【新技術】特殊印刷製法を用いた透かし模様入りのトイレットペーパーを開発。特許を出願しました。
〜プリントトイレットロールにさらなる付加価値を追求〜
丸富製紙株式会社(本社:静岡県富士市、社長:佐野 武男、以下:当社)は、主力商品カテゴリーのひとつであるプリントトイレットロール分野において、新しい特殊印刷製法を採用した、透かし模様入りのトイレットペーパーを開発。特許を出願いたしました。
家庭紙メーカーである丸富製紙株式会社は、和紙のような透かし模様が表現できる、新しいプリントトイレットペーパーを開発いたしました。(特許出願中:特許番号2020-74034)
・プリント入りトイレットペーパーは丸富製紙の主力商品ジャンルであり、今後も市場での成長が見込められる伸長カテゴリー。
・現在、当社では、カラー(1色~3色)インクを使用した花柄やキャラクターものなど、お客様の普段の生活に楽しさと上質さをお届けできるような付加価値商品を展開している。
◆ 現状のプリントロールについて
・有色プリントだと、拭き取り時の健康状態の確認がしづらく、また色によっては誤解を生みやすい問題がある。
・トイレットペーパーは“白さ”にこだわり、また、一部で華やかなものを苦手に感じる方も多くいらっしゃる。
◆ 新しい表現
・透かし和紙のように透かし製法で模様を表現するには生産効率が悪い。
・白い紙に白インクで印刷を表現することは従来不可能である。
→そこで、透かし和紙の模様のように、白い紙にも映える特殊印刷製法を生み出せないか、と開発に着手。
◆ 従来にない白インクのプリントロールを作製
(1) 透かし模様風なプリントを表現するためインク内に含まれる顔料や粘度の調整を実施。
(2) 透かし模様が白い紙でも見えやすいよう、叩解度等の原紙スペックで印刷部分の不透明度を調整。
当社では、この印刷技術を用いて、家庭用から業務用まで幅広いジャンルにわたった商品展開を予定しており、新しいジャンルの「透かし模様プリントロール」として、お客様のライフスタイルをより楽しく、豊かにご提案できるような商品をお届けしたいと考えております。
また、バイオマス含有率の引き上げを検討し、サステナブルな社会の構築にむけた環境配慮型製品の開発にも注力してまいります。
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