3回目接種を希望する在留外国人は81.3%、外国人に対するワクチン接種に関する案内は一部で不満も
~Guidable「在留外国人のワクチン接種に関する意識調査」~
Guidable株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田邉政喜)は2021年11月18日、在留外国人を対象とした「在留外国人のワクチン接種に関する意識調査」の調査結果を公開しました。この調査の結果、日本に在留する外国人の81.3%が「3回目接種を希望する」と回答しました。88.5%の在留外国人がワクチンを接種済みである一方で、一部の在留外国人がワクチン接種の外国人対応に課題があると指摘しています。
はじめに、ワクチンを接種したかの設問に対して、88.5%がワクチンを接種済みであると回答。そのうち、59.0%がファイザー製ワクチンを、38.8%がモデルナ製ワクチンを接種しています。基礎自治体で接種を受ける人が多い一方で、職場でも十分にワクチンを摂取できている実情が見られました。また、日本/海外における接種状況については、92.5%が日本でワクチンを接種しています。
続いて、ワクチン接種による副反応が「なかった」と回答した人は有効回答273件のうち43.5%でした。一方で副反応があった人のうち、「37.5度以上の発熱」を体験した人の割合は26.6%、一番多かった「気だるさ」は74.0%でした(複数回答可)。また、ワクチン接種者に対して「日本政府は日本にいるすべての人に3回目接種の機会を提供する方針だが、接種するか」と尋ねたところ、81.3%が「3回目接種を受けたい」と回答しています。
その一方で課題も少なからず存在します。ワクチン接種で困難に直面したと回答した人のうち、「言語の違いでワクチン接種の申込方法がわからなかった」の回答割合は25.8%、「当日の案内が十分ではなかった」は17.7%、「予診票の記入を求められたが、書くことが難しかった」は22.6%でした。
本アンケートに関する詳細な調査データをご希望の場合は、「 pr@guidable.co.jp 」までお問い合わせください。Guidableは今後も、企業と外国人社員の双方が抱える課題を解決するとともに、ミッションである「外国人と日本人の境界線をなくす」の実現を進めてまいります。
- 「在留外国人のワクチン接種に関する意識調査」概要
■調査実施日:2021年11月8日~16日
■有効回答数:334(男性:149、女性:182、答えたくない:3)
■回答者国籍数:52カ国(主な国籍:フィリピン、アメリカ、ドイツ、カナダ、イタリア、ベトナム、マレーシア、韓国など)
■設問(一部抜粋)
コロナウイルスのワクチンを接種(せっしゅ)しましたか?
職域接種(しょくいきいせっしゅ)、自治体接種(じちたいせっしゅ)、病院(びょういん)のうち、どこで接種(せっしゅ)をしましたか?
日本(にほん)では3回目接種(かいめせっしゅ)を全員(ぜんいん)に推(すす)めていますがあなたは受(う)けますか?
接種(せっしゅ)するときに困(こま)ったことはありましたか?*複数選択可(ふくすうせんたくか)
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- 【本件に関する問い合わせ先】
Tel:03-6886-4008 E-mail:pr@guidable.co.jp
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