IoT化技術とサービス『obniz』(オブナイズ)を展開する株式会社obniz シリーズAラウンドで約2.1億円を調達
IoT化を迅速かつ低価格で実現・推進する『obniz』
IoT開発の過程では、ハードウェアやファームウェア、ネットワーク、クラウドの各設計、及び環境構築にてそれぞれに異なる専門的知見とプログラミング言語が必要です。加えて、開発効率化の観点から高性能CPUが用いられるため、IoT開発の難易度とコストはさらに高くなります。知識や技術を持つ開発者の絶対数が不足している昨今の状況下で、IoT開発に求められる条件の多さや複雑さはIoT普及のボトルネックとなっています。
当社はこれらの課題を解決するために、独自の「ファームウェアレス技術」である『obniz』を開発しました。他社技術との大きな違いは、マイコンでありながら高性能CPUに類似する開発を可能にした点にあります。
この技術を基に、2018年4月にIoT用のコントロールボード『obniz Board』の発売を開始して以来、各種製品やサービスを展開し、公式製品の契約数は2020年11月に1万件を突破しました。
2019年12月には、BLE(Bluetooth Low Energy)デバイスとネットワークの接続や、情報取得と管理を容易にする『obnizBLEゲートウェイ』を商品化し、建設・医療・介護・教育・観光などの産業分野でのIoT化推進、ならびにモニタリング領域の業務に役立てられています。
『obniz』の開発をさらに加速し、体制強化へ
今回調達した資金は、『obniz』の技術開発やプラットフォーム機能強化を加速するための先行投資に充てることで、産業用途を中心に急増するIoT需要に十分対応できる体制を構築していきます。
また、『obniz』ブランドで展開する製品やサービスの認知向上のマーケティングなど、事業を成長させるための投資も併せて行う予定です。
株式会社obniz 〔※2021年3月1日に株式会社CambrianRoboticsより社名変更〕
「IoT」(Internet of Things)=モノのインターネットの時代を先見し、2014年に創業。
複雑なプログラムや回路の開発を不要にし、インターネット上で対象物の管理や解析、遠隔操作を可能にする、最速で低価格な『obniz(オブナイズ)』シリーズを展開しています。
『obniz』の製品やサービスは、DIYと呼ばれる個人での自由なモノづくりはもちろん、医療や介護現場、建設業や宿泊施設、教育分野など、既に幅広い領域で活用されています。
共同創業者そしてエンジニアでもある佐藤雄紀と木戸康平を中心に、私たちはこれからも「IoT」の技術を進化させ、社会へと貢献する製品とサービスを広く皆様へご提供します。
■社名: 株式会社obniz(オブナイズ)
■代表者: 代表取締役社長 佐藤雄紀(さとうゆうき)
■本社所在地: 東京都豊島区南池袋2-28-14 大和証券池袋ビル 7階
■創業: 2014年11月
■資本金: 225百万円(資本準備金含む) ※2021年1月末時点
■事業内容:ハードウェアクラウドサービスの提供、電子基板 『obniz Board』 の製造販売
■特許: 特許6439954 / 特願2018-208745 / USPTO under review
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