東京藝術⼤学と〈みずほ〉、包括連携協定を締結
11⽉29⽇〈みずほ〉協賛【東京藝⼤アートフェス2023】開催へ
〈みずほ〉は本年5⽉、企業理念を再定義し、パーパス「ともに挑む。ともに実る。」を発表しました。パーパスを体現する取り組みの⼀つとして、東京藝術⼤学と〈みずほ〉は、「アートでもっと元気に」「アートをもっと⾝近に」「アートの⼒で変わりたい」をコンセプトに、「経済だけでなく、アートの⼒で⽂化や社会・⼈びとの⽣活も豊かで彩ある未来」をともに⽬指して、様々な連携を深めてまいりました。
今回の包括連携協定の締結を通じて、これまで東京藝術⼤学と〈みずほ〉が進めてきた連携を⼀層深め、アート・アーティストそして東京藝術⼤学が有する⾃由で豊かな発想⼒、既成概念に囚われない視点、想いを実現する強いパッション、⼈々の⼼を揺り動かして⼤きく共振させる表現⼒と〈みずほ〉が培ってきた⾦融を通じて様々な主体を繋げる⼒を組み合わせて、SDGs、Society5.0、well-beingの実現、イノベーション創出、地⽅創⽣など、様々な社会課題の解決に向けて、具体的な⾏動を実践し、ともに挑んでまいります。
11⽉29⽇には、〈みずほ〉協賛【東京藝⼤アートフェス2023】がオンライン上で開催されます。東京藝術⼤学内の審査によって選ばれた学⽣等アーティストのプロフィール、作品解説、そして作品ごとに画像や動画が並ぶほか、メタバース空間に海外の芸術系⼤学から推薦された学⽣の作品が展⽰されます。また、12⽉13⽇開催の受賞式では、学⻑賞、優秀賞、佳作の他、〈みずほ〉社員の意⾒を参考に審査されたみずほ賞が発表されます。
https://tgaf.geidai.ac.jp/
■ 本協定の取り組み概要
協定締結⽇:2023年11⽉7⽇(⽕)
主な取り組み内容
アートと社会の新しい繋がりおよび持続可能なエコシステムの創造に関すること
SDGsの推進および関連する社会課題の解決に関すること
地⽅創⽣・まちづくりに関すること
⽂化芸術の教育研究に関すること
⽇本で唯⼀の国⽴総合芸術⼤学として、創設以来、芸術分野において世界⽔準の教育研究活動を展開し数多の傑出した芸術家や教育者・研究者を育成・輩出するとともに、国内外における広範かつ多様な芸術活動や社会実践等を通じて芸術⽂化の継承・発展に寄与してきた東京藝術⼤学と、⻑年に亘り、⾦融を通じて様々な主体を繋げることで、産業や経済、⼈びとの⽣活の発展に⼒を尽くしてきた〈みずほ〉の⼒を組み合わせることにより、「経済だけでなく、アートの⼒で⽂化や社会・⼈びとの⽣活も豊かで彩ある未来をともに⽬指して」まいります。
■調印式
11⽉7⽇、東京藝術⼤学⼤⽯膏室にて調印式が⾏われ、冒頭に株式会社みずほフィナンシャルグループの⽶澤武史執⾏役より、包括連携協定の内容について説明がありました。
(⽶澤執⾏役コメント)
本⽇、東京藝術⼤学と、〈みずほ〉が包括連携協定を締結できることを⼼から嬉しく思います。この包括連携は、「経済だけでなく、アートの⼒で⽂化や社会・⼈びとの⽣活も豊かで彩ある未来」をともに創造することを⽬指しています。その道程は⻑く、多くの挑戦が求められると思いますが、東京藝術⼤学と〈みずほ〉、それぞれが持つ強みを持ち寄り、お互い補い合いながら、20年、30年と永続的に活動を積み重ねてまいります。また、様々な連携活動を通じて、東京藝術⼤学と〈みずほ〉の関係に加えて、⼀⼈ひとりが繋がる豊かな関係を育んでいきたいと考えています。
⽊原社⻑と⽇⽐野学⻑による調印の後、両トップが思いを重ねました。
・株式会社みずほフィナンシャルグループ 執⾏役社⻑ ⽊原 正裕
東京藝術⼤学と〈みずほ〉は、「経済だけでなく、アートの⼒で⽂化や社会・⼈びとの⽣活も豊かで彩ある未来」をともに創造するという共通の理念の下、昨年以来、連携を深めてまいりました。
この連携は、〈みずほ〉社員の「アートでもっと元気に」「アートをもっと⾝近に」「アートの⼒で変わりたい」という想いを起点に始まったものです。アーティストの⾃由で豊かな発想⼒、既成の概念に囚われない視点、想いを実現する強いパッション、⼈々の⼼を揺り動かして⼤きく共振させる表現⼒。アートの⼒に触発され、多くの社員が⾃然に⾃ら⾏動を始めています。
数多のアーティストを輩出する東京藝術⼤学が持つこうした⼒に、⻑年に亘り、⾦融を通じて経済や社会に溶け込み、様々な主体を繋げることで、産業や経済、⼈びとの⽣活の発展に尽⼒してきた〈みずほ〉の⼒を組み合わせることで、私たちがともに⽬指している豊かで彩ある未来を実現する⼤きな流れを創り出せる、そう強く信じています。
SDGs、Society5.0、well-beingの実現、イノベーション創出、地⽅創⽣など、私たちの⽬の前にある様々な社会課題の解決に向けて、東京藝術⼤学との連携を深めつつ、〈みずほ〉のパーパス、「ともに挑む。ともに実る。」を実践してまいります。
・東京藝術⼤学 学⻑ ⽇⽐野 克彦
「⾦融」という概念においては、価値を交換するための共通の単位として、通貨が⽣まれました。「アート」も、⼈々の価値観を交換したり、⼈々のものの⾒⽅や思考を変えていく、ということを得意としています。
「⾦融」と「アート」というと、お互いかけ離れた印象を持ちますが、両者を融合させ、東京藝術⼤学と〈みずほ〉の強みを掛け合わせて様々な取り組みを⾏うことで、現代社会が抱えている様々な問題を解決していくヒントが得られるのではないかと思います。
東京藝術⼤学と〈みずほ〉が、20年または30年後に、この包括連携協定が社会的課題の解決の起点となった、と⾔えるような取組みにしていきたいと思っています。
これから東京藝術⼤学が新しいことを進めていくうえで、〈みずほ〉と連携協定が結べたことは、⼤変⼼強く、喜ばしいことだと感じています。
⼆⼈がかたく握⼿を交わし、無事調印式が終わりました。
調印式の様⼦はこちらをご覧ください。(https://youtu.be/1unP_oCraDI)
【既存および今後の取り組み】
■〈みずほ〉協賛【東京藝⼤アートフェス2023】
東京藝術⼤学在学⽣および卒業⽣等にコロナ禍で減少した作品発表の場を提供し、アーティスト育成をサポートするとともに、世界7つの芸術⼤学A7(ARTs7)*の各⼤学と連携して、「世界平和」をテーマに地球規模の社会的諸問題について、ともに考えることを⽬的として、〈みずほ〉の協賛により東京藝術⼤学がオンライン上で開催するアートフェスです。
学⻑賞、みずほ賞、優秀賞、佳作の各賞は、アートフェス期間中に開催される公開イベント(12⽉13⽇)にて発
表します。みずほ賞は11⽉1⽇〜16⽇まで⾏われた〈みずほ〉社員による投票結果を参考に選ばれます。
*A7(ARTs7): 広島でのG7開催を機に、東京藝術⼤学が中⼼となり「A7」を提唱。ARTsの⼒による世界平和を⽬指す、世界の7 つの芸術⼤学による共同声明を発表。
https://www.geidai.ac.jp/news/20230519124993.html
■〈みずほ〉社内SNSでの若⼿アーティスト作品紹介(藝⼤視点)
「アートをもっと⾝近に」するため、〈みずほ〉の社内SNSに若⼿アーティストの作品紹介等を⽬的とした記事を定期的に発信しています。東京藝術⼤学美術学部デザイン科の学⽣がライターとなり、【東京藝⼤アートフェス2022】の受賞作品およびアーティストの記事から発信を始めています。
■ジェンダーをテーマとした共同研究(アートとジェンダー研究会)
東京藝術⼤学と〈みずほ〉が連携、専⾨家を招聘してレクチャーと共同研究を⾏う「アートとジェンダー研究会」(2023年のテーマは「アートの現場における⼥性の社会進出」)を開催します。
ジェンダーをテーマとした共同研究・レクチャー・ワークショップ等を通じて、ジェンダーに関わる社会課題に取り組みます。
■東京藝術⼤学と〈みずほ〉による地⽅創⽣への取り組み(会津プロジェクト)
みずほ銀⾏の地⽅店舗を舞台に、アートを基点とした地域活性化および⼈材育成を⽬指すプロジェクトです。会津⽀店をパイロットケースとして、はじまりの美術館・(⼀社)会津地域⽂化芸術フォーラム等、福島・会津地域で活動するミュージアムや⽂化団体も参画し、会津⽀店メンバーの想像⼒を伸ばすための講義やワークショップ、リサーチを実施、会津の地⽅創⽣に向けて⾦融とアートが果たす役割を考え、実践していく計画です。将来的に、成功事例やノウハウを全国のみずほ地⽅⽀店へ展開することを展望しています。
■東京藝術⼤学の学⽣のアート作品でIR資料を飾るプロジェクト
東京藝術⼤学の学⽣によるアート作品を、株主・投資家向けのIR説明会資料の表紙にするプロジェクトです。第⼀弾として、本年11⽉の中間決算関連資料の表紙に、東京藝術⼤学⼤学院美術研究科デザイン専攻の学⽣が、〈みずほ〉のパーパス「ともに挑む。ともに実る。」をテーマに制作したデザインを採⽤しました。今回を⽪切りに、今後も各種IR資料をアートで彩ります。
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