTANT AI」が新規に作成した構成だけでなく、既存システムのIaCテンプレートも対象とします。AWSのWell-Architectedフレームワークが定める6つの柱（優れた運用効率、セキュリティ、信頼性、パフォーマンス効率、コストの最適化、持続可能性）に準拠しているかを厳格にチェックすることで、設計品質の向上や設計時点のリスクの低減を実現します。

今後の展望としては、既存システムのモダナイゼーション支援や開発プロセス・プリセールス支援も含めた自動化を推進し、市場投入を加速させます。これらのAIを活用した包括的な取り組みを通じて、お客様のDX推進とビジネス価値最大化を強力にサポートしてまいります。

未来を見据えた生成AI事業の取り組みを開始

今回の受賞は、生成AIを活用してさらなる成長を遂げるための具体的な一歩であり、スタートラインです。限られた期間内でAIツールを駆使し、開発工数を大幅に削減したといった、今回の開発を通じて得られた生成AI活用の具体的なノウハウを、今後の高度なサービスやソリューション開発に活かしていきます。

これらの成長戦略を成功させるため、ジェイテックでは4つの専門組織が密に連携し、全社的なDXを強力に推進しています。この連携体制により、生成AIを活用したDX推進プロジェクトの企画‧実行から、お客様の内製化支援、さらには高度なカスタムAIソリューションの開発までを一気通貫でご支援できることが、ジェイテックの大きな強みです。