ZEISSの非接触3D測定機器 「ARAMIS 1」および「ScanPort」を取り扱い開始

丸紅I-DIGIO

丸紅I-DIGIOグループ・製造ソリューションセグメント(セグメントCEO:佐藤 由浩)の丸紅情報システムズ株式会社(代表取締役社長:佐藤 由浩 以下、MSYS)は、Carl Zeiss GOM Metrology GmbH(以下、ZEISS)の非接触3D測定機器「ARAMIS 1(アラミス ワン)」および「ScanPort(スキャンポート)」の取り扱いを開始します。

ZEISSは、ひずみや挙動などの動的な三次元変形計測をリアルタイムで行うARAMIS(アラミス)システムと、主に製造業で加工物(静止物)の寸法や形状の詳細計測に用いられる3DスキャナATOS(エイトス)シリーズの2種類の非接触光学式(カメラ式)3D測定機をラインアップしており、ARAMIS 1とScanPortは各製品群の新製品です。

【三次元変形計測システム ARAMIS 1】

製品開発における部品の評価試験や製造過程での部品の変形予測にはCAE解析などのシミュレーション技術が用いられますが、ARAMISシリーズによる3D全領域分布計測を用いることで、実物の変形状態を解析し、その妥当性を確認することが可能です。ARAMIS 1はARAMISシリーズのエントリークラスとして、高機能なハードウェア、ソフトウェアをパッケージで提供します。

【3軸自動測定システム ScanPort】

ScanPortは3Dスキャナの3軸自動測定を実現する半自動3D形状計測システムです。上位機種の「ScanBox(スキャンボックス)」や「ScanCobot(スキャンコボット)」と比べてコンパクトなシステムで、卓上でも運用可能な機動性と柔軟性を備えています。

MSYSは、1999年より国内総代理店としてATOSシリーズを中心に製造業での3Dスキャナ活用を推進してきました。自動車、航空宇宙、重電、一般消費財などの製造業での活用に加えて、屋内外での工場設備の補修・メンテナンス用途や文化財、ヘルスケアなど3Dスキャンの活用可能性を広げています。

MSYSは、2025年9月10日から東京ビッグサイトで開催される測定計測展/Measuring Technology Expo 2025に国内で初めてARAMIS 1の実機を出展します。ぜひ展示会場で実機をご覧ください。

ARAMIS 1製品サイト:https://www.marubeni-idigio.com/insight-hub/lp-zeiss-aramis1/

ARAMISシリーズ製品サイト:https://www.marubeni-sys.com/gom/metrology-systems/aramis/

ScanPort製品サイト:https://www.marubeni-idigio.com/insight-hub/lp-zeiss-scanport/

ARAMIS 1仕様

カメラ解像度

2,472 × 2,064 pixels

最高フレームレート

50fps @ 2,472 × 2,064 pixels
100fps @ 2,472 × 1,024 pixels
150fps @ 2,472 × 512 pixels

測定範囲/縦×横

50㎜ × 40㎜ ~ 500㎜ × 425㎜

ScanPort仕様

光源

ブルーライトテクノロジー

センサー画素数

最大1,200万画素

測定範囲

最大500㎜ × 300㎜

点間距離

最大0.03㎜

測定対象物の最大重量

20㎏

重量

約22㎏(モジュラーコンセプト:最も重い部分は11㎏)

寸法

550㎜ × 725㎜ × 180㎜

インターフェース

USB 2.0

電源

AC100 ~ 240V、50/60Hz

オペレーティングシステム

Windows 11

ソフトウェア

ZEISS INSPECT

【出展展示会詳細】

測定計測展/Measuring Technology Expo 2025

開催日時:2025年09月10日(水)~2025年09月12日(金)

出展内容:https://www.marubeni-sys.com/event/article/event20250910.html

【Carl Zeiss GOM Metrology GmbHについて】

Carl Zeiss GOM Metrologyは、工業用3D座標測定技術、3D X線CT(コンピュータ断層撮影)及び3Dテスティングを専門としています。Carl Zeiss GOM Metrologyは手動及び自動3D形状測定の機器や評価ソフトウェアの製品開発、製造、世界各地での販売、トレーニングおよび専門的なサポートすべてを提供します。世界中の自動車、航空宇宙、発電や一般消費財等の業界において17,000台以上のシステムが導入されています。世界60拠点、1,200名以上の計測スペシャリストにより、Carl Zeiss GOM Metrologyは最先端のアドバイスとサービスを保証します。2019年Carl Zeiss GOM MetrologyはZEISSグループの一員となり、光学計測部門のCenter of Excellenceを形成しています。50カ国、31,000名以上の従業員を擁し、年間売上75億ユーロを超えるZEISSグループは光学とオプトエレクトロニクスの分野で事業を展開する国際的にも有数のテクノロジー企業です。

【丸紅I-DIGIOグループについて】

丸紅I-DIGIOグループは、丸紅株式会社のICT領域における事業会社グループとして、以下の4事業セグメントに注力し、商社の強みである幅広い顧客基盤とネットワークを生かした成長戦略を推進しています。

製造ソリューションセグメント:製造業向けソリューション

流通・産業ソリューションセグメント:システム開発およびコンタクトセンターソリューション

デジタルソリューションセグメント:ネットワーク・ストレージ・クラウド・セキュリティ領域のソリューション

IT基盤サービスセグメント:IT基盤領域の設計・構築・運用

ホームページ: https://www.marubeni-idigio.com/

<お問い合わせ先(プレス関係者窓口)>

丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社

管理本部 マーケティング&コミュニケーション部 広報課

〒112-0004東京都文京区後楽2丁目6番1号 住友不動産飯田橋ファーストタワー

電話:03-4243-4040

<製品に関するお問い合わせ>

丸紅I-DIGIOグループ 製造ソリューションセグメント

製造ソリューション事業本部 計測製造ソリューション営業部
電話:03-4243-4141

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会社概要

URL
https://www.marubeni-idigio.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区後楽2-6-1 住友不動産飯田橋ファーストタワー
電話番号
03-4512-3700
代表者名
佐藤 由浩
上場
未上場
資本金
3億1000万円
設立
2023年04月