ファストドクター、神奈川県横浜市で新型コロナ自宅療養者への医療支援を開始
■ 背景
先の第5波では、急激な患者の発生で病床のひっ迫が進み、⼊院すべき患者が⾃宅療養を余儀なくされるケースが増加する中で、夜間・休⽇は対応できる医療機関が特に少ないことから、発熱や呼吸苦などの症状を抱えながら受診先が⾒つからずに救急⾞を要請するケースもあり、自宅で酸素投与等も含めた医療的な支援を開始できる体制が求められてきました。この度、ファストドクターは、これまで他自治体との連携により⾃宅療養者へのオンライン診療・往診・健康観察を行ってきた経験を活かし、横浜市からの受託事業として、自宅で療養するコロナ患者へのオンライン診療・往診を行います。
■ 概要
① 電話相談
自宅療養中の過ごし方や療養中の不安に対して、看護師が電話での助言を実施します。
② 救急オンライン診療
医師がテレビ電話で診察します。処方薬は翌日までに宅配され、患者は外出しなくても薬を受け取る事ができます。医師が対面診療の必要性を認めた場合は、速やかに往診チームと連携します。
③ 救急往診
医師が自宅へ訪問し、診察・検査・処方を行います。必要に応じて、在宅での酸素投与やステロイドの投与等で入院までの肺炎治療を行います。
④ 健康観察
オンライン診療・往診時に、医師がその後の経過観察が必要と判断した場合、ファストドクター内の健康観察センターに常駐する看護師が、1日最大8回の健康観察架電を行います。体調悪化の際には速やかに医師と連携し、適切な治療や療養指導を行います。
■ 対応時間
平日:19時〜翌0時
土日祝:06時〜翌06時
■ 対応地域
横浜市港北区、順次拡大予定
本連携によるメリット本連携により、神奈川県横浜市の自宅療養者は、夜間・休⽇においても医師・看護師による相談・オンライン診療・往診を受けることができ、自宅でも適切に処方・酸素投与等の医療的な支援を受けることができます。市民の皆さまが安全に療養生活を送ることができる環境と、医師の判断による真に必要な救急要請を可能にすることで、保健所や病院等のスタッフの負担軽減を目指します。
※医療相談を含む医療行為はファストドクターが提携する医療機関所属の医師によって行われ、 ファストドクターが医療行為を行うものではありません。
【ファストドクター株式会社】
ファストドクター株式会社は、患者さんと医療機関をつなぐ時間外救急プラットフォーム「ファストドクター」を提供しています。2040年に向けて高齢者人口が増加する都市部(東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・奈良)を中心に、年間7万件の救急相談・救急オンライン診療・救急往診・フォローアップといった、自宅に居ながら安心して診療が受けられる環境を実現し、通院が難しい患者さんの救急受診を支援してまいります。さらに、地域の医療機関との連携で、時間外のかかりつけ医機能の強化や、患者さんのかかり方の適正化を推進してまいります。
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ファストドクターについては、下記をご参考ください。
「ファストドクターが目指す未来」 https://youtu.be/rde2w5UXhQU
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所在地:〒160-0014 東京都新宿区内藤町1 ガーデンクロス新宿御苑3F
設立:2016年8月
代表者:菊池 亮(医師)・水野 敬志
URL:https://www.fastdoctor.co.jp/
【本件に関するお問合せ】
ファストドクター株式会社 広報 田島めぐみ
E-mail:pr@fastdoctor.jp
Tel: 090-7843-9782
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