高GABAトマトなど「儲かる野菜・作物」を後押しする省エネ栽培システム。「IKEUCHIPonics（イケウチポニックス）」国内外への販売を本格化。

エアロポニックスの仕組みをわかりやすく解説した動画を公開。

株式会社いけうち

2023年10月20日 13時00分

株式会社いけうち（霧のいけうち、本社：大阪府大阪市西区）は、養液を微細な霧にして根域に充満させるセミドライフォグ噴霧水耕システム「IKEUCHIPonics」の国内外への販売本格化に向けて解説動画を公開いたしました。

▶ IKEUCHIPonicsとは？

養液を微細な霧状（セミドライフォグ,平均粒子径約30μm以下）にして根域に充満させるまったく新しい栽培システムです。

IKEUCHIPonicsは太陽光栽培を基本とし、軟弱葉菜・果実野菜・茎菜類・豆類・根菜類の一部・花卉全般から一部の果樹に至るまで、幅広い作物への応用が可能です。

セミドライフォグ噴霧水耕システム「IKEUCHIPonics」特設サイト

▶ 製品解説映像　～仕組み編

養液を霧状にして充満させるエアロポニックスの仕組みをイラストを用いて簡潔に解説。

▶ プロモーション映像　～開発編

養液を霧状にして充満させる「スプレーノズル」の生産から製品組立、定植までの様子を公開。

▶ 側根および根毛の発達で根の養水分の吸水効率を大きく高める

特徴的な根と、気相率の高い根域環境、緻密な給液制御が、従来にないストレス栽培管理を実現します。

根が栽培函内で懸垂状態のまま成長、微細な根毛は根全体に発達します。

▶ 緻密なストレス管理を通じて植物の機能性成分を高める

植物は灌水量の制限などの環境ストレスを意図的に付与することで、有用物質を増加させるといった高付加価値化が可能です。「IKEUCHIPonics」は、緻密なストレス管理を通じて、植物に含まれる機能性成分を安定的に増加させることができます。

弊社では、食味の良い中玉トマト品種「フルティカ」のGABA含有量を高め、「霧のGABA（ギャバ）トマト」として機能性表示食品の届出を行い、消費者庁に受理されました。

機能性表示食品としての届出を受理された「霧のGABAトマト」

機能性表示食品について

【届出番号】G1420

【届出表示】本品にはGABAが含まれています。GABAを12.3mg/日摂取すると、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。本品を可食部27g（1～2個）食べると、機能性が報告されている1日当たりのGABAの量の50%を摂取できます。

※GABA（γ-アミノ酪酸）とは

野菜や果物に含まれているアミノ酸の一つです。GABA（γ-アミノ酪酸）を摂取することで交感神経の働きを抑制し、ノルアドレナリンの分泌を抑えることで血管が緩み、血圧を下げると言われています。

▶ 肥沃な土がいらない、多量の水もいらない。環境負荷も少ない。

　 新規就農にも適した省力性。

霧だけで根域環境をコントロールするため、肥沃な土や多量の水を必要としません。

栽培函にドレン専用の経路を設け、根が養液に浸かる部分を極限までカットすることで、病害発生リスクの低減と節水性を実現。

培地材の廃棄物処理が不要で、ほとんどの資材がくり返し利用可能なため、環境負荷も極めて低く抑えられます。

軽量で設置が容易な栽培函、ポットに苗を置くだけの定植作業、1年間ノーメンテナンスで使用可能な専用スプレーノズルなど、圧倒的な省力性が魅力です。