全社員が「経営者視点」を体感!株式会社理学ボディ、取締役考案の独自体感型シミュレーションワーク「全員予算組・予実管理ゲーム」を導入

〜脱・他人事(ひとごと)経営へ。理学ボディ、全社員が経営を学ぶシミュレーションワーク〜

株式会社理学ボディ

理学療法士の技術で世界中の人々を健康にすることを目指す株式会社理学ボディ(本社:東京都渋谷区、代表:木城拓也)は、社員の「自分の仕事はわかるけど、会社の儲けの仕組みは正直ピンとこない…」という”永遠の課題”を解決すべく、全コーポレート社員を対象とした独自の体感型シミュレーションワーク「店舗予算組・予実管理ゲーム」を全社会議にて導入いたしました。

本ワークショップは、社員一人ひとりが自部署だけでなく、会社全体の売上達成と経費管理の視点を持つことを目的として、当社取締役が自ら考案した実践的かつ画期的な教育プログラムです。

本取り組みの背景:現代ビジネスにおける「全体最適」の重要性

ビジネス環境において、企業が持続的に成長するためには、部署ごとの専門性を高めるだけでなく、社員一人ひとりが経営全体を俯瞰し、全体最適を追求する視点を持つことが不可欠です。

特に、全国に整体院を多店舗展開する当社においては、各院の現場スタッフ一人ひとりが経営者視点を持ち、自律的に判断することが事業成長の鍵となります。

しかし、日々の業務の中では、自身の担当範囲外の「売上創造の仕組み」や「多様な経費が利益に与える影響」を総合的に考える機会は限られています。 当社は、こうした課題を解決し、「全員に経営視点を」という文化を醸成するため、実践的な学びの場として本シミュレーションワークを独自に開発いたしました。

開発のきっかけは、取締役の「もどかしさ」だった。

「社員はみんな優秀で、自分の仕事に一生懸命。でも、なぜか部署間の連携がうまくいかなかったり、会社全体の利益視点が抜け落ちてしまうことがある…。この”見えない壁”を、どうにかして壊せないか?」

そんなマネジメントの悩みから、開発者である取締役の清水は、このゲームの開発を始めました。「経営の教科書を100回読ませるより、1回でもリアルな痛みや喜びを感じてこそ、人は学ぶはずだ」と、代表取締役を含む役員陣での数十回のシミュレーションと改良を繰り返し、ついにこの「究極の経営ゲーム」を完成させたのです。

OECDや様々な調査機関が繰り返し指摘するように、この縦割り構造は組織の複雑な課題への対応力を著しく低下させ、時には社員一人ひとりの、特に高度な専門性を持つ人材のポテンシャルを未発揮のままにしてしまうことさえあります。

実際、現場からは「営業と生産で対応がズレて顧客に迷惑がかかる」「部署間で重要な情報共有がされない」といった切実な声が後を絶ちません。人事担当者の間でも「優秀な人材を採っても、部門の壁に阻まれ視野が広がらず、本来の力を発揮できない」というジレンマが語られます。

会社の「全体最適」とは何か?その答えを体感する、ユニークなシミュレーションフロー

【ワークフロー】

役割分担と初期情報付与: 

参加者を複数のグループに分け、各グループ内で「売上達成責任者」「広告費管理者」「人件費管理者」「仕入れ・購入品管理者」「固定費(家賃等)管理者」といった、実際の企業における役割を分担します。各役割には、初期情報として限定的な「条件カード」が1枚ずつ配布されます。

例えば、人件費管理者には「売上の20〜27%を超えるとパフォーマンス低下し売上10%減」、広告管理者には「CPA 5,000円だと集客上限20名」といった具体的な条件が示されます。

・第1フェーズ:グループ内での仮説立案(情報不足の状況)

 各グループは、与えられた限定的な条件カードのみを基に、初期の「売上見込み」「経費」「営業利益」の仮説を立て、話し合います。

この段階では情報が少ないため、精度は当然ながら粗くなります。

・第2フェーズ:同役割間の情報交換による全体像の把握(情報補完)

 一旦グループを解散し、他グループの自分と同じ役割の参加者同士で集まります。

それぞれの役割が持つ異なる「条件カード」を交換し合うことで、自分の役割に関する多様な条件(例えば、人件費に関する異なる6種類の条件)を網羅的に把握します。

これにより、各役割の担当者は、より広範な情報と選択肢を持つことができます。

・第3フェーズ:グループ再編後の最終仮説立案(全体最適の追求)

 各役割が情報補完を終えた後、元のグループに戻り再集合します。

この段階では、各グループは6種類の条件カード×5つの役割で、合計30枚もの詳細な条件カードを保有することになります。この豊富な情報に基づき、再度「売上見込み」「経費」「営業利益」の仮説を精緻化します。

第1フェーズとは異なり、各グループの算出する数字は格段に現実的かつ整合性の取れたものとなります。

※実際に使用したスライド例

本ゲームの設計の肝は、参加者にあえて断片的な情報のみを与え、「部分最適」の限界と「情報共有」の重要性を強制的に体感させる点にあります。

特に、一旦自部署(グループ)を離れ、他部署の同じ役割の担当者と情報交換を行うフェーズは、このゲームの独自性を象徴する仕組みです。これにより、参加者は自部署の都合というミクロな視点から強制的に引き離され、担当領域における「市場全体の原理原則」を客観的に把握します。

この段階を経ることで、グループに戻った際の議論が、単なる利害調整ではなく、全体最適を追求する戦略的なものへと昇華されるのです。

ゲームがもたらす「気づき」と「学び」

本ワークショップを通じて、社員は以下の重要な学びと気づきを得ることができます。


・「部分最適」から「全体最適」への視点転換:

 自分の部署や役割の条件だけを追い求めても、会社全体の適切な営業利益は確保できないことを身をもって体感します。

・経営指標の複雑な相互作用の理解と、自身の業務との連関: 

普段の業務ではなかなか意識することのない、顧客獲得単価(CPA)と集客数の相関関係、従業員パフォーマンスが売上に与える影響、そして多岐にわたる経費が最終利益にいかに深く作用しているかを、体感的に理解します。

漠然と「知っておくべき」と感じていながらも、日々の多忙の中で深く探求する機会が持てなかったこれらの経営の仕組みが、シミュレーションを通じて具体的に「腑に落ちる」体験となります。

自身の業務が会社全体の利益創出にどう貢献し、あるいは影響を与えるのか、その複雑な連動性を実践的に学ぶことで、社員一人ひとりの視野が大きく広がり、より戦略的な意思決定に繋がります。

独立して捉えがちな経営指標が複雑に絡み合って会社の利益が生まれていることを、実践を通じて深く理解します。

・コミュニケーションと協働の重要性: 

情報を共有し、異なる役割の視点を取り入れることで、より最適な経営判断が可能になることを学びます。

【参加社員からの声(抜粋)】

・「CPAや成約率といった言葉を、社内で耳にするたびに『難しそうだな』『自分の業務とは直接関係ないだろう』と感じていました。しかし、このゲームを通じて『そういうことだったのか』と腑に落ちました。 私たちの日常業務が、いかに会社の売上や利益に直結しているのか、その連関性が体感できました。」

・「隣の部署の予算が、自分の部署、ひいては会社全体にどう影響するのか、ゲーム形式だからこそリアルに分かった。」

・「これは全社員に必要だと感じた。難解な経営テーマも、ゲーム形式だから楽しく深く学べた。」

本シミュレーションワークの考案者である取締役からのコメント

株式会社理学ボディ 取締役 清水 崇弘

この取り組みが描く未来


当社は、この「全員予算組・予実管理ゲーム」を通じて、「全員に経営視点を」という意識をさらに浸透させ、社員一人ひとりが自律的に思考し、会社全体の利益に貢献できる組織を目指してまいります。 

また、この画期的な教育メソッドは、社内だけでなく、日本企業のビジネスパーソンの経営リテラシー向上に寄与する可能性を秘めています。

将来的には、企業における社員育成の新たなスタンダードとなるべく、外部企業様への研修プログラムとしての提供も視野に入れ、検討を進めてまいります。

■株式会社理学ボディ概要

理学療法士で代表の木城拓也が、お客様の痛みを短期間で改善し、そのスキルに見合った報酬を得る仕組みを作ることで理学療法士の処遇改善にも貢献したいという強い思いから、2018年に創業。

理学療法士の有資格者による施術で、3回以内の改善をめざすコンセプトにこだわる“通わせない整体”「青山筋膜整体理学BODY」を国内に100店舗展開(2025年7月時点)。2022年からは、 理学療法士監修のマシンピラティス事業「ルルト」を始め、より多くの人々に「最高の技術」を提供し、世界中の人々の健康をサポートすることを目指しています。

社名:株式会社理学ボディ

所在地:東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷701

電話番号:03 6712 6473

URL:https://kabushikigaisya-rigakubody.co.jp/

代表者:代表取締役 木城 拓也

創業:2018年7月2日

事業内容:整体院の経営/ピラティススタジオの経営/障がい福祉事業/セミナー主催及び教育事業

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】

株式会社理学ボディ 広報部 担当:鈴木 

MAIL:press@rigakubody.com

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会社概要

株式会社理学ボディ

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業種
医療・福祉
本社所在地
東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷701
電話番号
03-6712-6473
代表者名
木城拓也
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年07月