【ライブコマース利用実態調査結果レポート】55歳以上の利用者数割合が昨年の2倍に!より身近になったライブコマースのショッピングにはUXが求められるように。
ライブコマース事務所「セレスト」運営のチャンネル視聴者961名へのアンケートより
日本におけるライブコマースのインフラ化を目指し、ライブコマース事業を展開する株式会社Cellest(本社:大阪府大阪市、代表取締役CEO:佐々木 宏志、以下当社)は、当社が運営するライブコマース専門事務所「セレスト」所属のライブコマーサー「ぞうねこちゃんねる」・「アヒルのライブマーケット」の視聴者(有効回答者数:961名)を対象に、昨年に引き続き「ライブコマースの利用実態」に関するアンケート調査を実施しました。
調査の結果、昨年と比較して、45歳以上の利用者が増加、中でも55歳以上の利用者が約2倍に増加。ライブコマースでのショッピングに求めるものが、配信者との交流だけではなく、満足いく商品知識の獲得やお得感など、単なるお買い物以上の体験(UX)をより強く求める傾向へと変化していることがわかりました。
■アンケート調査概要
当社が運営するライブコマース専門事務所「セレスト」に所属する国内トップクラスの販売実績を誇るライブコマーサー「ぞうねこちゃんねる」と、L~3Lサイズのアパレルを専門的に販売するライブコマーサー「アヒルのライブマーケット」の視聴者を対象に、「ライブコマースの利用実態」に関するアンケート調査を行いました。
現状のライブコマース利用者層がどういった方たちなのかを把握するのと同時に、昨年と比較してライブコマース利用者層がどのように変容しているかが明らかになりました。
■アンケート調査詳細
調査方法:自社調査(Webアンケート)
調査対象:「ぞうねこちゃんねる」・「アヒルのライブマーケット」ライブ配信視聴者(有効回答数:961名)
調査時期:2024年8月28日~2024年9月4日
アンケート回答者:女性945名・男性4名・無回答12名
※本リリースの調査結果や分析をご掲載いただく際には「株式会社Cellest調べ」とご記載ください。
※グラフ内の各割合は全体に占める回答者の実数に基づき算出し、四捨五入で表記しています。そのため各割合の合計は必ずしも100%とならない場合がございます。
■アンケート調査結果
1)昨年と比較した際に、45~54歳、55歳以上が大幅に増加。特に55歳以上は昨年比で約2倍に拡大。
<年齢について>
<職業について>
35歳以上の利用者割合が73.0%から79.4%にアップ。内訳としては45歳以上の利用者が増え、中でも55歳以上の視聴層が約2倍に拡大しています。
職業に関しては、昨年と比較した場合に大きく変化した層はありませんでしたが、会社員、会社役員、公務員、自営業・個人事業の層がそれぞれ昨年よりポイントアップ。
昨年時点で既にライブコマースの利用者層は10代・20代よりも30代以上の金銭的余裕のある方が多いことが分かっていましたが、本年はその傾向がより顕著になっています。
これらのことから、ライブコマースを通して高額商品やミドル・シニア世代向けの商品を販売してもご購入いただけることがわかります。
2)ECモール利用者のライブコマース利用が大幅増加。ライブコマースがより身近な存在へ。
<ライブコマース以外に普段利用するもの>
<ライブコマース以外に普段利用するもの(2024年データを年齢別に比較)>
回答者全体の86.9%がECモール利用者であり、昨年と比較しても30%以上ポイントをアップ。EC利用者にとってライブコマースが身近になっていて、切っても切り離せない販売手法のひとつになっていることがわかりました。
また、テレビショッピング利用者のライブコマース利用が1.7%から4.3%と相対的にアップしています。これは利用者の年齢層が上がった(特に55歳以上の方が倍以上に増えたことに起因)ことによるものであることが年齢別比較することで明らかとなりました。このことからライブコマースはテレビショッピング利用者とも親和性が高いと考えられる結果となりました。
3)ライブコマースでのショッピングから単なる買い物以上の体験(UX)を求めている
<ライブコマースの視聴理由>
<ライブコマースで商品を購入する際の重要な要素>
ライブコマースの視聴理由では、「割引やセール」が39.5%から51.1%に、「知識やスキルを得たい」が13.2%から23.3%と大幅増加。
商品を購入する際の重要な要素としては、「商品の詳細を確認できる」や「不明点・疑問点を確認できる」は変わらず求められており、「場所・時間に関係なく買い物ができる」・「お店よりもお得に買える」はそれぞれポイントをアップしています。
これらのことより、ライブコマースならではのお得体験・便利体験、商品知識を得られる知識体験など、単なるお買い物以上の体験(UX)がより重要になっていると考えられます。
■まとめ
ライブコマースは年齢問わず幅広い方にとって、お買い物方法の一つとして定着していることがわかりました。定着化が進む=ライブコマースがどんなものであるかの理解度が進むということでもあり、商品をご購入されるお客様から求められるものは変容していきます。
以前までのライブコマースはコマーサー(配信者)との交流を楽しむもの、商品の詳細や疑問点を解消するものという要素が満たされていれば顧客満足度を高められたかもしれませんが、これからはさらにライブコマースでしか得られないお得・便利・知識体験などが求められるようになっていきます。
お得感を高めるためには仕入れや発送段階でのコストコントロールが必要になり、便利感を高めるには商品発送の迅速化や配信時間や配信者の多様化が求められます。また知識体験などはライブコマーサーがよりプロフェッショナルにならなければならず、そのためのコマーサー教育が重要となります。
求められるものが増えていく中で、ノウハウを積み重ね、期待に応えていくことが肝要です。
日本のライブコマースを担う事業者として、また、ライブコマースのインフラ化を目指す企業として、当社が発表するこれらのデータが、業界全体のノウハウを積み重ねていく際の参考として役立つことを期待します。
■結果レポート頒布中!
結果レポートではこれまで紹介した項目のほかにも下記のような項目のデータを掲載しています。
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家族構成
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ライブコマースをいつ視聴するか(曜日・時間帯)
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視聴時間の長さ
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どんな種類の商品を購入するか
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ライブコマースで商品を購入する頻度
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一か月にライブコマースで使う金額
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ライブコマース配信の視聴をやめる理由
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商品を購入する際に躊躇する理由
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ライブコマースについて不満や不便に感じる店
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ライブコマースでトラブルを経験したことは?
結果レポートは以下のフォームをご記入いただきダウンロードください。
https://forms.gle/Kk95BAyE5838JUwk7
■「ライブコマースのインフラ化を目指す」株式会社Cellestとは
当社は、ライブコマースのインフラ化を目指すスタートアップ企業です。
ライブを見ながらその場で買い物ができるライブコマース専用のECモールアプリ「WABE」や、ライブコマーサーのプロデュースとマネジメントを行うライブコマース専門事務所「セレスト」などのサービスを展開しています。
ライブコマースのインフラ化を実現する事で、これまで実店舗でしか味わえなかったワクワクする購入体験を全国どこからでも楽しめるようになります。
■会社概要
会社名:株式会社Cellest
住所:大阪府大阪市中央区久太郎町3-3-8 カラバサ本社ビル6階
設立:2019年7月31日
代表者:佐々木宏志
事業内容:ライブコマース専門事務所・ライブコマースプラットフォーム事業
事業URL:https://cellest.co.jp/
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