eSOLの新経営体制を発表
イーソル株式会社(本社:東京都中野区、以下eSOL)は、2025年3月28日付けで権藤正樹(ごんどうまさき)が、代表取締役社長 CEO兼CTOに就任したことを発表します。
権藤は、eSOL入社後に自社製OS開発エンジニアとしてキャリアをスタートし、当社のコア技術であるeT-Kernel™やeMCOS®をはじめとした主力製品の開発に従事し、更に世界的な自動車ソフトウェア標準化団体であるAUTOSARにおいて、日本においても数少ないアーキテクトとして活躍してきました。ビジネス面では、プロダクトマネジメントを15年前に全社導入し、テクノロジーとビジネスの両輪を牽引し、2022年よりソフトウェア事業の事業責任者として、当社創設以来初めてとなるソフト事業単体にて100億円を超える売上を達成し、経営面でも高い手腕を発揮してきました。
新体制においては、事業部制を廃し、本部制とすることでトップの事業への直接的な推進力を強化し、よりスピーディな事業判断を図ると共に、各取締役および執行役員とのリーダシップチームのもと、eSOL全員でOne Teamでの事業推進を実践していきます。
eSOLは今年で創立50年を迎え、権藤による新経営体制のもと、eSOLの企業ミッションである「私たちは、革新的なコンピュータテクノロジーによって、市場を創造し、社会を豊かにする」をグローバル規模で更に力強く推進していきます。
代表取締役社長 CEO兼CTOの就任にあたり、権藤は次のように述べています。
「eSOLは50年に渡り、日本のものづくりに関わるソフトウェア開発を積み重ねて参りました。これは一重に当社のお客様である大手メーカー様、パートナー様、そして今日に至るまでeSOLそのものを担ってきたeSOLメンバー全員のお陰です。この度、そのeSOLを率いる機会を頂いたことは、eSOLで30年に渡り共に闘ってきた私にとって大きな喜びであり、挑戦でもあります。今、日本のものづくり産業は大きな転換期を迎えています。ソフトウェアがパソコン、スマートフォン、クラウドを変革してきたように、今まさにその波が、ものづくりの世界に押し寄せています。ものづくり産業は日本の最大の砦です。これからの10年が勝負であり、eSOLは全力を尽くして貢献して行く所存です。来たる6/27(金)に当社のプライベートフォーラム「eSOL Technology Forum 2025」(東京カンファレンスセンター・品川)にて、この日本のものづくりの転換期をテーマに「日本のソフトウェアの現在地と向かうべき未来- the new SDV for Japan, for every vehicles -」と題して開催します。是非皆様にお越し頂き、お会い出来る事を楽しみにしております。」
権藤正樹の略歴
1996年9月 エルグ株式会社(現当社)入社
2010年1月 当社技術戦略室長
2012年1月 当社技術本部長
2017年3月 当社取締役技術本部長
2022年1月 当社取締役ソフトウェア事業部長
2022年3月 当社専務取締役ソフトウェア事業部長
2025年1月 当社専務取締役CTO
2025年3月 当社代表取締役社長CEO兼CTO
権藤正樹の写真ダウンロード
https://www.esol.co.jp/uploaded/press/Masaki_Gondo_20250328.jpg

■ 補足資料
eSOLについて
eSOLは、革新的なコンピュータテクノロジーによって安全で優れたコネクテッド社会の実現に貢献することを目指す、組込みシステムとエッジコンピューティング分野のグローバルなリーディングカンパニーです。eSOL独自のマルチカーネルテクノロジー(特許取得)によって開発されたeMCOS®リアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)を中核とし、プラットフォーム、OS、アプリケーションの各層と、ツールチェーン、プロセスまでをトータルに提供する”Full Stack Engineering”でお客様のソフトウェア開発を支援します。eSOLの技術および高性能でスケーラブルなソフトウェアプラットフォーム製品と優れたプロフェッショナルサービスは、厳格な品質、安全性、セキュリティ基準が求められる車載システムをはじめ、FA、人工衛星、医療機器およびデジタル家電を含むあらゆる組込みアプリケーションの分野において世界中で採用されています。最先端の自社製品の研究・開発や、主要メーカーや大学機関との共同研究に加え、AUTOSAR、Autoware、マルチ・メニーコア技術の標準化活動を積極的に進めています。2025年5月に創業50周年をむかえ、東京証券取引所スタンダード市場に上場しています。(証券コード:4420)
▽ eSOL 会社情報:https://www.esol.co.jp
* Autowareは、自動運転のためにROS/ROS 2上に構築されたオープンソースソフトウェアです。
* イーソル、イーソル株式会社、eSOL、eMCOSおよびeT-Kernelは、イーソル株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載された会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
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