半数以上が「後悔」。実家じまい経験者調査、事前にしておくべきだったことトップ3は①処分費の確認②親と一緒に片付け③売却価格の確認

維持・処分費は「50〜100万円」が最多回答。空き家期間3ヶ月未満の場合は「特にかからなかった」が最多に

株式会社すむたす

AI査定で最短1時間で売却価格がわかり、最短2日で現金化できる「すむたす売却」を提供する株式会社すむたす(本社:東京都中央区、代表取締役:角 高広、以下「すむたす」)は、実家じまい、すなわち実家の相続と処分の実態について、経験者2221名を対象にアンケート調査を実施しました。さらに回答者のうち実家の「売却」経験者109名に対し、より詳細を問う調査を実施しました。

【調査背景】
2025年、「団塊の世代」約800万人全員が後期高齢者となり、今後多くの相続が発生することが予想されています。
相続資産の中でも特に複雑な手続きを要するのが「実家」の相続。年々増加する空き家問題への対応として2024年4月より施行された「3年以内の相続登記義務化」、2024年1月の「マンション相続税評価額算定ルール改定」など、不動産相続を取り巻くルールも近年大きく変化しています。
すむたすは、相続に伴うご実家の売却に関する相談を日頃より多数いただいておりますが、今回改めて、実家相続にまつわる課題把握のため、経験者の方々を対象にアンケート調査を実施しました。

【調査結果サマリー】
1)実家の処分方針について、関係者間で話し合いをした方の96%は「親の死後」もしくは施設入居等「何かあってから」会話を開始。お盆等、帰省時に対面で話し始めた方が6割。
2)経験者の半数以上が「事前にやっておけばよかったと後悔したことがある」と回答。トップ3は、「処分費の確認」「親と一緒に片付け」「売却価格の確認」「必要な手続きの確認※同率3位」。
3)「親の死後に話し合いを開始した」方の3人に1人が、1年以上実家を空き家に。
4)維持・処分費は「50万円〜100万円」が最多回答。一方、空き家期間3ヶ月未満の方に限ると「特にかからなかった」方が4割弱で最多回答となった。

【調査概要】
1)実家の相続に関する調査
・調査方法:インターネットによる全国調査
・調査期間:2024年7月18日~7月20日
・調査対象:実家の相続経験者 2221名

2)実家の売却に関する調査
・調査方法:インターネットによる全国調査
・調査期間:2024年7月24日~7月25日
・調査対象:1)の調査回答者の内、実家の売却経験者 109名

【調査結果詳細】
1)実家の相続に関する調査
①相続した実家の処分方法TOP3は「相続人が居住」「売却」「空き家になっている」

2)実家の売却に関する調査
①実家の処分方針について、関係者間で話し合った方の96%は「親の死後」もしくは施設入居等「何かあってから」会話を開始。お盆等、帰省時に対面で話し始めた方が6割
実家の処分について、親の生前に関係者間で話ができていた方は全体の27.5%。その内、「親の施設入居」「親の病気」等のきっかけなく会話を開始したのは13.3%(全体の3.6%、「話し合っていない」を除く全体の4.3%)。
相続は生前の話し合いが推奨されるものの、特別なきっかけなく話し合いを開始する難しさが伺えます。また6割以上が、お盆など帰省時に対面で話し合いを開始しています。

②苦労したことのトップ3は「部屋の片付け」「法的な手続き」「不動産会社の選定」
約半数が「部屋の片付け」を選択。「途中で諦めて業者に依頼した」という声もありました。3位になった「不動産会社の選定」では、地域・築年数等の条件から扱ってくれる不動産会社が見つからなかったケースや、信頼できる不動産会社を見つけることが難しかった、という声が上がりました。

◾️フリーコメント抜粋
・築古物件だったので、売却を引き受けてくれる不動産屋を見つけるのにすら苦労した。(男性 70代以上)
・経験則がなく、仲介業者の説明も大雑把だったため、終了までに想定外のことが色々起こった(男性 60代後半)
・誰に、何を、どんな風に相談していいのかわからなかった。(男性 70代以上)
・突然亡くなったため何も準備しておらず、必要なもの不要なものの仕分け、売却のための不動産屋選び、査定や内見対応のための片づけなど苦労した。書類も送ったり送り返してもらったり、とにかく面倒なことしかなかった。(女性 50代後半)
・遺品整理は途中で諦めて業者に依頼。空き家特別控除を申請するための資料準備に苦労した。(男性 60代後半)
・父が亡くなった際に母が相続したが、その際に相続手続きをしていなかった。母が寝たきりになり、自分が相続しようとしたが、母が認知症を発症しており、手続きに手間がかかった。(男性 60代前半)

③半数以上が「事前にやっておけばよかったことがある」と後悔。トップ3は、「処分費の確認」「親と一緒に片付け」「売却価格の確認」「必要な手続きの確認※同率3位
「苦労したこと」のトップである「片付け」に並び、費用・価格周りの確認が「やっておけばよかったこと」の上位に並びました。背景には「処分費や売却価格の相場感を事前に把握できていれば、より良い選択ができたかもしれない」という思いがあるようです。

◾️フリーコメント抜粋
・適正価格を知らずに安く売却してしまったような気がする。遺品の整理費用も圧縮できた気がする。(男性 60代後半)
・何も準備していなかったので、片付けるだけで随分時間と手間がかかった。置いておけばおくほど、税金や電気代も管理に手間もかかった。さっさと処分したかった。(女性 50代前半)
・事前に親と話しておらず、方向性が決まらなかった。(男性 70代以上)
・重要な書類のありかや物の価値の有無の判断など苦労した。(男性 60代前半)
・生前であれば簡単な事柄も、死後では面倒で手間がかかるから。(男性 50代後半)

④「親の死後に話し合いを開始した」方の3人に1人が、1年以上実家を空き家に
全体の21%、さらに「親の死後に話し合いを開始した」方に限ると31%の方が1年以上実家を空き家状態にしています。
後の売却や活用を考慮した際、空き家を良好な状態で維持するためには「月1回以上」の手入れが推奨されますが、実際にできた方は32.9%に留まりました。特に実家が遠方の場合など、管理が難しいケースも多いようです。


⑤維持・処分費用は「50〜100万円」が最多回答。空き家期間3ヶ月未満の場合は「特にかからなかった」が4割弱で最多に
全体で見ると「50〜100万円」が最多回答となった一方、空き家期間が3ヶ月未満の方に限ると「特にかからなかった」が4割弱で最多という結果になりました。固定資産税や各種保険料、マンションの場合は管理費や修繕積立金といった「所有している間かかり続ける維持費」の差分が影響したものと想定されます。
「100万円以上」の回答者の中には、500万円の維持・処分費がかかった方もいらっしゃいました。



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すむたすは「住まいの理想的な選択ができる社会」の実現を目指し、いつでも好きなタイミングで、適切な価格で、余計な中間コストがない、透明性の高い取引きを提供する不動産テックスタートアップです。

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・司法書士や弁護士と連携した、法的な手続きのサポート
相続案件も多数実績がございます。「まだ売るかどうか決めていない」という方も、オンラインでのご相談が可能です。


【株式会社すむたす 会社概要】
・会社名  :株式会社すむたす

・代表者  :代表取締役 角 高広

・所在地  :東京都中央区日本橋3丁目9‐1 日本橋三丁目スクエア2階

・設立   :2018年1月

・事業内容 :テクノロジーを活用した不動産買取再販・不動産仲介事業

・URL   :https://sumutasu.co.jp/

【提供サービスについて】
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会社概要

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業種
不動産業
本社所在地
東京都中央区日本橋3丁目9‐1 日本橋三丁目スクエア2階
電話番号
03-6805-5686
代表者名
角高広
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年01月