ヒルトン、8月1日から国内のホテル客室で純利益が環境保全や慈善活動に役立てられる生分解性プラスチックボトル「Earth Group Water」の導入を開始
~アメニティも変更し、環境に配慮した取り組みを強化~
【2019年8月9日】 ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区(所在地:東京都新宿区、運営最高責任者:ティモシー・ソーパー)は8月1日より、環境に配慮した取り組み強化を目的とし、ヒルトンが運営する国内のホテル12軒*(ヒルトン名古屋を除く)の全客室において、生分解性プラスチックボトル「Earth Group Water(アースグループウォーター)」の導入を開始しました。
今回導入した「Earth Group Water」は、カナダのThe Earth Groupが販売する、国連世界食糧計画(国連WFP)公認のペットボトル飲料水です。このペットボトルは、100%リサイクル可能で10年以内に自然に分解される生分解性プラスチックボトルで作られているため、環境への負荷低減に繋げることができます。さらに、The Earth Groupでは純利益を活用して、製品を1本販売するごとに、1.5本の海洋プラスチックごみを撤去する活動を行うほか、年間50万食以上の学校給食を世界中の子供たちに提供しています。「Earth Group Water」は、ヒルトンとダブルツリーbyヒルトンで8月1日から導入が開始され、コンラッドでは8月末をめどに導入が完了する予定です。
「Earth Group Water」についての詳細は、以下ウェブサイトをご覧ください。earthgroup.org/hiltonjapan/
*「Earth Group Water」を導入するホテル12軒は、ヒルトン東京、ヒルトン東京ベイ、ヒルトン小田原リゾート&スパ、ヒルトンニセコビレッジ、ヒルトン大阪、ヒルトン福岡シーホーク、ヒルトン沖縄北谷リゾート、ダブルツリーbyヒルトン那覇、ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城、ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート、コンラッド東京、コンラッド大阪です。ヒルトン名古屋の客室では、2018年8月より再利用可能なガラス瓶を使用しています。
また今年6月よりヒルトン名古屋では、持続可能な環境を目指すとともにその重要性の認知を広げるため、ホテル内にウォーターステーションを設置し、宿泊者に限らずマイボトルやタンブラーなどを持参した方に無料で飲料水を提供するサービスを独自に実施しています。
ヒルトンでは環境への負荷を低減するため、国内13軒のホテルで客室内に設置しているアメニティを環境にやさしい製品へと切り替えます。8月1日よりヒルトン東京ベイ、ヒルトン福岡シーホークで一部客室を対象に、シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュの容器をプラスチック製ボトルから新型ディスペンサーに切り替える活動を試験的に実施しています。使い切り少量ボトルから大容量の備え付け型ディスペンサーに切り替えることで、中身を使い切らずに捨てられる無駄を無くすとともに、少量ボトルによるプラスチック廃棄物の大幅な削減が期待されます。
ヒルトンでは、ペットボトルやアメニティ以外にも環境への負荷低減に向けた取り組みを強化しています。日本と韓国のホテルでは昨年より、プラスチックストローから紙ストローへ切り替え、宴会場ではペットボトルのミネラルウォーターの提供を廃止しています。コンラッド東京やコンラッド大阪、ヒルトン名古屋では客室内のランドリーバッグを布製バッグへ差し替えるなど、環境保全活動を積極的に推進しています。これに加え、プラスチック製袋でスリッパを包装していたホテルでは、今年5月からペーパーバンドに順次変更を行っています。
ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区 運営最高責任者のティモシー・ソーパーは今回の取り組みについて、次のように述べています。
「ヒルトンでは、持続可能な旅行を世界的に再定義・推進する企業責任戦略『トラベル・ウィズ・パーパス(Travel with Purpose)』を掲げており、2030年までに社会的影響を倍増させ、環境への負担半減を目指しています。今年創業100年を迎えたヒルトンは、プラスチック製品・水の消費量および廃棄物の削減や客室の使用済み石鹸のリサイクルなど、環境に配慮した活動を強化し、次の100年も世界中の人々や地域社会にポジティブな影響を与え続ける『ヒルトン効果』をもたらす企業として邁進します」
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ヒルトンについて
ヒルトンは、世界114ヵ国に約5,900軒(939,000室以上)のホテルを展開しているホスピタリティ業界のグローバルリーダーです。ヒルトンは、世界で最もおもてなしの心に溢れた企業であることをミッションに掲げ、「the 2018 world’s best workplaces list(2018年度世界で働きがいのある会社)」のひとつとして選ばれています。ヒルトンはこれまで100年の歴史で30億人以上のお客様をお迎えしました。
現在、17のグローバル・ブランド・ポートフォリオ(ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツ、LXRホテルズ&リゾーツ、コンラッド・ホテルズ&リゾーツ、キャノピーbyヒルトン、シグニア・ヒルトン、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ、キュリオ・コレクションbyヒルトン、ダブルツリーbyヒルトン、タペストリー・コレクションbyヒルトン、エンバシー・スイーツbyヒルトン、モットーbyヒルトン、ヒルトン・ガーデン・イン、ハンプトンbyヒルトン、トゥルーbyヒルトン、ホームウッド・スイーツbyヒルトン、ホーム2 スイーツbyヒルトンおよびヒルトン・グランド・バケーションズ)を展開しています。(日本では、コンラッド・ホテルズ&リゾーツ、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ、ダブルツリーbyヒルトン、キュリオ・コレクションbyヒルトンの4ブランド・16軒のホテルを展開)また、受賞歴を誇るゲスト・ロイヤルティ・プログラム「ヒルトン・オナーズ」の会員数は約9,400万人を有し、ヒルトンの公認予約チャネル経由で直接予約したヒルトン・オナーズ会員は、客室を自分で選択できるデジタル・チェックイン、デジタル・キー(日本国内では一部のホテルでデジタル・キーのご利用が可能ですが、事前にフロントでチェックイン手続きをする必要があります)、コネクテッドルーム(日本では未導入)を会員登録直後からご利用いただけます。
トラベル・ウィズ・パーパス(Travel with Purpose)について
トラベル・ウィズ・パーパスは、持続可能な旅行を世界的に再定義・推進するヒルトンの企業責任戦略です。2030年までに、ヒルトンは社会的影響を倍増させ、環境への負担を半減させる計画です。ヒルトンは、受賞歴をもつパフォーマンス測定システムのライトステイを使って、ヒルトンの5,900軒以上のそれぞれのホテルの環境と社会への影響を追跡、分析、報告しています。トラベル・ウィズ・パーパスでは、ヒルトンの世界的規模を活用して、自然資源への影響を低減することで地域の経済成長を促進させ、人権を尊重し人々と地域社会に投資し、地球の保護に貢献しています。ヒルトンの戦略は、国連の持続可能な開発目標に則しています。詳細については、cr.hilton.com(英語サイト)をご覧ください。
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