東京大学医学部発のメディカル睡眠テックのACCELStars、独立行政法人日本貿易振興機構の「日 ASEAN におけるアジア DX 促進事業」に採択
⬛本事業の採択に際しての目的
「日 ASEAN におけるアジア DX 促進事業」は、デジタル技術を駆使して日ASEANの経済・社会課題解決を図る実証事業にかかる経費の一部を補助され、日本企業と現地企業との協働による実証事業を実施することで、日ASEANが一体となってデジタルイノベーションの社会実装を進めるとともに、日ASEANの経済産業協力関係を強化することを目的とされております。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.meti.go.jp/press/2023/12/20231212002/20231212002.html
https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2023/52933042979ca942.html
⬛シンガポール拠点おける睡眠計測による実証実験
シンガポールを拠点に、ACCELStarsの技術ならびに、睡眠計測サービスのスリープコンパス( https://sleep-compass.com/ )の実証実験として、開始して参ります。事業実施期間は、程なく締結される補助交付契約締結日〜2025 年 5 月 30 日とされる予定です。すでにシンガポール本拠地の協業パートナー候補とはMOU締結に向けて協議中です。
当サービスは日本では現在医療機関を通じて企業向け健康診断の追加検査として導入しております。端末を8日間装着していただき、腕の動きのパターンを捉えて睡眠の量・リズム・質や生活習慣を把握します。E-learningで睡眠に関するリテラシー向上も行ない、エビデンスに立脚した基準で睡眠を解析し、個人にカスタマイズした形で行動変容の提案を行う総合的に5段階評価されたレポートとしてフィードバックいたします。 すでに国内では株式会社ブリヂストンなど健康経営に関心の高い大手企業や久留米市、郡山市、熊本県などの自治体が実証実験に参加し、また、睡眠不足による業務上の事故を防ぎたい製造業や物流業が決まっており、健康経営・市民健康増進に関心が高い企業・自治体を対象にして2023年5月25日より提供開始しております。
今回のシンガポールでの実証実験では、対象機関は企業に限らず、個人も含めて測定いただきます。測定後は対面ガイダンスを通じて行動変容を促します。シンガポールは肥満・糖尿病・高血圧などが焦眉の社会課題となっており、行政も積極的な介入を試みている国です。睡眠と各種疾患の関係性についてすでにACCELStarsは検討も含めて70件以上の多くの共同研究を研究機関と進めておりますが、睡眠不足や睡眠の質の低下などが続くと、こうした肥満、血圧や血糖、コレステロールの数値が高くなり、糖尿病や脳卒中など心疾患発症のリスクが高くなると考えられています。睡眠を上手く活用することで、こうした社会課題の解決につなげたいと考えており、シンガポール拠点の協業パートナーとともに、睡眠と生活習慣病を主に睡眠測定や睡眠衛生指導を試行するとともに、日本国外の事業ポテンシャルを模索してまいります。
【会社概要】
株式会社ACCELStars(アクセルスターズ)
代表取締役 宮原 禎
設立日:2020 年 8 月 28日
本社所在地:〒839-0864 福岡県久留米市百年公園1-1
東京オフィス:〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1東京大学アントレプレナープラザ205
HP:https://www.accelstars.com/
宮原 禎(代表取締役 CEO)
リクルート(現リクルートホールディングス)でソフトウェア開発・事業開発に従事した後、会社経営を複数社経験。2015年からヘルスデータ・プラットフォーム社の立ち上げを行い、CEOとして現在、日本最大級のPHRサービスをゼロから成長をさせた。JMDCへ事業統合の後はグループの新規事業、マーケティングの責任者として、米国Fitbit社との独占提携を指揮。JMDC在籍当時から、睡眠領域へ興味を持ち、上田との出会いから2021年5月より現職。群馬県高崎市出身。
上田 泰己(創業者 / 取締役 CTO)
2004年、東京大学大学院医学系研究科修了。03年から理化学研究所チームリーダー等を経て13年より東京大学大学院医学系研究科教授。現在、東京大学大学院情報理工学研究科教授等を兼務。専門はシステムズ薬理学・睡眠。福岡県福岡市出身。
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