リクシス、「介護事業所DX・ICT化に関する現場のホンネ」調査レポートを公開
株式会社リクシス(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木裕子、以下リクシス)は、介護事業所におけるIT化、DX化に関して現場経験のあるスタッフによる定性的な実態、実例をまとめたレポートを、本日公開いたしました。
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●『介護事業所DX・ICT化に関する現場のホンネ』
ダウンロードURL:https://www.lyxis.com/service/download.html
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本調査は2021年8月にデイサービスを始めとした介護事業所の経営者、およびスタッフから電話・対面ヒアリング形式で実施したものになります。
調査内容は、昨今重要性が叫ばれている介護事業所におけるIT化やDXについて、取り組みの有無や具体的な実施内容、課題等です。
令和3年度高齢社会白書の「高齢化の推移と将来推計」を見ると、2010年から総人口が減少に転じている一方で、
令和2年時点の高齢者人口は3600万人を超え、高齢化率は28%となり、2065年には38.4%まで上昇する推計になっています。
これに伴い介護を必要とする高齢者の増加と、介護現場の人手不足の対応策としてIT活用による業務効率化、DX化が叫ばれております。
介護現場におけるDX化、ICT化についてはすでに様々な調査が行われておりますが、リクシスでも決裁権を持つ介護現場の方々に対してインタビューを実施し、その実態についてまとめました。
本資料をご活用いただけますと幸いです。
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●調査結果概要
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今回、4名と少人数ではありますが、介護現場のDX化、ICT化について決裁権のある経営者や、施設管理者の方にインタビューを実施したところ、下記のような点でDX、ICT化推進の壁があることがわかりました。
■「現場スタッフが使いこなせないのではないか」という心理的ハードルは大きい
・現場への利用教育の余力がなく、導入しても使う頻度が伸びずに結局解約してしまうという事象が見られた。
・また決裁者に導入意欲はあるものの、高齢なスタッフを抱えている事で「使いこなせないのでは」という心理的なハードルがあるといった声も共通して聞かれた。
■「うちには合わない」の実態
・業務効率化のためにICTツールを導入するにもかかわらず、既存の業務フローと同じ工程を残そうとする現場の意識が大きな課題となっていることが見えた。
・導入を進める現場責任者自体がIT関連知識に自信があるわけではないので、実際に使用するスタッフや関係者にICTツール利用による業務効率化の意図を事前に説明するのは難しいのが現状。
そのため、導入後に露見する課題を一つずつ解決していくための強力なリーダーシップが現場に必要という声が上がっている。
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【株式会社リクシスについて】
「超高齢化時代に、『すべての人の物語』が輝く世界を。」をビジョンに掲げ、仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」、高齢者/シニア市場向けマーケティングリサーチ事業、親子をつなぐAIチャットボット「おせっかいネコ」を提供しています。
詳細は https://www.lyxis.com/research/ をご覧ください。
【リクシスウェブメディアおよびFacebookページのご紹介】
弊社では下記Facebookページやウェブメディアで、「エイジングリテラシー」を中心に積極的に情報配信を行っております。
・超高齢社会を生き抜くウェブメディア「エイジングリテラシー」https://agingliteracy.lyxis.com/
・株式会社リクシス公式Facebookページhttps://www.facebook.com/lyxis.official/
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